ホルヘ・ボルピ 安藤哲行訳『クリングゾールをさがして』感想まとめ

ホルヘ・ボルピ 安藤哲行訳『クリングゾールをさがして』について、読了された方を中心にまとめました。 http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309206745/
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中森明夫☆新著『推す力』 @a_i_jp

『クリングゾールをさがして』、ヒトラー暗殺計画の冒頭に、ローラン・ビネ『HHhH』か!? と思えば、続く章でノイマンやアインシュタイン、ゲーデルが出てきた! が、ピンチョンというよりウエルベック『素粒子』にも近い。『素粒子』の翌年(1999年)この小説が発表されてた意味は大きい

2015-05-24 12:33:50
中森明夫☆新著『推す力』 @a_i_jp

『クリングゾールをさがして』→kawade.co.jp/np/isbn/978430… 読み中。猛烈な面白さ! ナチスめぐる謎の科学者の探索行。歴史と科学、文系と理系が激しく交錯。構成が凝ってるのにするする読める。作者ホルへ・ボルピは1968年生のメキシコ人、猛烈に知的ですごい力量の作家だ!

2015-05-24 12:49:26
中森明夫☆新著『推す力』 @a_i_jp

ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』→kawade.co.jp/np/isbn/978430… 読了。圧倒的傑作! 打ちのめされた。まぎれもなく20世紀に書かれた偉大な小説の一つ。ビネ『HHhH』、ウエルベック『素粒子』よりもすごいんじゃないか? 必読!!

2015-05-28 22:44:05
中森明夫☆新著『推す力』 @a_i_jp

ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』→kawade.co.jp/np/isbn/978430… 読了…直後、あまりの感動に河出書房の担当編集者(島田さん)に電話して一時間ほどその偉大さを喋りまくる。この小説の価値をわかり、読ませたいのは森毅と埴谷雄高だ! と(死んでる!? ^_^;)

2015-05-28 22:50:01
中森明夫☆新著『推す力』 @a_i_jp

ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』→amazon.co.jp/gp/aw/d/430920… 翻訳小説のみならず、今年、日本語で出版された最高の本! ピケティ本を買う金があったら、こちらを読むべき。教養も快楽も圧倒的!!

2015-05-28 23:02:17
中森明夫☆新著『推す力』 @a_i_jp

ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』→amazon.co.jp/gp/aw/d/430920… 圧倒的傑作だが、そこには現代の日本文学に失われたものがある。大胆さだ! 拙著『アナーキー・イン・ザ・JP』は相当にいいとこ行ったと思ったが、まだまだ…。打倒ホルヘ・ボルピ。小説、書くぞ~!!

2015-05-28 23:10:52
杉江松恋@11/12秋季例大祭こ02b @from41tohomania

【今週はこれを読め! ミステリー編】ヒトラーの科学顧問を追う『クリングゾールをさがして』 - 杉江松恋|WEB本の雑誌 webdoku.jp/newshz/sugie/2… ひさしぶりに原稿書きました。メキシコ作家による科学の世紀の意味を問うミステリー。

2015-06-05 14:16:45
風間賢二 @k_kazama

科学(量子力学)と文学(ラテンアメリカ)の幸福な結婚で生まれたミステリ小説、それがホルヘ・ボルピの大作「クリングゾールをさがして」(河出書房新社)だ。マルケスとピンチョンが合作したらダン・ブラウンになっちゃった(?)感じの傑作。このラテンアメリカ文学の新たな息吹を堪能すべし!

2015-05-23 20:59:55
藤原編集室 @fujiwara_ed

ヒトラー時代のドイツで科学と魔術が交錯する『クリングゾールをさがして』は目次がなかなか面白い。 pic.twitter.com/4fJnZIgk8Q

2015-05-24 09:57:25
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藤原編集室 @fujiwara_ed

「『クリングゾールをさがして』は量子力学の専門書ではない。それは、ともかく、上質のスリラーである」というカルロス・フエンテスは、フリッツ・ラングのマブゼ博士やエリック・アンブラー『ディミトリオスの棺』を引き合いに出している。本書のサスペンスはカブレラ=インファンテも称揚した。

2015-05-24 10:18:26
米光一成:ゲーム作家 @yonemitsu

ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』 amzn.to/1dq8j3u 気になる本。“ヒトラーの謎の科学顧問クリングゾールをめぐり、実在の科学者とナチスの核開発、ヒトラー暗殺未遂事件の秘密を描く文芸ミステリ”

