親衛隊という存在の立ち位置
中世ファンタジーな創作世界では親衛隊が精鋭部隊とされてるけど、現実世界でも親衛隊は国王から直接雇用される常備軍であることが多く、彼らは国王なくして自分の生活は成り立たない。だから例え不利な状況でも決して引かずに戦い続けた。だから親衛隊がやたら強い描写されるのもある意味リアル
2015-05-18 11:29:29これ、『三銃士』の影響が大きいように思うんですけど、どうでしょう。 twitter.com/fussoo_moe/sta…
2015-05-18 11:43:46中世ファンタジーとはいうけど、実際には封建制末期から近世国家のシステムを反映していることが多いような気はします。国王との関係を好意的に描こうとすると、どうしてもそうならざるをえないような。
2015-05-18 11:48:19@CK2NMIH 主権国家システムの世界観がすっかり染み込んでる現代人向けに中世を描き出そうとしても近世風にするのがやっとなんじゃないかというところも。
2015-05-18 12:34:33@Etunaka それと、「中世=古代ローマ崩壊からフランス革命まで」という区分がまだ幅を利かせているのも大きい気がしますねぇ。「近世」という区分にこだわるのは、自分のように中世と近世プロパーの人が中心でしょうし。
2015-05-18 12:37:08@Etunaka それだけ「中世」という言葉が喚起する力が大きいということですね。「近世」と「ファンタジー」という言葉はお互い相性が悪いような気もしますし、「ヨーロッパ近世風ファンタジー」と聞いてもいまいちピンとこない(笑)。
2015-05-18 12:55:16@CK2NMIH それにしても、中世ファンタジーの話なのに、やたらローマの親衛隊と関連づけようとするTLが多いのは面白い。どちらかというと、日本のファンタジーにとっては、中国の禁軍からの影響の方が大きいと思うんですけど。水滸伝とかに出てくる禁軍師範とか。
2015-05-18 11:53:40そういえば、中国の歴史好き(つまりパラドゲーファン)と禁軍の話になった時、その人のイメージとしては「禁軍=マッチョイズムの権化」らしく、それ以来自分の中では禁軍と『300』のスパルタ戦士を同一視するようになってしまった。
2015-05-18 12:05:39@CK2NMIH 古代ローマファンは、普段は古代と中世を対置させようとする傾向にあるのに、こういう時にはよく顔を出すんだよなあ。
2015-05-18 12:50:45@CK2NMIH 中世風ファンタジーの実際の具体例を取り上げて、「いやあれは実はローマの影響が」とかやってくれたらこっちも面白いのになあ、と。
2015-05-18 13:08:30中世ヨーロッパの王権が概ね比較的弱体で、軍隊も経済も規模が小さかったのば史実であるが、何も中世ヨーロッパ風ファンタジーまでそれに縛られる必要はないというものである。 要するにそうではない理屈さえ付けられれば問題はない。
2015-05-18 12:20:24中世ヨーロッパ風ファンタジー(実質近世ヨーロッパ) 中世ヨーロッパ風ファンタジー(実質古代ローマ) 中世ヨーロッパ風ファンタジー(実質近世インド)
2015-05-18 12:24:52中世ヨーロッパ風ファンタジーではありませんが、マブラヴ世界の斯衛なんかは、日本での親衛隊イメージにぴったりくる存在だと思いますね。軍主力は別にあって(精鋭だが戦局をひっくり返すほどではない)、政治にそれほど関わらず(少なくとも影で暗躍するほどではない)、という点で。
2015-05-18 12:33:15