2015年5月13日

グランクレスト大戦POD~続・アトラタンのガンマン~

グランクレスト大戦有志二期、PODのログまとめ
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=/‡ @orikadoyuki

「ハーレーさん、早く起きてください!!」 いつものように、相棒である《やり手の商人》ヤリテーナに叩き起こされた。場所は相棒の経営する商店の2階……いや、1階だったか……。 いや、そもそも…… 「なあおい、ヤリテーナ。変なこと聞くけど、ここってなんて国だ?」 #GC2_POD

2015-05-12 08:19:35
=/‡ @orikadoyuki

「寝ぼけてるんですか?まったく……。いいですか、今ぼくたちがいるのは―――」 ヤリテーナの声が遠い。部屋の景色もゆらゆらと揺らめいて、次第に霞んでいく。 「聞いてませんね…。ここに水、置いときますから。二日酔いなら飲んでください」 ヤリテーナの足音が遠ざかる。 #GC2_POD

2015-05-12 12:14:18
=/‡ @orikadoyuki

「ああ……、ありがとな。相棒」 ハーレーがそう呟いたのを最後に、景色は霧散してしまった。代わりに目の前にあるのは、《ナナリー領》にある酒場の一室。酒を飲みながら、テーブルで眠ってしまったようだ。 「夢……か。もう10年にもなるな、あいつと別れてから」 #GC2_POD

2015-05-12 12:30:06
=/‡ @orikadoyuki

やけにリアルな夢だったためか、あの頃のことが、ひどく懐かしくなってしまった。ハーレーが二日酔いでベッドに篭っていると、相棒がいつも、冷たい水を用意してくれた。 「ん?」 ふと手元に目をやると、汗をかいたグラスが置かれていた。店長が気を利かせてくれたのだろうか。 #GC2_POD

2015-05-12 12:37:32
=/‡ @orikadoyuki

「さっきの夢と、このグラス……。くかかっ、まさかな。そんなことあるわけねえや」 不意に思い描いた想像を、ハーレーはすぐに一笑に伏した。 そのグラスは10年前に彼が使っていたグラスと寸分違わないものだったが、ハーレーはそのことに気づかなかった。 #GC2_POD

2015-05-12 12:41:55
-fin- @GC2_POD

うごめく。 うずめく。 ひしめく。 混沌[Chaos] 坩堝[Melting pot] 可能性[Possible] 真実の矛盾[Paradox] #GC2_POD (もうすぐ) (ここに、全てを飲み込め)

2015-05-12 20:57:56
=/‡ @orikadoyuki

「ウキャ!!ウキャキャ!!」 「お猿!?」 ハーレーは思わず立ち上がってから、今のは幻聴に違いないと思い直した。ここは《ナナリー領》の会議室だ。猿が紛れ込んでいるはずがない。 「ハーレー殿、話を進めてもらよろしいか?」 「あ、ああ…。すまん。進めてくれ」 #GC2_POD

2015-05-13 00:29:52
=/‡ @orikadoyuki

(お猿、か。そういえば、あいつは元気でやってるのかねえ) 思い出すのは、大戦時にひととき飼っていたお猿のことだ。生意気にも、自分の名前を『ハーレー』だと思い込んでいた。 (大戦の終わり頃、バタバタしてた時期に姿が見えなくなって、それきりだったんだよなあ……) #GC2_POD

2015-05-13 07:29:49
=/‡ @orikadoyuki

「ウキャ!ウキャー!」 (はは、懐かしすぎてまた幻聴―――) 「うわあ!サルだ!」 「なんでこんなとこに……!こらっ、議事録をもっていくな!」 にわかに騒がしくなる会議室。困惑するハーレーが目にしたのは、部屋から出ていく小さな影と、見覚えのある尻尾だった。 #GC2_POD

2015-05-13 07:53:10
=/‡ @orikadoyuki

(まさか……な。いや、でも……) そんなはずはない。そう思いながらも、ハーレーは小さな影を追いかけて、部屋を出ていた。 廊下では、一匹の猿が議事録を破いて遊んでいた。 「ハーレーなのか?」 呼び掛けると、猿はハーレーを振り返り―――嬉しそうに鳴いて、消えた。 #GC2_POD

2015-05-13 08:00:13
=/‡ @orikadoyuki

やけに生々しく、現実感のある夢。領内で見かける、昔馴染みによく似た者たち。それらはすべて、近づこうとすると消えてしまう。 「混沌災害……いや、さすがに早合点が過ぎるか。おれが疲れてるだけかもしれん。こういうときは、魔法師の意見が聞きたいところだが……」 #GC2_POD

