椹木野衣×会田誠トークイベント〜誰がアウトサイダーなのか〜
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5月30日(土)幻冬舎plus×リブロ池袋本店presents 椹木野衣×会田誠トークイベント ~誰がアウトサイダーなのか?~ 『アウトサイダー・アート入門』(幻冬舎)刊行記念|イベント | リブロ池袋本店 libro.jp/blog/ikebukuro…
2015-05-30 19:01:52お二人の出会いは? 椹「レントゲン藝術研究所、だったか。オープンに立ち会った。当時の日本のギャラリーは銀座・神田の小さな貸し画廊だった。そこに巨大なスペースが。 そこに村上と一緒にいって一緒にやろうと。 村上が藝大出身ということからか、小沢や会田と会ったか。
2015-05-30 19:06:34レントゲン藝術研究所・・・90年代のアートシーンを象徴するスペースであり、当時都内最大級・計190坪の広さを持ち、さまざまな若手作家とキュレーターのデビュー展が行なわれた。91年6月に、池内務により古美術商「池内美術」の現代美術部門としてオープン。代表的な企画展として、美術評論家の椹木野衣による「アノーマリー」展、村上隆による「WILD WILD」展、会田誠のデビューでもある「fo(u)rtunes」展(いずれも1992)などがある。(artscapeより引用)
椹木「フォーチュンズという展示。93年。西原民がキュレーション なにか、スーツ着てたような 会田「あのときは自虐的な、、、布団の中でオナニーする。レントゲンは初日にパフォーマンスするという恒例で
2015-05-30 19:08:01さ「小沢剛の展示で布団を積み上げるというのがあり、そこでか。結局射精にはいたらなかった、と あ「計算通りというか。自分の描いた絵を見ながら公衆の前でする、というか、エロティックアートを見るというものを批判するような
2015-05-30 19:09:04ほ「その中で、カルティエできれいな展示をしている地下で、新宿城をつくっていた。 モニュメントフォーナッシング、人工的にアウトサイダーアートを作ろうとしている。プロとの垣根とは何なのか、と話したいと
2015-05-30 19:10:34さ「巨大フジ隊員とキングギドラ。セル画と同じ技法。これを春画と見立ててオナニーを試みる、というのは美術だからできない、と あ「春画展ができるそうでそれはおめでたい。しかしあれはこそこそ見るもの。美術というシステムに入れると違和感があるものがある
2015-05-30 19:12:13椹木「レントゲン藝術研究所だから、個人が運営するので展示が可能だった。しかし美術館では・・・ 会田「森美まで展示できなかった。クレーム来たが、あれは犬シリーズに対してきた。裸というよりレイプ的シュチュエーションが問題か。 椹木「女性器よりレイプ的な状況が問題、と
2015-05-30 19:14:572012年11月から2013年3月31日まで森美術館で行われた「会田誠展 天才でごめんなさい」では18禁ルームが設けられたが、そこでの展示に対しポルノ被害と性暴力を考える会(PAPS)が抗議した。参考まとめ→ http://togetter.com/li/446442
会田「この作品は高橋コレクション。 椹木「右端に画凶人とある 会田「日本美術最強ペンネームのようなギャグ的画号。雪舟、光琳、宗達からもらってる。最後に天心なども書いた絵もある。
2015-05-30 19:16:30会田「北斎の最後の画号。浮世絵。 椹木「絵かきは狂人であるという自負 会田「死ぬまで描いたのは北斎だが、、、無理やり今日につなげれば、というか今日はしゃべるのが厳しいな、とおもいつつ来てるが、、、
2015-05-30 19:17:35会田「画狂人という立場は、自分には無いな、、、、 穂原「天才という言葉を会田をつかってるが、、、 会田「今日のシナリオは本の感想を話すというものだったが、、、難しく、、、w
2015-05-30 19:18:32会田「新書はバカな一般人にわかりやすく智識を教えるスタイルで、僕にもちゃんと機能している。知らない人たちも多く、わたなべきんぞうなど。 智識吸収的にはよかった
2015-05-30 19:19:26会田「椹木が事実を述べる箇所が多いが、そこに椹木自身のアジテーションが挟まる。日本の美術家のルートは子供の頃絵を褒められ、予備校に行き、大学へ行く、と。そこから凄いアウトサイダーのようなきらきらする作家が出るか、と
2015-05-30 19:20:41会田「本の構成は野心的で面白い。一番特徴的なのは、アウトサイダーやアール・ブリュットのような知恵遅れのような人が入ってるが、現代美術で評価されるルイスブルジョアや火山学者が入り、世間での立ち位置が異なる人が世の東西を問わず入れる。
2015-05-30 19:23:24穂原「著書で触れてないアウトサイダーアーティストは? 会田「様々な人が脳裏をよぎるし、全然目の出てない、それどころか一生目のでない知り合いの顔も去来する。
2015-05-30 19:24:42会田「たとえば、メンヘラ展のような企画展。若い人がしてる。その時に見た感想が思い浮かんだり。坂口恭平とか。あるいは天才ハイスクールとか。
2015-05-30 19:25:26会田「卯城が教えてたのが天才ハイスクールなのだが、前年度で終了した。その解散展があった。現物オーバードーズ。それも去来した。
2015-05-30 19:25:58穂原「美学校は会田が教えてたが、そこは正規の大学でなく、アウトサイダー的な場所。 会田「僕がやっていたのが、バラバラハイスクール。そこで卯城を教えていた。その卯城が教えてたのが、天才ハイスクール。
2015-05-30 19:26:57会田「今世紀、美大を経由してない、何者とも本人すらも形容しがたい若者が僕の周りに集まるようになった。当然自分の作品んが大事だが、ムーブメントのようなものでつつきたい、と思った
2015-05-30 19:28:13会田「椹木がこの本を書く動機と、僕が行うこと。美術というえらそのなものをいじってみたい、というところで共通点はありそうだ
2015-05-30 19:28:45