なぜ、終身雇用は、必ずしも理想と言えないのか？・・・首にならない代わりに失ったものは「選択の自由」

うえしん @ueshinzz

健康保険ってヘンな制度だよな。医者に数年いかなくても払いつづけなければならない。モノを買っていないのに、サービスを受けないのに、払いつづけなければならない異常さ。万が一のために払わなければならない保険のアホらしさ。

うえしん @ueshinzz

日本人の弱さはひとつの会社にしがみつかざるをえないことから生れた。ブラックも派遣の買い叩きも外は格下げか困窮の選択肢しかないから。 / 搾取されないためには選択肢を増やすしかない - 愛の日記 @ ボストン http://htn.to/yizDL5

うえしん @ueshinzz

日本人は終身雇用によって会社との労働契約を人情的な恩酬に読み違えてしまった。雇用契約というのは商業的な取り引きにほかならない。人手不足や高成長のあいだには高く売ることができる。人手があまったり右肩下がりならとうぜん買い叩かれる。かんたんな原理なのにまだ人情にすがりつく。

うえしん @ueshinzz

商売原理と人情原理の読み違いによってどんどん安く買い叩かれる。大企業や国家の福祉には人情的な報いがあると思って学生はそれらをめざすのだが、商売的な原理が弱くなるとますます安く買い叩かれる。商売に目覚めなければらない。アコギで功利的な態度というのが商売。

うえしん @ueshinzz

商売というのは差別化や高度化によって高めてゆかなければ高く売れない。みんなと同じで安心しているといくらでも取替えのきく都合のいい人間になるだけである。商業的な精神がほんとうに必要だと思う。

うえしん @ueshinzz

福祉国家や社会保障というのはインセンティブをどんどん人情にすがりつく方向に方向づけるのだが、この世の原理というのは商業原理。これを忘れると買い叩かれてますます福祉に頼るという悪循環におちいる。

うえしん @ueshinzz

日本人はなぜ選択肢がどんどんなくなるほうに進んだのか。ひとつの会社に長くいれば定期昇給があったというのもある。戦時下に転職の自由が禁じられた時代もあった。戦前はやめすぎる社会であった。解雇を禁止した風潮や制度もますます外部の転職市場を閉ざした。自分で自分の首をしめた。

うえしん @ueshinzz

終身雇用が最高の制度だという思い込みが選択肢のない社会を生んだのだろう。消費でいえば国民服とか社会主義圏の国産車しか買えないようなものである。不動産にいけば紹介された一軒の家しか選べないようなものである。肉屋にいけば決まった肉しか選べないようなものである。

うえしん @ueshinzz

商品や商業に流行や栄枯盛衰があるように企業や業種にも寿命や流行すたりがある。それなのに終身雇用がいいなんてムリがありすぎる。終身雇用に制度づけられた社会はそういう栄枯盛衰を許さない社会である。そこから漏れる人に目をつぶる。

うえしん @ueshinzz

消費社会において選択肢の多い市場社会をのぞんでおきながら、雇用や結婚においては選択肢のない終身関係を求めよという不思議。あ、雇用と結婚はパラレルですね。

うえしん @ueshinzz

なんでショッピングセンターでは山のように商品の選択ができるのに、雇用関係では選択肢が一度しか認められない終身雇用が社会主義のようにいすわっているのだろう。消費は市場社会で、会社は社会主義がいい。労働者は選択されたくない、つまりクビにされたくないが、商品はいくらでも選択したい。

うえしん @ueshinzz

クビにされないかわりに自分も選べないという首をしめたのだ。

うえしん @ueshinzz

雇用関係において選択されない自由を得たために選択の自由を失ったのである。

Megatherium（メガテリウム） @Dairanju

雇用の安定と、選択の自由、どちらがいいのだろう。.@Hamyuts_Meseta さんの「なぜ、終身雇用は、必ずしも理想と言えないのか？・・・首にならない代わりに失ったものは「選択の自由」」をお気に入り.. http://togetter.com/li/82724

Demio6 @demio6

@Dairanju @Hamyuts_Meseta 　派遣やってる身からすると安定が欲しいです。