ベースになったついのべ作品と、それに対するついりみっくす作品の順でまとめています。作品それぞれとキーワードに着色しました。なお前回のまとめは こちら です。
#twnovel 怪獣がホームステイにやって来た。人間の文化を知りたいと、いっしょにごはんを作ったり、テレビを見たりしている間に仲良くなって、明日はもうお別れというしんみりした夜、実は地球侵略の調査だったのだと告白してくれた。でももう来ないよと言われて、涙が溢れて止まらなかった。
2015-05-09 23:22:30地球を侵略すべく、まずは事前調査の為にホームステイすることにした。するとどうだ。ごはんは美味しいし、テレビは奇怪ながらもおもしろいし、街並みは美しい。こんな素晴らしい星を侵略してしまってよいのか?なにも知らずに親切にしてくれる地球人に胸が痛む。 @23novel #twremix
2015-05-09 23:24:26気が付いたら一緒に暮らしていました。二人とも殆ど話もせずに長い年月を過ごしました。あなたが宇宙人で、私が誰かさんのクローン。言葉は判らないし身振り手振りでもちんぷんかんぷん。でもあなたが星に帰る時が来て初めてわかりました。「あなたを愛しています」@23novel #twremix
2015-05-09 23:33:42@23novel #twremix 「…というおとぎ話でした」「ねぇねぇ続きはー?」「続きはまた明日。おやすみ」孫たちをベッドに行かせ、一人になり古いアルバムを取り出した。本当におとぎ話のようだったよ。そこには涙によってヨレヨレになった写真が一枚。別れ際に撮った、唯一の証拠写真。
2015-05-10 00:08:49#twnovel うちには犬と猫とうさぎと狐と狼と猪と鴨の夫婦とコウテイペンギンとコウテイペンギンの子どもとアルパカと羊と獏ちゃんたちがいっぱいいます。とてもにぎやかです。でも散歩もエサもいりません。さびしくはないけど、さびしいです。
2015-05-09 23:36:42今日も沢山の動物たちに囲まれて眠る。一人だけど独りじゃない。寂しいけど、寂しくない。大丈夫。お父さんもお母さんもその内ちゃんと帰ってきてくれるから。それまでわたしはいい子で待ってるの。そうしないと帰ってこないかもしれなから。わたしは大丈夫。 @23novel #twremix
2015-05-09 23:40:57何か月もの長い海外旅行から帰って来た。家に入ろうとして気が付いた。玄関の鍵がかかってない。そっとドアを開けて入るとリビングにいたのは旅行の数日前に行方不明になった飼い犬のジョンだった。ソファーに座っている。ジョンは自分の名義の家の権利書を見せた。@23novel #twremix
2015-05-09 23:44:47@23novel #twremix 動物園みたいな我が家ですが、私は飼育員でも家族でもない部外者で、観察者で、だから干渉してはいけないのです。常に公平な立場にいなければ……と思い込むことによって、この寂しさを和らげています。仲間外れ哀しい。
2015-05-09 23:53:34#twnovel 生き別れの兄と暮らすことになった。人見知りを心配していたら、それなら大丈夫とにっこり言われた。お屋敷には羊の執事と幽霊のメイドがいて、未来のロボットが居候していて、そのうち兄の親友の火星人が潜り込んできた。相変わらず人見知りだけど、もう何者とでも暮らせると思う。
2015-05-09 23:59:16死に別れた兄と暮らすことになった。確かにいっしょに暮らし始めたんだけど私には幽霊を見る能力がないので姿も見えないし気配も感じない。霊感の強い友達に見てもらうと確かに兄はここにいるらしい。イケメンの兄とその友達が出来ちゃった。こら、いちゃつくな~!@23novel #twremix
2015-05-10 00:06:04生き別れの兄と暮らすことになった。兄と言っても幼少期に別れているからその実感はあまりない。なのに突然の同居とか、二人きりとか緊張してどうしていいかわからない。でも兄はわたしに優しくしてくれる。それはわたしが妹だからですか?それとも……。 @23novel #twremix
2015-05-10 00:40:30リュカへのお題【その涙は嬉し涙か、それとも。/その言葉が欲しかっただけ。/どうかいつまでも寄り添ったままで】 shindanmaker.com/287899 今日はこちらから【どうかいつまでも寄り添ったままで】を選択です。どうしても140字に収まらずorz ではどうぞ(^o^)/
2015-05-09 23:13:45お嬢様が恋したのは庭師の青年でした。青年もお嬢様を恋慕ったのですが、旦那様は激昂して青年を追放し、まだ若いお嬢様を無理やり許嫁の家へ嫁がせようとなさいました。二人は駆け落ちを決行しましたがその夜、旦那様が逃げる青年を狙った銃弾はお嬢様の胸を貫いたのです。 #twnovel 1/2
2015-05-09 23:14:43青年は直ぐにお嬢様の後を追いました。私達は憤る旦那様には内密に、近くの森にお二人の墓を建てました。どうかいつまでも寄り添ったままで。 #twnovel 2/2
2015-05-09 23:15:05@ryuka511 #twremix 庭師の青年が雇われてから庭が輝いている。季節に合わせた彩り豊かな花々。整えられた調度品。手入れの行き届いたこの庭はお嬢様のお気に入りだ。毎日お庭で紅茶を飲むのが日課となった。5月、庭はバラの蕾で埋め尽くされた。お嬢様に青年は優しく微笑み返す。
2015-05-10 00:32:12