- panseponse7
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山形県西川町本道寺出身。中世スコラ哲学の虫。今年の課題は、ライプニッツの『モナドロジー』と『個体原理論』の翻訳と解説。歓待論の翻訳を仕上げないといけない。
文科省が文学部のスクラップアンドビルトに手をつけたそうである。文学部は必ずしも「文学」を学ぶところではないが、では何を学ぶのか、そのキャリアイメージが明確ではない。そこで、学部としての特徴を鮮烈に出そうとするのが考えられるが、それが正しい戦略かとなると難しい。
2015-05-21 09:52:56専門主義を強化することで生き延びようとするよりも、副専攻や転部の可能性を広げる方がよいと思う。動きのない淀んだ人的空間は賢明な策ではないとおもう。
2015-05-21 09:56:17社会への発信、国際的な学問研究という方向性を示され、専門主義を強めるべく、努力してきたら、社会や受験生からの需要という別の方向から攻められてきた。「文化学部」に名前を変える手もあるが、認知されていない人が集まりにくい。
2015-05-21 10:43:57哲史文(哲学、史学、文学)という区分を止めることが考えられるが、地域ごとに分けるのは、すでに先例も多いが、従来の学問区分と衝突しやすくて、運営しにくいという声を聞く。
2015-05-21 10:46:10哲学専攻については(大学院を考えているが)、文学部以外の学問を副専攻として義務化する手もある。つぶしが利くようにである。しかし、ハードルを上げると、人が集まりにくくなる可能性がある。厳しくすると質が上がるよりも、人が減るかもしれない。
2015-05-21 13:42:11人が集まりにくくなっている分野で質を向上させようとすると、人が逃げてかえって質が低下する場合もよくある。しかしともかく、大学でも副専攻を標準化するのがよいのではないか。入りたいからではなく、合格したから入学した学生が減ることはないから、いろいろ考えないといけない。
2015-05-21 13:45:47文学部はなぜ必要なのか、という問いに対して、すくっと頭に入り、人々の心に残る答えが必要なのだ。難しい議論はあまりいらない。文学部は、価値を保存し、価値を読解分析し、価値を創造する学部であると私は思うのだが。
2015-05-21 13:49:23文学部不要論者は世間では多数派です。高校生の父母は文学部を憎みます。文学部以外のところで、文学部を擁護する人は少数派です(口では文学部は重要ですとは言うのですが)。元気のないまま、何もしなければ、確実につぶされるでしょうね。教養部が解体されたのと同じように。
2015-05-21 15:18:35法科大学院の整理統合も見通しがついたので、今度は文学部だ、というのは文科省の本音でしょう。今回はかなりシリアスで3年以内に、新しい根本改革を考え出せないと、悲劇が待っていそうだ。よそからみると、喜劇なんだろうけれど。
2015-05-21 15:23:26文学部はどうもタコツボ引きこもり型が多いから、そういうのを壊して、横の風通しをよくしたほうがよい。「比較文学」のモデルは、傑出した特殊能力に依存して、後が続かなかった。継続維持できて、社会の受け皿があるような統合的モデルですか、難しい。
2015-05-21 15:29:43文学部は専門個人商店の集まりだから、伝統的な研究方法を捨てようとしない傾向にある。それを捨てるんだったら、店をたたんでもよい、というくらい。そして、うちは店をたたむというとそれを犠牲にして残りは生き残るパターンもありがちだ。文学部全体が仲良くしないとね。
2015-05-21 15:32:59そしてみなさんの声
それでいくと法学部もあんな要らないんじゃないかと思うけどね。経営学部的なやつをもっと増やせばいいんじゃないかな。実際そうなってないのは大学4年で学んだ専門的な知識くらいじゃ大した差にならないからだろうけど。
2015-05-22 00:29:17二つ前のRT、「次は文学部だね、その次は理学部かな」に関しては、実際に数学科がすでに「粛正」されつつあるよね。いわゆる理系のなかで数学科はどちらかというと文学部的な存在だし。
2015-05-21 17:42:17文学部は思考力を磨く場ではないかと思う、資格に裏付けられたような技術ではないけど思考力は必要なものって認識は世間一般にもあるはず。難解な文学を読み、意味を理解しようとすることで新しい考え方を覚える。そんなことは独学でも出来るって言えるかもしれないけどそんなことは他の学部でも言える
2015-05-22 08:06:35