- HayakawaYukio
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静岡大の小山教授による箱根山のイベントツリーを記事にしました 朝日新聞デジタル:「箱根山、噴火可能性4%」静大推計 asahi.com/articles/DA3S1… 詳細はこちらに sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_…
2015-05-27 07:25:25「箱根山、噴火可能性4%」 静大推計 - 朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1… 元データはこちら→sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_…
2015-05-27 07:28:33ちなみに確率つき火山活動シナリオは、日本の火山(伊豆東部火山群)でも導入されています。data.jma.go.jp/svd/vois/data/…
2015-05-27 07:31:37うさはかせの箱根山噴火確率を朝日新聞が報じています。%は起きる確率と書いてあるだけで、評価期間が書いてありません。おおむね1年と思っていただいてよいのだと思います。 pic.twitter.com/sfouPYhUiV
2015-05-27 16:42:30明日噴火する確率は、0.04/365くらい。明日の09時から11時までの間に噴火する確率は、0.04/(365*12)くらいと計算できます。
2015-05-27 16:46:06@HayakawaYukio これ期間確率じゃなくてイベント確率だから、現在のイベント終了まで(数ヶ月くらいか)で4%だと思う。
2015-05-27 16:48:37@usa_hakase イベントをどう定義するかの深遠な問題です。1年くらいとするのが、人間感覚に合致するだろうと20年前に結論しました。
2015-05-27 16:52:434%という数字に人それぞれの高い/低いの受止めがあるのは良いことだと思う。本来、そういうものだと思うから。安全/危険の二極化する(させる)方が不自然。
2015-05-27 17:46:254%とリスクを計算するのが科学者の役目(リスク評価)。4%が高いとか低いとか、そこに価値を与えるのは政治家と当事者の役目(リスク管理)。異なる科学者がやれば、異なる数値が出る。それでおかしくない。競馬新聞を見よ(見たことないけど)。
2015-05-27 17:52:25そうそう、こういう確率というのは安全、安心を求めるためには使えない。例え確率が低くて噴火する時はするし、被害も出るのだから。togetter.com/li/827278
2015-05-28 01:41:15確率が有用なのは損失を最小限にしたい時。確率が低いのに大規模な対策をすれば事が起きた時の損失より対策費用の方が大きくなる。 想定される損失と確率から対策の規模を決めるのが最適解。 togetter.com/li/827278
2015-05-28 01:42:29きのうは、うさはかせの箱根山噴火確率を朝日新聞がわかりやすく報じたので、その確率がカバーする時間はおおむね1年だと指摘しました。きょうは、噴火のタイプそれぞれがどこまでの範囲にどんな影響を与えるかを考えてみましょう。 pic.twitter.com/cjgjJw2PIT
2015-05-28 07:37:49▼水蒸気爆発(火砕流なし)66% ・粘土が強羅に降って1ミリ積もる。 ・大涌谷の駐車場に石が落ちる。 死者なし、リスクゼロ pic.twitter.com/gUlAWHtbxk
2015-05-28 07:40:45▼水蒸気爆発(火砕流あり)17% ・さほど高温でない火砕流が大涌谷から2キロ下る。 死者1人、リスク0.17 pic.twitter.com/nQYVFUfSuj
2015-05-28 07:42:56▼溶岩ドーム・溶岩流 16% ・大涌谷に溶岩が現れる。 ・熱雲が仙石原を焼き尽くす。 死者1000人、リスク160 pic.twitter.com/dNHLgSGCzi
2015-05-28 07:44:57▼プリニー式軽石噴火 1% ・箱根カルデラ内のどこかに火口が開いて、そこから噴煙が空高く20キロくらいまで上昇して、風下に軽石が降る。火口から3キロまでに石が飛んでくる。火砕流が出て5キロ走る確率3割。 死者1万人、リスク100
2015-05-28 07:47:13▼箱根山噴火の過去最悪ケース。0.03% ・火砕流が出て横浜まで達する。 死者400万人、リスク130 pic.twitter.com/HdK6agg0T0
2015-05-28 07:52:02リスク評価の観点からいうと、いま箱根山で人間の命を心配するなら、仙石原が熱雲に焼かれる噴火シナリオを検討するのが費用対効果がもっとも高い。
2015-05-28 07:53:58いっぽう経済の観点からいうと、強羅に粘土が1ミリ積もったときの対策をいまのうちに考えておくことが、この火山危機に際してもっとも効果的だろう。
2015-05-28 07:55:46「強羅に粘土が1ミリ積もったときの対策」とは、積もった粘土をいかに除去するかの方策ではない。そんなものはひと雨降ればなくなる。私がけさ指摘したのは、そうなったときに世間に広がる評判のコントロールだ。いまは、絶対にそうならないの宣伝ばかりをしている。とてもあやうい。
2015-05-28 08:06:09(さんこう) 岩手山の論理ツリー 1998.10.20 hayakawayukio.jp/bosai/98iwate/…
2015-05-28 08:11:29岩手山の論理ツリーの最終形はここ 1999.1.8 hayakawayukio.jp/bosai/98iwate/… どういうわけか、表形式が乱れている。 岩手山は結局噴火しなかった。
2015-05-28 08:12:59火山噴火というのは、文字通り桁違いに変わる。プロは8桁くらいを同列に考えることができる。1円から1億円までの範囲を同時に考えることができるというとわかりやすいかな。まずは桁だけで考える。細かなことは気にしない。だから発生確率だって桁だけで考える。噴火確率4%と8%は同じとみる。
2015-05-28 08:20:13