745機 汎用機をフルチューン。各種火器を搭載した専用ユニットに乗り込む事で、火力を上げる事が可能なカスタム機 備考 量産機の兵装の一つにこの改良が採用された shindanmaker.com/353234
2015-05-11 20:58:08@trpg745 整備兵「この馬鹿でかいベッドのフレームは一体? 輸送兵「あの機体の兵装ユニットだ 整「ええ?!こいつをあれに背負わせて戦うってんですか? 輸「そうだ、俺は勝手に"二人羽織"と呼んでる 整「となるとあっちもそれ専用にかなり弄ってあるわけか…手がかかるなぁもう…
2015-05-11 21:08:23@Jack_O_H_Nielse 二人羽織wwww 独自にカスタマイズする奴もいそうだし、整備側に嫌われそうwwwwww ありがとうございますw
2015-05-11 21:11:06@trpg745 弾切れした瞬間を敵に爆撃されるも、切り離したユニットを遮蔽物とする事で 「やったか」→爆風の中から登場 そして先ほどとはうって変わった高速戦闘で敵を撃破する様子 それを見ていた整備兵が奇声をあげて発狂するとこまで妄想しました
2015-05-11 21:17:02"二人羽織"、"整備兵殺し"の異名を持つ機体。745機。 戦争初期から終戦まで活躍し、一部に異様な人気を誇ったが、携わる整備兵が度々パイロットに対して暴行事件を起こした事でも有名。
2015-05-11 21:30:15@trpg745 そのうち、「俺の745を完璧に整備出来る奴はお前しかいない」とか「アンタの745を一番良く分ってるのはアンタじゃなくて俺だ」とか奇妙な友情が芽生えたりね
2015-05-11 21:35:53@trpg745 「俺がメンテナンスしてれば、あいつは死ななかった!」 とか 「死ぬな!お前が死んだら誰が俺の機体を整備するんだ!」 とかね どうしよう楽しい
2015-05-11 21:38:57@trpg745 一体の745機のパイロットと整備兵が戦争を駆け抜けた話読みたい。 顔面パンチから始まる物語。
2015-05-11 21:56:03@trpg745 戦線の後退と戦力の損耗により、陽動を兼ねて放棄することとなった基地 既に戦闘機も無いはずの基地のカタパルトから何かが打ち出されたのは、陽動とは知らずにやってきた敵の一個大隊とその母艦が基地を有効射程に捉えるその直前であった 「まだ飛行機があったのか?」
2015-05-12 00:20:40@trpg745 しかし宙を舞うのは複数の輸送用のコンテナ、それも慣性に従ってただ飛ばされているだけだ 大隊の機兵達は、訝しみつつもその落下コースを避け、迎撃のためコンテナを照準に収める ーーー直後、砕け散るコンテナの中から飛び散ったミサイル弾頭や、機兵用手榴弾が彼らに降り注いだ
2015-05-12 00:21:28@trpg745 彼らのうち何人が気がついただろうか、中身を傷つけぬようにコンテナを掠め、衝撃波でその開口部だけを破壊した狙撃に 「上手くいった…積みきれなかった残り物が大活躍だな、敵艦の主砲も煙を吹いてるぞ」 「妙なもの飛ばしたせいでカタパルト歪んだじゃないですか...」
2015-05-12 00:22:41@trpg745 「安心しろ、もう整備しなくていいんだからな」 いつもの2人が漫才を繰り広げるのは、無理やり複座式に改造した"二人羽織"のコックピットだ 「そういう問題じゃ…残存敵機6…いや8!」 「上等!飛んで火にいるなんとやらだな!
2015-05-12 00:23:42@trpg745 再び大型狙撃銃を構えた"二人羽織"は榴弾砲を構えていた機兵を爆散させると、弾切れした銃を投げ捨て、上空にフレアを放つ 直後に飛来したミサイルは空中で爆散、同時に発煙弾を発射した 「積載量オーバーで駆動輪のシャフトが折れそうです…」 「そしたら歩けばいい!」
2015-05-12 00:24:01@trpg745 その後は一方的だった 混乱し気づかず通り過ぎた敵大隊の生き残りを背後から急襲、ミサイルの飽和攻撃の後、サブアームを全て展開したマシンガンの雨嵐が敵機に隙を与えない 辛うじて放たれた敵の反撃がユニットの装甲を数枚砕き、なんとか右腕を吹き飛ばす間に、残存機は残り一つ
2015-05-12 00:25:12@trpg745 その一機のブレードが"二人羽織"の頭部を半壊させたのと同時に、"二人羽織"の左腕のパイルバンカーが相手の腰部を粉砕し、その機能を停止させると同時に反動で腕ごと砕け散った
2015-05-12 00:25:43@trpg745 もともと規格も合わない武装を限界まで積んだこの機体がここまで健闘したのは、同乗する整備兵によるリアルタイムのシステム修正と、ナジコの腕前が織り成した神業と言うほかない
2015-05-12 00:26:06@trpg745 もう役に立たない両腕を肩部から、砕けた装甲を基部から切り離し、弾の尽きた"二人羽織"は、主砲を塞がれ対空機銃をこちらへ撃って威嚇しつつ接近してくる敵母艦を損壊したカメラが露出した頭部で睥睨する
2015-05-12 00:26:20@trpg745 欠損し身軽になった身体で船に背を向け、移動する"二人羽織"を見て、大隊が全滅しメンツが丸つぶれの艦長が叫ぶ 「主砲はどうなっている!」 「修復完了です!発射準備完了まで六◯!」 「もっと早くやれ!一刻も早くあの忌々しい"二人羽織"を叩き潰すのだ!」
2015-05-12 00:26:36@trpg745 その直後、レーダーが基地から放たれる物体を感知 「またコンテナか!迎撃しろ!」 しかし、それは小刻みな動きで機銃を躱す そう、 その正体はカタパルトで飛ばされた"二人羽織"!
2015-05-12 00:27:03@trpg745 限界を超えスパークを散らすリニアカタパルトで無理に加速された機体は、射出時の衝撃でユニット脚部をグチャグチャに歪ませ、各部のスラスターを吹かし回避運動を取りながら船に迫る 「奴めまさか…」 「サヨナラだ!」 「ゴメンよ"羽織"ぃぃぃ!」
2015-05-12 00:27:34@trpg745 空中で切り離されたユニットは大質量弾と化し、船のエンジン部を直撃 ユニットを蹴りさらに加速した機体は、見事な飛び蹴りでブリッジを粉砕、頭部を全損しつつ船の向こうへと落下していく
2015-05-12 00:27:49@trpg745 なお、"二人羽織"の整備兵とそのパイロットは、数ヶ月後に上半身を失った機兵で前線基地へ単独行軍しているところを発見された 命に別状はないようだが、長期の療養を取らせるべきと判断し、入院させた 完治次第、彼らには特別武勲を与えるのが適当と思われる
2015-05-12 00:28:14@Jack_O_H_Nielse 745機…”二人羽織”は面倒くさい機体だ。 専用機を持ってはいないが火力を高くしたいという一部のパイロットに人気があるものの、 整備兵としては持ってこられると嬉しくない機体の一つである。
2015-05-13 22:41:16