翁長沖縄県知事と中谷防衛相会談から考えたこと。

twitterの連投が長くなったのでまとめました。10年前、初めて辺野古を訪れて以来考え続けてきたことも含め、色々書きました。ご笑覧いただけましたら幸いです。
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synchro @synchro_toccata
翁長知事の言葉は本当に重みがある。日本のすべての人に、しっかり読んでもらいたいです。 中谷防衛相と翁長知事会談 発言全文(公開部分) | 沖縄タイムス+プラス okinawatimes.co.jp/article.php?id… @theokinawatimesさんから
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翁長知事:「あらためて言うが、沖縄は自ら基地を提供したことは一度もない。戦後、米国に銃剣とブルドーザーで強制的に接収され、今日に至っている。海兵隊ももともと沖縄に居たわけではない。本土に居たのが60~70年前に沖縄に移ってきた。」
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「自ら奪い、普天間基地が老朽化したから、世界一危険になったから、新辺野古基地に移設する。嫌なら代替案を沖縄側が出せと言う。この考え方のどこに自由と民主主義、人権という価値観を共有する国々との約束を実現する資格があるのかどうか。沖縄の視点から強く感じている。」
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「日米安保体制、日米同盟はもっと品格がある、世界に冠たる、誇れるものであってほしいと心から願っている。」 翁長さん、応援しています。
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翁長知事の凄いところの一つに、官房長官、首相、防衛相との会談でいずれも、至極率直に辺野古新基地拒否を伝えつつ、「日米安保自体は否定しない」ということも伝える、という手法にある。「反対ばかり言っている」という旧来依然たる批判をかわすことができるし、なによりも、
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翁長さんはつまり、「日米安保体制が大事なのは私もわかる。大事なのならば日本国民全員の問題でしょ?解決に動くべきは日本国政府でしょ?」と突きつけているのである。「基地いらない」という理想論ではなく、「これ以上は実際に無理である」というリアリズムを突きつけている。
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こうなるともう東京(政府)は何も言えなくなる。翁長さんが言っていることは嘘偽りの全くない史実・事実であり、明らかに自分たち東京がおかしいことに嫌という程向き合わざるを得ないからだ。自己肯定のしようのないところまで追い込まれる。たとえそれが一瞬の心理的圧迫でも。
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一方で、それが一瞬で終わり、そして結局は「粛々と」海保に暴力を使わせ、命の海を破壊し、人権を蹂躙し、自然を冒瀆し、辺野古新基地建設を続けるのであれば、なんの改善にもなっていかない。
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今の政府はあまりにも、無自覚、無感覚、無寛容である。心がない。しかしそれについては村上春樹さんがエルサレム賞受賞演説「壁と卵」で「システム」と表現したように、古今東西そういう性質を内包せざるを得ないものである。権力とはそういうもの。
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翁長さんは今回、冒頭でこう述べた。 「先月は菅官房長官、安倍総理大臣とお会いし、いろんな話し合いをさせていただいた。本土の方々に大変注目していただき、中央メディアの世論調査で平均して10%ぐらいの差で辺野古新基地に反対が示され、本土の理解が深まったことに意を強くしている。」
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確かにこのところの世論調査や「辺野古基金」がすで2億円にのぼり、うち7割が県外からの寄付であることなどを見ていて、潮目が変わってきたような感覚を覚え始めていたところだ。沖縄からの発信は、ようやく日本全国に届き始めている。本当にようやく、という思いがある。そして、
synchro @synchro_toccata
「ようやく」になったのは、すべからく本土側のあまりの無自覚、無関心によるものだった。僕は10年前から自分なりに辺野古と向き合い、こちらで伝えることを続けてきたつもりだが、その経験の中で、いかに東京に伝えることが「暖簾に腕押し」のようなことかを感じてきた。
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報道も十分に伝えて来なかった。僕はこれまで何度も「沖縄と鹿児島の間の海には、"見えない壁"があり、その壁の向こう側からこちら側には情報が伝わってこない。完全な断絶がある」と言ってきた。しかし今、その壁を乗り越え、断絶を繋ぐ回路が少しずつ作られてきている感もある。
synchro @synchro_toccata
これを不可逆的な確かなものにしなければならない。「辺野古基金」の共同代表になることを決心した宮崎駿さんは、「沖縄の人たちがそういう覚悟をするなら、支援するしかないと思いました」と述べた。本土の僕らは、この言葉を共有すべき。
synchro @synchro_toccata
戦後70年。沖縄戦から70年。あまりに長い月日が流れた。いい加減そろそろ気付くべき時である。安保法制・集団的自衛権もしかり、自由や民主主義を問う国民的議論が広く展開されなければならない。私たちは今、ようやくそのスタートラインに立てたのではないか。拙速な法案審議は不毛である。(了)

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