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ビートルズを基準に考えると間違えるマルチトラックレコーディングの歴史

『スタジオの音が聴こえる』リリース1ヶ月まえカウントダウン的まとめ第2弾
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まとめ 「音楽と場所の関係って、すご~くテキトーに語られてきた」 『スタジオの音が聴こえる』リリース1ヶ月まえカウントダウンみたいなまとめか? 1163 pv 6
kentarotakahashi @kentarotakahash

? 70年なら16ch録音はもう珍しくない。24chもすでにあった。QT @utsunomiaa_com 2206h 70年以前、マルチレコーディングという発想は、音楽録音制作の分野ではきわめて希薄で、レコード会社自体は否定的に考えていた。

2015-05-10 08:22:52
kentarotakahashi @kentarotakahash

ビートルズは遅れていたから、基準にならない。QT @utsunomiaa_com 220Ah 60年代までの音楽制作分野では、このマルチトラックよりも、トラック幅をバーンととり、高ダイナミックスが得られればそれでよく、各パートをバラで録るなどという発想はビートルズ以前では希薄。

2015-05-10 08:24:49
kentarotakahashi @kentarotakahash

これが正しい。保守的なEMIの、頑迷な技術者達に囲まれて、レコーディングしていたのがビートルズ。ゆえに、彼らはマルチトラック化も遅く、若いエンジニア達と実験的な録音をしている他のバンドに羨望を向けていた。 twitter.com/cQ_Q/status/59…

2015-05-10 08:28:11
kentarotakahashi @kentarotakahash

EMIだけがレコード会社ではない。当然、マルチトラック化に積極的なレコード会社もあった。イギリスならアイランド。アメリカならアトランティックなど。巨大メジャーは組織的な必然として、対応が遅かったということ。 twitter.com/utsunomiaa_com…

2015-05-10 08:34:30
kentarotakahashi @kentarotakahash

ビートルズを基準に、レコーディングの歴史を語ろうとすると、間違うよ。ビートルズも(あるいはビーチ・ボーイズも)最先端の環境でレコーディングしていた訳ではないのだから。日本でいえば、NHKでレコーディングしていたようなものだ。資金は潤沢だが、手法は保守的で規則ばかり多い。

2015-05-10 08:40:58
kentarotakahashi @kentarotakahash

もちlん、そういう保守的なレコーディング環境にも良さはあるけれどね。

2015-05-10 08:42:18
kentarotakahashi @kentarotakahash

多重録音(というかリミックスというか)は、1920年代の終わりにはすでに行われています。サンレコの連載の半年後くらいに、そこに到達します。 twitter.com/h_sadanari/sta…

2015-05-10 09:24:43
サダナリヒロシ @h_sadanari

@kentarotakahash @utsunomiaa_com The Millenniumの”Begin”が68年でしたね。ポップス初の16Tr。68、69年が16Tr勃興期になってBS&Tとかデッドとか軒並み16で録ってますね。ザッパも16かな。

2015-05-10 09:00:40
kentarotakahashi @kentarotakahash

S&Gの『ブックエンド』が先という話もありますが、どうなんでしょう? QT @h_sadanari @kentarotakahash @utsunomiaa_com The Millenniumの”Begin”が68年でしたね。ポップス初の16Tr。68、69年が16Tr勃興期

2015-05-10 09:27:37
kentarotakahashi @kentarotakahash

ここには『ブックエンド』は8トラック、ロイ・ハリーは「ボクサー」で16トラックをやった、言っている人がいるな。そっちの方が正しそうか。forums.stevehoffman.tv/threads/what-w… @h_sadanari @utsunomiaa_com

2015-05-10 09:31:57
kentarotakahashi @kentarotakahash

アンペックスが最初の16トラック・レコーダーを作ったのが1966年。この年、ドルビーのノイズ・リダクションも世に出ている。1968年になると、アンペックスのMM-1000が広く販売されるので、あちこちで16トラック録音は始まる。でも、それ以前の検証は難しいなあ。

2015-05-10 09:42:10
kentarotakahashi @kentarotakahash

ミレニウムの『ビギン』は、8トラック・レコーダー2台の同期で、16トラックにしていたようだ。シグマ・サウンドなどは1968年夏の開設時点で、スカリーの8トラック2台同期で16トラックにしていたようだから、すでに、このテクニックはポピュラーだったっぽい。

2015-05-10 09:45:15
kentarotakahashi @kentarotakahash

なぜ、ビートルズを指標にレコード産業全体を考えるのですか? QT @utsunomiaa_com @kentarotakahash ターニングポイント(Let it be)の'70年まで⇒あまりに時間がかかりすぎています。これはレコード産業全体としてあまり関心がなかったと〜

2015-05-10 17:12:50
kentarotakahashi @kentarotakahash

多重録音の歴史は、1928年まで遡ります。最初に成功したのはRCAビクター。英国でも1932年にEMIがやっています。皮肉なことに、アビイ・ロード・スタジオで。開設当初はそこは実験精神に富んだ場所だったのです。ビートルズの頃には保守化していましたが。@utsunomiaa_com

2015-05-10 17:19:06
kentarotakahashi @kentarotakahash

アメリカのレコード業界では、1958年にはアトランティックが8トラック録音を始めています。アトランティックの音の良さは大きな評判となり、コースターズ、レイ・チャールズらがヒット曲を連発します。ビートルズのデビューのはるか前ですね。@utsunomiaa_com

2015-05-10 17:28:14
kentarotakahashi @kentarotakahash

ビートルズはいつまで経ってもレコーダーは4トラック、ミキシング・コンソールは真空管。そういう環境でやらねばならなかった。イギリスはアメリカよりも遅れていたし、その中でもビートルズは遅れていた。他のバンドのスタジオを覗いては、羨んでいた。@utsunomiaa_com

2015-05-10 17:34:14
kentarotakahashi @kentarotakahash

何事にも保守勢力と革新勢力がいます。とりわけ、ポップ・ミュージック産業においては、新しいことをやって台頭してくる人達が常にいます。対して、ビートルズは(たぶん彼ら自身の望みに反して、こと録音環境に関しては)、保守勢力に取り込まれている存在でした。 @utsunomiaa_com

2015-05-10 17:45:24
kentarotakahashi @kentarotakahash

そこをふまえずに、「70年(Let It Be)以前、マルチレコーディングという発想は、音楽録音制作の分野ではきわめて希薄」などと言うのは、全体像が見えていないということです。 @utsunomiaa_com

2015-05-10 17:48:19

トライデント・スタジオ

kentarotakahashi @kentarotakahash

ちなみに、ビートルズが最初に8トラック・レコーダーを使ったのは1968年の「ヘイ・ジュード」のはず。これはアビイ・ロードではなく、トライデント・スタジオ録音。きっかけはジェイムズ・テイラーのアップルからのデビュー盤の録音で、ポールがベースを弾きに来たこと。

2015-05-10 17:56:01
kentarotakahashi @kentarotakahash

すると、そこではアンペックスの8トラック・レコーダーがドルビーのノイズ・リダクションをつけて、動いていたのだ。それを見たポールはトライデントでレコーディングしたくなった。

2015-05-10 18:03:03
kentarotakahashi @kentarotakahash

こないだツイートしたコレは、その1968年のトライデント・スタジオでのジェイムズ・テイラー。でも、このヴィデオはピッチがおかしい。 James Taylor - Something In The Way She Moves youtube.com/watch?v=OZ_blB…

2015-05-10 18:05:13
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コメント

もうれつ先生 @discusao 2015年5月10日
まとめを更新しました。「トライデント・スタジオ」を追加
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