とある作家の語る、「臓器移植」の「おかしな点」

寮美千子 @ryomichico

先天性胆道閉鎖の子を持つ友人からの電話。子は６ヶ月で父親から生体肝移植をしたが、10歳のいまも慢性拒絶に苦しんでいる。こんど悪化したら、脳死者からの臓器移植を考えなければならない状態。日本で脳死移植が進んでないのが残念、と彼女。

寮美千子 @ryomichico

脳死の方から臓器が提供されたとき、移植を受ける立場の人が、意外にも断るケースが多いとのこと。「死者から臓器をもらうのは気持ち悪い」「心の踏ん切りがつかない」などの理由。断れば、臓器は次の人に。10人飛ばして臓器が回ってきたこともあったと。

寮美千子 @ryomichico

臓器移植を希望しチャンスが回ってきてもなお、いざ臓器をもらうとなるとためらう人が多いという話に驚いた。臓器を単なる「資源」と見なすわけにはいかない。そこには「命」への深い敬意が必要だ。深く考えなくてならない問題だと思う。

寮美千子 @ryomichico

わたし自身は、いまのところ自分自身が臓器を必要とする場合でも、臓器移植を望まないが、では自分が脳死になって、わたしの臓器を必要とする人がいたらどうするか、といわれれば、役に立ちたいという心境もある。むずかしい。悩ましい。

ふわ　ふわり @fuwa_fuwafuwa

@ryomichico 先日ラジオで永六輔さんが、脳死の母から臓器を取るのは、許せないといっていました。まだ暖かいのに、死んだなんて、と。死ぬ最後まで、抱いていたいと。

wpps @wpps_photo

家族から脳死患者を出した今年、他人事ではなくなりました。難しい問題だと思います。 RT @ryomichico: わたし自身は、いまのところ自分自身が臓器を必要とする場合でも、臓器移植を望まないが、では自分が脳死になって、わたしの臓器を必要とする人がいたらどうするか

寮美千子 @ryomichico

脳死臓器移植。提供側だけではなく、受け取る側にも大きなためらいがある現実を、はじめて知りました。 @wpps_photo 家族から脳死患者を出した今年、他人事ではなくなりました。難しい問題だと思います。

寮美千子 @ryomichico

脳死者が自分の子だったら、なおさらそう思う人がいるかもしれません。同時に、誰かの命になって生きてほしいという思いも。むずかしい。 @fuwa_fuwafuwa 先日ラジオで永六輔さんが、脳死の母から臓器を取るのは、許せないといっていました。まだ暖かいのに、死んだなんて、と。