「俺は駄目な人間だから」という言葉について

⛩️ のーみん丁 ⛩️ @noumin_T

自分を卑下する人の中でも「私はダメ人間ですごめんなさい」みたいな人って、要するに開き直ったに近いので困るし同情もしない。 同僚Yがこれに当たる

⛩️ のーみん丁 ⛩️ @noumin_T

出来ないというなら、そう思う（客観的に理解可能な）理由が必要で、そこに「ダメ人間だから」みたいな説明になってない理由が来てると、聞く側としては全く理解も判断もできない。「やりたくない」は気持ちの問題だから理由は必要ない。

⛩️ のーみん丁 ⛩️ @noumin_T

「自分はダメ人間だから出来ない」みたいな主張の問題点は、他者から理解できない事で、更に言えば「他者から理解できない事を理由にする」事自体に問題がある。つまり「自分がダメな事は自分が知っててそれで間違いないから人の意見を聞く気がない」という事になる。

⛩️ のーみん丁 ⛩️ @noumin_T

なので、こういう言い方で仕事できませんという人は、仕事のやり方や割り振りについて、話し合う気がそもそもない。すごく自己中心的な考えがベースにある人だから、その後の話しでも気をつける必要がある。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

これは非常に興味深い話だな。>RT

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

これは私も過去そうであった時期があり、他にそういう状態であった知人もいるので、非常に興味深く、かつ「どうするべきか」が朧気ながら見えているアレだったりする(自分の場合であり、他人に適用できるかどうかはわからない)。キーワードは「根拠」と「自己評価」と「積み重ね」だと思う。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

万人がそうではないのだけれど、「私は駄目だから出来ない」と言うに至った1ルートとして。何かしら作業や課題を与えられ、それをこなすことが出来なかったときに、ずっと「お前は駄目な人間だ」と言われ続ける、という話がある。何が出来るか出来ないか、ではなくて「お前は駄目だ」が続く。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

例えば、親や教師や周囲の生徒などに「お前がそんなことが出来るはずがない」「他の人間もできているのにお前は出来ていない」「これをやれないと社会で通用しない」などのことを連続して言われる、というパターンがある。すると、本人の中に「結局自分は出来ないのか」というものが降り積もる。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

そういう状況で、何かをやったときに、成果が出ない間、もしくは失敗をしたときに「結局お前は出来なかったな」などという追い打ちが入ると、自分は何も出来ないのだということに対する肯定感が生まれる。すなわち、周囲の言葉が担保になり、自分で自分のことを「駄目だから出来ない」と思い込む。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

すると、その時の経験などから「自分は駄目だから、こんなことは出来ない」という発言が出始める。そして、何かをやろうとしたときに「どうせ出来るはずがない」と、他人ではなく、ほかならぬ自分の口から発し始める。その根拠は「今まで出来てなかったし、みんなが駄目だと言うから」というもの。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

他人が駄目だという言葉が、そして自分で自分を駄目だ思う心が「根拠」となり、 やって失敗した履歴や、やろうとしたときに結局やらずに結果にならなかったことが「自己評価」となり、 常日頃から何かしらの悪意に攻撃される状況や、自分で自分を否定することが「積み重ね」となる。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

で、この言い訳って、非常に気分が悪い。その気分の悪さを引き出しているきっかけがどこだかは忘れてしまっているのだが、どうせできやしない、と言い続けて自分に自分で暗示をかけている結果、本当にできなくなる。というか、やってないんだから出来るはずもない。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

これは聞いた話で、ソースがないのだけれど……北米で、黒人の生徒が課題を解くように教師に言われた時に、本人自ら「どうせ俺は黒人だから勉強出来ない」と解こうとしない、という例がある、らしい。人種差別的なものや、その個人が受け続ける色々なものが、本当の「勉強が出来ない本人」を作る。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

こういう思考を持っている人間は、被害妄想的になる傾向がある……らしい。感覚的に理解できているのは、何かをやろうとしたとき「どうせ出来なかったらお前はまた攻撃するんだろ」とか「今まで出来なかった仕事を私に割り振って、結果が出なかったら全部私に引っかぶせるつもりだろ」とか、そういう。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

そんな状況で、なんとか何かを始めたとする。そして、何かを失敗した時、「私は駄目人間なのだから、そんな人間に何かを任せた貴方が悪い」と他人を責めたり、「私は駄目な人間だから、これが出来るはずなかった」と言ったりする。そして上手く行った時には「今回は運が良かった」なんて言う。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

私はこの状況をまだ完璧に脱することは出来ていないのだけれど、いくつか行った行動は、それなりに成果を上げている……と思う。思いたい。成果、出てるんじゃないかな。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

「失敗をしても経験値は丸儲け」「失敗をしてもそれをリカバリーできれば問題ない」と考えることが一つ。これに関しては、何かしら失敗をしたときに「結局お前は何をやっても駄目だ」と言い続ける先輩がいたのだけれど、ちょっとアレな手段を使って離れた結果、少しは改善できた。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

……実際、リカバリーできない失敗もある。例えば「人を殺してしまう」ような失敗をしたら、取り返しがつかない。この手のところには、未だに近寄れないし吐き気が止まらん。「お前は人を殺していたかもしれない」「お前なら人を殺す」なんかの言葉は言われたけど、今でも正論だと思ってしまう。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

後、「自分の能力を正確に把握する」ことが、自分が駄目人間だからという逃げ場を無くすための有効な手段だった。全部が全部駄目、全部が全部上手くいかない、そう考えているから、どんな仕事が来ても「これは出来ないんじゃないか」という発想に至る。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

偉大なるVault監督官殿にお願いし、GOAT試験を受け直した時。「普通はあるはずのPERKが見当たらないが、別の特異なPERKがあるようだ」「Intの値がずば抜けて高い」「行動の早さや作業の効率自体は平均程度だ」「突発的な判断への対処が弱い」などという評価を貰った。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

問題がわかったならば、それを改善すれば良い。まさか、郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、自分の能力の低さが原因ではあるまい。自分の出来ない具合を調べる、出来る具合を調べる、それでようやく「出来ないを出来るに変えられる」。自己分析ではなく、他者分析があるとなお良い。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

最後に大事なのは「自己否定感を強めてくるモノから遠ざかる」こと。上司とか先輩とか友人(待ち給え、そんなマイナスな感情を喚起させる対象を友人と呼ぶのかね？)なんかには、一定数他者を攻撃して自己を満足させたり、己が気持ちよくなるために説教をする人間というのがいるのだ。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

これは別に「自分をマンセーしてくれる人間だけ周囲に置け」という話ではなくて、根拠のない中傷を行う人間を遠ざける、言うことを聞かない、ということ。極端な例だけど、学歴マウンティングをしてくる人間が「お前は俺より学歴が低いから仕事が出来るはずがないｗ」なんて言ってくるのは、完璧暴言。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

ただこれ、逆ハラスメントというのも横行していて。「俺より学歴高いのにこんな仕事が出来ないの？」「あなた男(女)なのに、これぐらい出来ないの？」「先輩この年でこんなことも出来ないの？」みたいなのが発生する。ただ、よく観察してると、そう言われる対象であっても出来ていない人、いるのだ。

飛騨牛エグチ @bluetomcat14

・失敗を「どうしようもないこと」「この世の終わり」「自分が駄目なことの根拠」と捉えない ・己の能力(スキルポイント、タグスキル、PERK、SPECIAL)を把握する ・攻撃者からは離れる 最後のはアレもあって完璧には出来てないけれど、この3つで私はなんとか……なった、と思う。