岸本斉史の「NARUTO」 天才じゃないから組織に必要な才能
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イヌノオー@
@inunohibi
海外で岸本斉史の「NARUTO」が、売り上げ新記録を更新しているらしい。かつては少年向けマンガ・アニメの代表といえば、鳥山明「ドラゴンボール」だったが、今ではNARUTOになっているそうな。
2015-05-29 19:57:59
イヌノオー@
@inunohibi
ニューズウィークの「世界に影響を与える日本人100人」というような企画でも、マンガ家の中で岸本斉史氏がただひとり選ばれていた。
2015-05-29 19:58:11
イヌノオー@
@inunohibi
ナルトが今までのジャンプマンガと違って面白かったところは、主人公である忍者が所属する「組織」を描いていたこと。悟空にケンシロウ・・・、少年漫画の主人公は、自給自足できるたくましさがある分、そもそも仕事をしていない。
2015-05-29 19:58:28
イヌノオー@
@inunohibi
これはスーパーマンのようなヒーロー達が、自発的にチームを組むというドラゴンボールやワンピースでは描けなかったところ。途中からは、ジャンプお定まりのパワーインフレで敵が強くなりすぎて、組織が機能するというのを上手く描けなかったけれど。
2015-05-29 19:58:59
イヌノオー@
@inunohibi
鳥山明氏は天才だけど、岸本氏は天才じゃない。天才というのは、どうやって面白いマンガを描けるのか、自分がどうやって書いたのか、説明できないものだ。
2015-05-29 19:59:29
イヌノオー@
@inunohibi
ところが岸本氏は、ナルトのコミックスのオマケで、自分のマンガ家修行を詳細に記している。そのため、何を考え、どのように作ったかが、凡人にもたどれるようになっている。
2015-05-29 19:59:40
イヌノオー@
@inunohibi
これは組織の人間だったら必要な才能。組織で働く人みんなが天才じゃないからね。これこそが岸本斉史氏の、作家として最大の才能でしょう。
2015-05-29 19:59:55