12PM 鏑木･T･虎徹　胴体修理

NEY @rna_ney

フォロワー様から「12PM 鏑木･T･虎徹（通称布おじ）の胴体が破損してしまいましたが修理可能ですか？」という依頼を受けました。修理方法をあげていきます（下記まとめも併読されると良いかと） togetter.com/li/681357 p.twipple.jp/kEaUz

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まず背中のネジ隠しをマイナスドライバーなどで端から剥がします。その後胸上部、腹部の順にネジを外して行きます。 p.twipple.jp/2Px02

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分解するとこのような構造になっています（これは破損していない画像です）。 p.twipple.jp/kvClB

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腹部のアップ（後ろ側から）。実際には上部に出ている透明な部分が胸のレールに収まり、腹部のバネが内部ユニット全体を下に押さえつけることで関節のテンションを作っています。今回の破損箇所はこのバネをおさえている部分です。 p.twipple.jp/g49My

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破損パーツがコレ（写真は正常な状態の素体から外したもの）。依頼品はこのパーツが劣化して砕けていました。破損報告の多い手首・足首の可動部砕けと基本的に同じですが、このパーツは非常に負担がかかるので砕けたパーツの再接着では強度不足です。 p.twipple.jp/r0cB7

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ABSの板材からフライスで削り出して破損パーツを新造しました。スチロールやレジンキャスト（無発泡ポリウレタン樹脂）ではおそらく強度不足になると思います。 p.twipple.jp/9Dko6

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各部寸法はこんなかんじで制作。はめ込みの開口部は少しずつ削って微調整します（きつすぎると嵌められず緩すぎると外れやすくなるので）。 p.twipple.jp/qYeLl

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新造パーツ（中央の白）で組み直した画像がこちら。このように脚の方から伸びてきている中心軸をバネで押さえるC型のパーツとなります。バネがかなり強力なので組み付けはちょっと手間がかかります。 p.twipple.jp/zwafY

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あとは元通りに組み立てて、ネジ隠しを木工用ボンドで固定して修理完了となります。私は正確に作るためフライスを使いましたが、上部の凹みを無視すれば（若干強度は落ちますが）手作業でも作れるかと。同じ破損で困っている方の参考になれば幸いです。 p.twipple.jp/1b4tJ

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