PODリアの軌跡

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「リア殿、パンドラのアジトへ乗り込むというのは本当か⁉︎」 ローズがリアへと問う。 「ええ、そうですよ」 リアは出発の準備をしながら返す。それにローズは呆れと怒りが同時にきた。 「なぜだ⁉︎もう戦争は終わった！戦う理由はないはずだ！」

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「確かに戦争は終わりました。ですがそれを裏で操ってたのは？そんなやつらが条約の勝利万歳、で終わらせるつもりがあると思いますか？」 「しかし…」 「それに…借りを返したいメイジがいるんですよ」 リアの決意は固いようだ。そこにノーラが姿を現す。

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「要は、喧嘩売ってきた相手をぶっ飛ばすってことでしょ？」 ノーラが二人の会話に割って入る。 「はい、その通りです。そいつを他の奴にやるなんて惜しすぎます！」 リアは拳を鳴らしながら吐き捨てる。そこには相手に対する憎悪が含まれていた。喧嘩に負けた子供のように。

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「では私もついて行く。二人よりも三人の方がいいだろう」 止めても無駄だと思い、ローズもついて行くことを決めた。 「あ、僕も行っちゃダメですか？」 クルトまでもそう言ってくる。ローズは溜め息を吐いたがリアは歓迎した。

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「もちろんです！クルトくんがいたら心強い！」 「あとリア殿。行く前にこれを」 ローズがガサゴソと袋を漁る。取り出したのは黒く輝くナイフと、ブーツだった。 「どっちもオーダメイドよ。それと私の魔法もかけてあるの。いつまでも市販のナイフじゃ刃こぼれして不憫でしょ？」

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「ここにいる皆で頼んだんです！リアさんへのお礼として」 「ありがとうございます。皆さん。大丈夫。これがあれば私は負けません」 そう言って影のように黒い薄刃を納め、ブーツを履く。ブーツは風魔法がかけられているらしくとても軽く動きやすかった。

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「では行きましょう。私、リア・サザーランドに喧嘩を売ったらどうなるのか思い知らせてやります！」

？？？？？？？？？？ @Letty_GC2

@yoshikacrazy (フォロバありがとうございますっ！)「今日は新しい人が多くて楽しいのにゃあ」「初めまして、レティはレティにゃ」「貴方のお名前は？」猫耳メイド服の少女が声かける。

よ鹿 @yoshikacrazy

@Letty_GC2 「こちらはリア・サザーランドと言います。よろしくお願いします」 とメイド服の少女に手を差し出す。

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL ある晩、パンドラのアジトはひとつ、内部から静かに崩壊させられていた。影に潜り、影から奇襲をかけるアーティストが一人一人殺されているのだ。 そしてその崩壊はあっという間に終わる。そこのアジトのリーダーとそのアーティストが相対したからだ。 「どうも、久しぶりですね」

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「…ここまで、どうやって？」 そのリーダーのメイジは低い声で問う。 「こっそりですよ」 リアはゆっくりと、そして静かにメイジに近づく。 「なら…」 最後まで言う前にそのメイジの首は跳ね飛ばされた。 「違う」 リアにはわかった。それがただの人形だということに。

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL そのメイジの身代わり人形は消えた。次の瞬間リアにかつてのトラウマ。両親を失った風景が蘇る。 「久しぶりです」 さっきとは違う本物のメイジが現れる。 「そのトラウマをなかったことにしたくないかしら？」 メイジはリアへと闇の誘いをかける。

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「何を馬鹿な…」 「パンドラにはそれが出来る。これからパンドラの起こそうとしている混沌災害は過去も未来も全てを変えられる。どう？こちらにつく気はない？」 リアは一瞬固まった。リアの中では過去の記憶が目紛しく回っていた。そんな時、彼女を呼ぶ声があった。

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「リア！」 その声の主はノーラだった。リアはその声を聞くと、自らの持っているナイフをメイジに投げる。しかしそれは敵を捉えることはなかった。 「別に。私にはそんなの望んでいませんよ」 「残念ね。まあ気が変わったらいつでもきてね」 気付くとそのメイジは消えていた。

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL 「リア大丈夫？」 「ええ…！？」 すると突然地面が揺らぐ。急いで外に出ると外は何もかもがデタラメになっていた。 「これは…いったい…？」 これがパンドラの言っていた混沌災害というのか。

よ鹿 @yoshikacrazy

「これ、やばくないですか？」 「ええ、そうね」 世界が混沌としていた。比喩ではなくそうなっているのだ。 「さっきの扉は？」 「そんななの後でいいです！ちんたらしてたらいずれ呑まれます！」 過去の未来のあらゆる"あったかもしれない世界"が入り混じり、それは世界を呑み込んでいく。

よ鹿 @yoshikacrazy

@yoshikacrazy そしてその混沌災害はリア達の元にも迫ってきていた。 逃げ場などなかった。それはこの大陸を覆う程に大きいのだから。しかし、彼女達にはなんともなかった。 「大丈夫ですか？皆さん」 リアが問いかける。 「ええ、なんとか」 「こっちも問題ない」 「大丈夫です」

よ鹿 @yoshikacrazy

どうやら全員無事らしい。リアはそっと胸を撫で下ろした。 「とりあえず街に戻りましょう。嫌な予感がします」 彼女達は崩れたパンドラの拠点を背に街を目指した。

よ鹿 @yoshikacrazy

@GCtg_TL PODに続く！

よ鹿 @yoshikacrazy

@yakan_r_pod 展開的にパンドラのアジトひとつに突入して壊した直後にこれが起こった結果なのでパンドラがいいだろうと引いたらこのザマですよw

よ鹿 @yoshikacrazy

【パ／入手／調査点６】リア・サザーランド@条約はアジト最奥で封印された扉を発見！《奇妙なメダル／陰》《奇妙なメダル／陽》が揃えば（この診断に支援した者が持つものも含む）それらは失われ《希望の箱》を得る… ln.is/appli-maker.jp… #GC2_POD

よ鹿 @yoshikacrazy

@hinoe_uma2 支援しますね 「危ない！気を付けないとダメですよ」

サムクサイヌ_fateUM／PL:hinoe @hinoe_uma2

@yoshikacrazy 「すまん、助かった！君は若いが腕が立つな」支援ありがとうございます！

よ鹿 @yoshikacrazy

@hinoe_uma2 「いえいえ、たまたまさっきのやつの戦い方が自分に似てただけですよ。リア・サザーランドです。リアでいいですよ」 リアは自らの刃をしまい、手を差し出す

サムクサイヌ_fateUM／PL:hinoe @hinoe_uma2

@yoshikacrazy 差し出された手を握る。「俺はユベールだ。よろしくな」肩にもたれさせた重厚な戦鎚を、視線で指してみせた。「見ての通り、力押しなら得意だぜ。力になれることがあったら、いつでも言ってくれよ」