死ぬのがこわくなくなる話 その8 「量子通信」

渡辺浩弐 @kozysan

@memeJekyll インタビュイーのSHINE代表から、逆に質問をされました。「自分とは何か」……これは真剣に考えて、答えてみませんか。僕も、僕なりに、やってみます。皆さんも、ぜひ考えて、書いて、@memeJekyllでコメントしてみてください。

渡辺浩弐 @kozysan

正解は、あるのでしょうか。いずれにせよ、この問いを正面突破することにより、代表がまたコメントを再開すると予想します。

渡辺浩弐 @kozysan

さて、『死ぬのがこわくなくなる話』を最近読み始めた人のために、まとめておきます。

渡辺浩弐 @kozysan

この連載は、ツイッターの機能を創作活動に活用できるのではと企画したものです。死を乗り越える方法をテーマに、不死の可能性を徹底検証するところから始めました。不老不死は可能であるということの証明を試みました。

渡辺浩弐 @kozysan

その過程でSHINEというシステムを発見し、SHINEのスポークスマンたる「代表」のインタビューに至ったわけです。

渡辺浩弐 @kozysan

死とは何か、生とは何か、ということを突き詰めていくと、結局「自分とは何か」という命題にぶつかるのは、必然なのかもしれません。つまり自我あるいは「セカイ」についての考察となります。

渡辺浩弐 @kozysan

この連載が中二病ぽいというご意見はしかりです。それは、このセカイ観が理由だと僕は思います。

渡辺浩弐 @kozysan

ここで形而上学に進めば、頭良さそうですね。けれど、このまま真っ直ぐ続けていきます。もう少しで、正体が、はっきりと、わかる、それを確信しています。

渡辺浩弐 @kozysan

実は、連載を始めた当初は、どうせみんな死ぬことは決まっているんだし仲良く楽しくやろうよ、と、おおざっぱに言えばそんな話を書いていこうと考えていました。

渡辺浩弐 @kozysan

ただその過程で「自我」という命題が盛り上がってくることは予想していました。その時、読者とわたりあうために、僕なりの答えも、用意してありました。

渡辺浩弐 @kozysan

回答というより提議、着地点というより離陸点です。

渡辺浩弐 @kozysan

それは、自分自身の背後に自分とは別の自分がいる、という仮定です。

渡辺浩弐 @kozysan

SHINE代表とコメントをやり取りしている過程で、それが割と当たっているように思えてきました。

渡辺浩弐 @kozysan

クローニングで肉体を再生する話をしていた時に、肉体が再生されても記憶がなければそれは自分ではない、記憶こそが自分自身の本質のように思える、という話が出ました。多くの方が、そう感じているようです。

渡辺浩弐 @kozysan

しかし、例えば何を記憶する、とか、逆に何を忘却する、ということは、誰が決めているんでしょうか。

渡辺浩弐 @kozysan

そのあたりに、「自分」が、本当の僕が、存在していると僕は思います。

渡辺浩弐 @kozysan

ちょっとまとまりませんでしたので、1日ください。ちゃんと文章にしておきます。

渡辺浩弐 @kozysan

ツイッター連載『死ぬのがこわくなくなる話』始めます。　　「自分とは何か!?」　……昨日の話の続きです。

渡辺浩弐 @kozysan

あなたは自分の意志で動いていると、自分の意志で、自分の体を動かしている、と信じています。