POD自分ロールまとめ

のま＠養生中 @nowmas

＠GCtg_TL のうみそさんびっとのPLによる、11日目までのあらすじ（三行版） ・同盟の都市に傭兵として雇われました ・パンドラの陰謀に右往左往 ・隊まるごと戦場に派兵されてﾋｬｯﾊｰ（現在進行形）←NEW！ #壱の放浪記 #GC2_POD

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@GCtg_TL 「それでは、私めもご挨拶を」 「大八洲は雍州が住人、市田守弘――と以前は名乗る身なれど今は故あって主もなく流浪の身。どうぞイチタ、とお呼びくださりませ」 「この通り、大小は許された身なれど、生憎、無手の方が得手におざりますれば――どうぞ、お手柔らかに」

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@GCtg_TL 【戦闘／戦功７】大軍に攻められ後退するキミの背後に到着したのは……条約の増援だ！　あなたの所属勢力が条約なら一転大攻勢、ＨＰ＋８、ＳＰ＋９。でなければＨＰ－６、ＳＰ＋７。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 #GC2_POD

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@GCtg_TL ちり、と背が痛んだ。声ならぬ騒ぎに耳を傾けるよりも先に眩暈が襲う。ぐるりと天地が回る。憶えのある感覚――跳ぶ、否、飛ばされる、ような ――否。これは『滑って』いるのだ 背からもたらされた囁きに、目を瞠る。と、ようやく足が地面に付いた。 #壱の放浪記

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@GCtg_TL 倒れかけた身体を、側にあった立ち枯れた木の幹に手を突き、支える。だが息を吐く間も与えられない。 近くより鬨の声。突撃を促す音、音、音。木立の先に見える旗印は―― 「はて、あれは――」 眉根を寄せたのは、見える筈のないものを見た為だ。条約の旗。 #壱の放浪記

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@GCtg_TL 旅路で得た記憶が確かであれば、かの旗を掲げた領は馬でもおよそ三日は先の場所にあった筈。双方の国境は明確で、攻め入られたことはない――その筈だ。 ではこれは何か。 ――渾沌の仕業か 寒気がした。およそ人の業では、ない。 #壱の放浪記

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@GCtg_TL 眉根を寄せたその頬を、矢が掠めた。軍勢が近付いてくる。 「――ち」 抜刀する。 詳しいことは判らねど、相手方は浮き足立っている。手柄を得るには絶好の機会だろう。味方でなければすなわち敵。無関係の旅人であると称しても、おそらくは信じてくれまい。 #壱の放浪記

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@GCtg_TL かといって一目散に逃げても追い討たれるだけだ。 （潮目を――） さわり、と背が動き、ほどなく示されたのは東南。 「――信じまするぞ、お歴々」 祈るように呟いて、藪の内より駆け出した。 ――彼が発ったばかりの宿場に舞い戻ったのはその日の夕刻の話。 #壱の放浪記

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@GCtg_TL イチタ　１日目（5/15）再計算結果 HP： 100→ 94（-6） SP： 0→7 （+7） 戦功：7（+7） 調査：0 #壱の放浪記 #GC2_POD

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@GCtg_TL 宿に紹介された居酒屋は未だ盛況。さほど広くない店は既に満席近いが、一人の客なら話は別だ。銅貨一枚で酒と食事を頼むとほどなくして運ばれてきたのは串焼きと酒のなみなみと注がれた器。そして団子と野菜の入った汁物「サービスだよ」視線を向けると給仕の女がにんまりと笑う。

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@GCtg_TL 箸はないので添えられた匙で中を割ると、団子の中には挽肉が入っていた。色からして鳥、外を覆う団子の原料はおそらく芋か。「豪勢やなあ」「そりゃあね…と言いたいところだが、昨日、森の猟師から押し付けられたのさ」曰く、猟で獲れ過ぎて気持ちが悪くなったらしい。

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@GCtg_TL 「獲れ過ぎて、どんだけ？」女は手のひらを広げた「五羽？」「いいや」「それはまた」…一日五十羽。それは確かに気持ちが悪いだろう。何より一度にそれだけの鳥を狩ったとなれば猟場自体の荒れにも繋がりかねない「まあ、あたしらにはありがたい話だがね。滅多に口に入らないしさ」

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@GCtg_TL はて、と首を傾げると女は口を歪めた「この鳥は渡りでね。どれだけ待っても秋にならないと口に入らないんだよ」…今は、木の芽が芽吹く春である「…よう買うたな、女将」「そりゃあ、肉になっちまった鳥に罪はないからね」剛毅に笑い飛ばして溜息「害がなけりゃそれでいいのさ」

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@GCtg_TL 元ネタはこちら　recipe-blog.jp/profile/67323/… 北欧料理のクロップカーカ。本来は中身は豚肉＆茹でて甘いソース掛けて食うのが本式ですが、類似のダンプリングは汁物の例も多かったのでそっちで。サービスの一杯として出すなら汁物の方がハケが良さそうですし。

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@GCtg_TL …書き忘れてましたが、今回の一幕は、一日目の結果で逆戻りした宿場での話、ってことでひとつ。

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@GCtg_TL 【戦闘／戦功８】キミの部隊に迫る重装備の敵大部隊！　あなたがメイジか、メイジの支援を得られれば魔法による搦め手で対処でき、ＨＰ－５、ＳＰ＋８。でなければ苦戦しＨＰ－９、ＳＰ＋６。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #GC2_POD

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@GCtg_TL …あれから宿の女将の伝手を頼り、村の古老に話を聞いた。それによれば、先日の旗印にあった領地は、かつてはこの地をも治めていたという。兄弟で川を挟んで領地を分け、後に仲違いしこちらの方が隣接した領地に呑まれた。よくある話だ。 #壱の放浪記 #GC2_POD

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@GCtg_TL つまり現在こそ平穏ではあるが、遺恨自体はない訳ではない。人の往来を考えれば栄えるのは必至の立地であり、欲しがる理由はいくつもある。ただ、今ではないが「…それを歪める術がある、と」…昨日も思ったが恐ろしい話だ。 #壱の放浪記 #GC2_POD

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@GCtg_TL しかし、この村の者は誰もそれに気づいていない。黒パンに焼いた豚塩肉とチーズだけの昼飯を齧りながら、目前に広がる森を睨む。傍目に異変は感じられないが、それこそがおそらく鍵だ。その為には「森の猟師とやらを探さんとな」 #壱の放浪記 #GC2_POD

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@GCtg_TL ちりり、と鈴の音が耳に届く。足下から立ち上がるのは黒い猫。どうやら渡した半欠けのパンは食べ終えたらしい。にゃあ、と鳴いて身を寄せる「…気にせんとき。腹が減った時は、お互い様や」毛艶のよくない身を撫で、見送り「さて。…行こか」 #壱の放浪記 #GC2_POD