2015-05-14 07:46:24
=/‡ @orikadoyuki

《ナナリー領》の魔法師は、君主と共に隣国へ出掛けている。帰りは確か、明日か明後日か、そのくらいだったはずだ。 「戻ってきたら、話をしてみるか」 それ以上は深く考えることなく、ハーレーは日々の仕事に取りかかった。 #GC2_POD

2015-05-14 08:01:45
-fin- @GC2_POD

ぞろり 声が聞こえるね ぞろり 飲まれる準備はできたかい

2015-05-14 23:09:07
-fin- @GC2_POD

ぞう、ぞう、闇は蠢く 開幕まで、残り時刻は――――

2015-05-14 23:10:18
-fin- @GC2_POD

時空が歪む 混沌が噎ぶ 現実が狂う 幕裏で嗤う 全ての可能性で あらゆるものを覆せ。 #GC2_POD

2015-05-14 23:52:04
=/‡ @orikadoyuki

【危機/戦功6】キミは行軍中、混沌による異常な悪天候に見舞われた! あなたがメイジか、メイジの支援を得られれば混沌濃度を低下させて被害を避けられ、SP+7。でなければ消耗し、HP-8。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 #GC2_POD

2015-05-15 02:21:29
=/‡ @orikadoyuki

初夏の《ナナリー領》に雪が降っている。最初のうちこそおもしろがっていた住人たちも、雪が激しさを増すにつれて、不安そうな顔で屋内に引っ込んでいった。今では吹雪と呼んで差し支えのない天気になっている。 「混沌災害……だよな」 困った。今、この国の魔法師は外出中だ。 #GC2_POD

2015-05-15 02:36:33
=/‡ @orikadoyuki

(中立メイジの支援求む。当方、辺境の中立国の邪紋使い) (領内が夏なのに吹雪いてて困ってます) (RP歓迎。もちろんRP無しでも支援歓迎) #GC2_POD #中立

2015-05-15 02:50:29
留守にしています? @kyshk_issen

@orikadoyuki 「困ってる、君のもとに、僕、参・上!」 吹雪の中映える紅のマフラーと、決めポーズを取る少年。 アトラタンでは見かけぬ服装の彼は掛け声とともに辺りの混沌を鎮めていく 「正義執行!…みんな、だいじょーぶ?」 (支援します!)

2015-05-15 06:28:40
=/‡ @orikadoyuki

@kyshk_issen 妙な格好の魔法師を中心に吹雪が収まっていく。 ハーレーは帽子に積もった雪をはたき落としながら、魔法師の少年に近づいていった。 「すまんな、坊主。助かった。街ごと雪に埋もれたんじゃ洒落にならん」 (支援感謝です!) #GC2_POD

2015-05-15 07:59:18
=/‡ @orikadoyuki

魔法師《八十神》の助力により、季節外れの降雪はすでに収まり、あとは積もった雪が残るばかりとなった。とはいえまだ安全が確認できたわけではない。 「じゃりんこども。まだ家の中に籠ってないと危ないぞ」 「飲んだくれのハーレーだ!」「酒くせー!」「オルトロス貸してー!」 #GC2_POD

2015-05-15 12:01:33
=/‡ @orikadoyuki

「あー、うるせえうるせえ。家帰ってママのおっぱいでも吸ってろ」 「子供扱いすんな!」「ハーレーえろい!」「そんなに吸いたきゃおまえが吸えよ」 「最後のやつ!おまえはオルトロスに食わせる!」 空気を読んだオルトロスが吠えると、子供たちは悲鳴を上げて逃げ出した。 #GC2_POD

2015-05-15 12:08:41
=/‡ @orikadoyuki

「ったく、子供ってのはろくでもねえな……」ハーレーは頬を掻きながら、子供らが家に入るのを見届けた。あんなじゃりんこたちでも、この国の大事な民だ。守ってやらないと君主が悲しむ。 「《ナナリー領》最強の戦士、だからな」 呟き、かつてその名を持っていた女戦士を想った。 #GC2_POD

2015-05-15 12:20:17
=/‡ @orikadoyuki

【パ/内政/調査点3】キミは夜の町で、パンドラの構成員を尾行しアジトの情報を得た。HP-4、SP+3。《パンドラを追う者》がいればさらにSP+4。支援した者はHP-2、調査点+3。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 #GC2_POD

2015-05-16 00:24:52
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コメント

シキ@映研つくりました @orikadoyuki 2015年6月14日
ニヤグローダさんとの模擬戦とか、混沌核対策会議を傍聴してたときのくだりとか、もろもろ追加。
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