2015-05-23 13:30:56
AtLastPlay @suzuchic

『クリングゾールをさがして』という小説が気になる。ラテンアメリカ文学でヒトラーもので、河出書房。大好物ばかりでないか。表紙もクール。 pic.twitter.com/MoKmgHzN8y

2015-05-25 22:34:58
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河出書房新社@「文藝」Tシャツできました🎊90周年🎊祝賀月間🎉 @Kawade_shobo

ホルヘ・ボルピ 安藤哲行訳『クリングゾールをさがして』発売。 ヒトラーの謎の科学顧問をめぐり、ナチスの核開発とヒトラー暗殺未遂事件の秘密に迫る。ラテンアメリカ新世代の旗手による最高傑作! bit.ly/1J1LUVx pic.twitter.com/M0C6iUQjJD

2015-05-26 17:54:21
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ミミまろ @mimimaro

この本、理工書コーナーにも置いちゃだめかな 『クリングゾールをさがして』河出書房新社 bit.ly/1BmTQul

2015-05-26 19:19:21
AtLastPlay @suzuchic

『クリングゾールをさがして』買ってきた。文芸の新刊台になく絶望していたが、科学の棚で発見。ああ良かった。

2015-05-27 20:41:43
🐕みほ @miholovedogs

澤野弘之さんを聴きながら『クリングゾールをさがして』を読むとズドンときます。

2015-05-26 23:29:49
伊藤螺子 @thunderheadhour

タイムラインでにわかにホルヘ・ボルピ「クリングゾールをさがして」が盛り上がり始めているな……

2015-05-28 22:47:33
松籟社(京都) @shoraisha

小社発行の『現代ラテンアメリカ文学併走』では、著者の安藤哲行さんにラテンアメリカの注目小説を多数ご紹介いただきましたが、その一つ、ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』が安藤さんご自身の訳で、河出書房新社さんから刊行されました。→goo.gl/nKA6pl

2015-06-01 14:22:32
松籟社(京都) @shoraisha

邦訳刊行に合わせるように、『現代ラテンアメリカ文学併走』所収の『クリングゾールをさがして』紹介テキストを小社サイトにて掲載中(goo.gl/fSId3b)。興味を持たれた方はぜひ『クリングゾールをさがして』を手にとってみて下さい(なぜか他社さん本の宣伝を……)

2015-06-01 14:30:09
松籟社(京都) @shoraisha

安藤哲行さんにはこれから、小社サイト上でラテンアメリカ文学の現場報告をしていただくことになっています。今月下旬にはweb版「現代ラテンアメリカ文学併走」として正式スタート予定ですが、プレ公開版として『クリングゾールをさがして』紹介を掲載しました。安藤さんの連載をどうぞお楽しみに。

2015-06-01 14:32:03
奥村ペレ @okumurapele

ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』。ギリェルモ・カブレラ=インファンテはいう。「歴史・政治・文学と科学のフュージョン…(著者は)登場人物を巧みに創造し、すべてがサスペンスの凝集力によって結びついている。この先起きることを知ることが私たちの好奇心をそそり、気をもませる」と。

2015-06-02 21:29:56
AtLastPlay @suzuchic

『クリングゾールをさがして』読了。こいつは難物だった。この先、万一にでも物理学に興味を持つようなことがあれば再読してみたい。この余勢で長年積んでた『ベルリン・アレクサンダー広場』にも挑戦してみようか。

2015-06-02 22:49:25
奥村ペレ @okumurapele

いま、ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』を読んでいるが、この本、間違いなく本年上半期翻訳本のベストワンの予感がする。例えばこんな記述にグッとくる。「どんな頭脳もーアインシュタインのでさえー女性によって示される世界の多様性を発見するには不足だった」。

2015-06-07 09:46:00
田仲真記子 @maktan0308

中森明夫さんの激賞に引き込まれて『クリングゾールをさがして』を一気読み。最近では『HHhH』、古くは『薔薇の名前』を読んだときのような、体温が上がる感じ。河出書房新社の翻訳書はこのところあたりが多いです。

2015-06-08 22:08:18
奥村ペレ @okumurapele

ホルヘ・ボルピ『クリングゾールをさがして』⭐︎5+α。これはチンパンジーとクリングゾールの物語だ。前者はヒトラーの暗号名また後者は20世紀の悪の象徴記号。C.フェンテスはこの物語を「現代の倫理的な寓話」と評したが、ここには凡そ《すべてがある》。歴史も、科学も、哲学も、そして愛も。

2015-06-12 09:11:00