ハリコン江原正士さんトークイベントまとめ

Jun H @zinc_3520

ハリコン江原正士さんトークイベント(1) 吹替えの演技は、俳優の口の開き方、ストレスポイント、セリフの長さに注意している。それに合わせてセリフを言う。早くセリフが言い終われば、役に合うアドリブを入れることもある。いつもアドリブを入れている訳ではないんですよ(笑)と笑顔の江原さん。

Jun H @zinc_3520

ハリコン江原正士さんトークイベント(2) 吹替えは、その国ごとに意味の通じるようセリフの言葉やニュアンスを変えて、日本なら日本語台本を改めて作成する。つまり、吹替えはメイド・イン・ジャパン！収録は1つの作品で丸一日費やす。リハ・最終リハ・本番という流れで、NG部分は後で収録する。

Jun H @zinc_3520

ハリコン江原正士さんトークイベント(3) 長時間収録だったのは『ダ・ヴィンチ・コード』朝から24時頃まで。スタッフにタクシー呼びましょうか？と聞かれるも、終電間に合うから電車で帰りまぁ～す！と、集中力の必要な収録を終えハイテンションで帰宅されたという。大ベテランなのに謙虚で感動。

Jun H @zinc_3520

ハリコン江原正士さんトークイベント(4) 『スピード』は順調に収録を終えたが、同時に音響を収録していたベテランの栗林さんが出来に不満げだった。もっとうまくできたのに、と。しかし、出来上がった作品を鑑賞するとライブ感がとても良かった。そして僕の唯一のキアヌ・リーブス吹替えです(笑)

Jun H @zinc_3520

ハリコン江原正士さんトークイベント(5) 収録後、オンエアは基本的に観ない。収録時の演技よりもリハの方がうまく演じたられたのに…など反省点ばかり浮かんでくるので、すぐには観られない。ほとぼりが冷めてから観ると、結構良いじゃん！と思うこともあれば、やっぱりダメだなぁと思うことも。

Jun H @zinc_3520

ハリコン江原正士さんトークイベント(6) 『ターミネーター』T-1000はセリフが少なく演じるのが難しかった。目力が印象的だったため、全身から言葉が発せられるよう工夫した。収録には朝から参加して雰囲気に馴染むようにした。主役の玄田さんにエールを(同時にプレッシャーも)送っていた。

Jun H @zinc_3520

ハリコン江原正士さんトークイベント(7) 『エース・ベンチュラ』ジム・キャリーの表情に驚き、演技に試行錯誤した。『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』ボンド役ピアース・ブロスナンの演技や《ボンド》を意識し硬質な演技をしたが、放映後批判的な意見もあった。真摯に受け止める姿勢が素敵です

Jun H @zinc_3520

ハリコン江原正士さんトークイベント(8) 『セント・オブ・ウーマン／夢の香り』主役のアル・パチーノが野沢那智さんだった。彼と交流する大学生役に決まり、ディレクターに年を重ねている自分が演じていいのだろうかと確認したら、大学生が演じたらただの子供になる。と助言され胸にストンと落ちた

Jun H @zinc_3520

ハリコン江原正士さんトークイベント(9) 効果音MEは入れない指示がない限り入れている。ばっさり編集されることもある。キス音はこうやって出すんですよ、と手の甲にキスをしてみせる（仕草だけで音は出されなかったが、そうでなかったらあの場の女性全員が悶絶していたと思う）どきどきしました

Jun H @zinc_3520

ハリコン江原正士さんトークイベント(10) 最後の挨拶を「吹替えを、吹替えをどうぞよろしくお願いします」と選挙演説風に締めくくった江原さん。気さくで優しく、映画の話題は鮮明にお話してくださいました。その魅力に、より一層惹き付けられました。貴重なお話をどうもありがとうございました！