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藤村龍至さんによる『東京でBIGを語る』(レム・コールハース、中島直人、太田佳代子、藤村龍至 南後由和 )の感想(20150519)

レム・コールハース、太田佳代子、藤村龍至らが参加する、トークセッション「東京でBIGを語る」が開催されます。開催日は、2015年5月17日。会場は、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIです。参加条件ありです。『S,M,L,XL+――現代都市をめぐるエッセイ』の出版を記念して行われるものです。 ********** 「S,M,L,XL+――現代都市をめぐるエッセイ」 続きを読む
建築 中島直人 藤村龍至 南後由和 レム・コールハース 太田佳代子 smlxl 現代都市
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
コールハースだん。ツーショットをキメる。 pic.twitter.com/Y2tCYXRDe3
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
明日のトークイベントに備え『S, M, L, XL+』精読だん。これまで『a+u』などでの訳文を断片的に読んでいただけだったが、日本語でまとめて読んでもハイコンテクスト過ぎて何言っているかわからない本w 丁寧な訳註を追って何とか解読。 pic.twitter.com/aMB3h4qGbp
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
『ジェネリックシティ』(1994)、『ビッグネス』(1994)は今なお刺激的だったが、読み応えがあったのは『シンガポール・ソングライン』(1995)。当時進行形であった『錯乱のニューヨーク』(1978)であり『プロジェクト・ジャパン』(2012)が予告されている。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
日本でマニフェストされた丹下・メタボリズムのアジア的近代性がシンガポールで実現され、中国20億人の住む新都市のプロトタイプになるというストーリー。槇文彦理論の実践としての「ピープルズ・パーク・コンプレックス」。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
明日はコールハース、明後日は石山監督と磯崎さん。コールハースはまだ実感がわかない。コールハースと言えばキャンセルw ゆったり構えておこう。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
南後さんと初めて「批判的工学主義」をマニフェストした2007年のUMAT(Ubiquitous Media: Asian Transformations)はコールハースが東大安田講堂で行うはずだった基調講演をドタキャン。明日はそのリベンジのような気分でいる。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
ビッグネス/スモールネスという対比は1995年という、近代化末期のフレームだと思う。例えば、今の日本にとって最大のビッグネス建築は福島原発の廃炉現場というアイロニーについてどう考えるか。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
我ら日本人アーキテクトは基本的に、前にヒロシマと後ろにフクシマ、右に田中角栄、左に丹下健三という空間に生きている。そんな自分たちはアーキテクチャにどう構えるか。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
田中角栄の列島改造論の基盤にはテレビがあった。青島幸男が当選して都市博を中止したのが1995年。橋下徹は大阪を再構築できるか。失敗するとテレビタレント・アーキテクトの終焉ということになるだろうか。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
サンスティーンがいうようにネットによる評判社会が全面化すると大衆が集団極性化するわけで、コミュニティアプローチはこれまでとは違うかたちで権力化した大衆を手なずけ、ビッグネスを操るための新たな手段となっていないだろうか。ブルームバーグがコミュニティでニューヨークを動かしたように。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
アークヒルズへ。コールハースの感想あとで書く。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
一昨日はレム・コールハース、昨日は石山友美さん映画トークで磯崎新さんと同席させて頂いた。忘れないうちに振り返っておきたい。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
まずは当日の流れを思い出しつつ、討議部分は東工大の学生ひらおしえなさんのメモが比較的正確なので修正させて頂きながら内容を振り返ってみたい。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
まずは事前打ち合わせ。レム・コールハースといえばドタキャンなので、この日も来ないのではないかと内心思っていた。集合時間に指定された場所についたが誰もいない。もしやと思ったがしばらくして太田さんが現れた。何とか顔合わせして挨拶。レムはびっしり付箋を挟んだ私の文庫を見て笑っていた。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
事前打ち合わせでは私と南後さんがそれぞれ用意してきた質問を伝える。事前に質問の詳細を伝えないほうがよいのではと思っていたが、通訳の横田さんが全部伝えてしまい、議論が始まってしまった。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
私はとりあえず「希望の軸」の写真を見せた。レムは「これは何?」と聞いてきたので、今日の日本の建設業が動員される新たな軸線だというと「Great!」と言っていた。「シンガポール・ソングライン」で描かれたメタボリストとシンガポールの関係は今日ではこのように解釈できると。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
他にこの時間にレムと話したことは(1)日本の若い世代から『PROJECT JAPAN』についてのリアクションがないが感想は? (2)『S, M, L, XL』は今日でも通用すると思うか? (3)日本人建築家は「Cute」だが政治性がなさ過ぎていらだちを覚えるがどう思うか? など。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
南後さんが「国家権力との関係が途絶えて建築家が弱体化し、プライベートセクターが強まっている」というので、私が日本では人口減少が始まり少ない投資をどこに配分するかという政治課題が表面化しつつあり、1950年代のようにプロフェッサーアーキテクトの役割が再浮上していると伝えた。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
レムは「ふたりは大学に所属しているのか?」「YES」「どの大学?」「東洋大学」「明治大学」。そこで時間切れ。会場へ。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
僕が聴きたかったことはただ1点。『S, M, L, XL』が発売された1995年から20年。当時は近代化の末期で、建築家にとって肥大化する都市を扱うことが問題だったが、近代化を終えた今の日本社会の最大のビッグネス建築は福島第一原発の廃炉作業というアイロニー。それをどう捉えうるか?
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
僕はてっきり、レムに何か質問したところで、磯崎さんのように滔々と持論を展開されるか、隈さんのようにのらりくらり交わされるか、そのどちらかだと思い込んでいたのだが、そのどちらでもなかった。わりとガチ。以下、ひらおさんツイートをもとに追う。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
藤村:『S, M, L, XL』には建築的思考のスケーラビリティについての考察がある。今の若い世代は社会全体を変えるために主体的に関わるとか、プランニングするというラージスケールについての思考をわすれていて、意見を聴けばいい、分析をすればいい、と安易に考えている節がある。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
藤村:『PROJECT JAPAN』は日本人が国民としてある意志を持ち、その意志を建築家がかたちにした一瞬を賛美しており、建築家に対して現実に対してもっと介入しろ、介入するツールとして建築を見直せ、というメッセージと受け取った。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
藤村:では一体何が今の「日本の意志」かというと、『S, M, L, XL』の「シンガポール・ソングライン」がそれを示唆していると思う。丹下やメタボリストが日本で描いた構想を、シンガポール建築家が実現する。その方角は今、安部政権が狙うインフラ輸出の軸になっている。
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura
藤村:日本人建築家は伊東豊雄であろうと日建設計であろうと竹中工務店であろうとその方角に動員されていて、日本の列島改造で鍛えたスキルを持ってアジアの列島の改造に従事することになっている。
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