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笠井潔×藤田直哉×東浩紀「右傾エンタメは日本を亡ぼすのか?――『文化亡国論』をめぐって」前後のやりとり(備忘録)

ゲンロンカフェで行われたイベント笠井潔×藤田直哉×東浩記「右傾エンタメは日本を亡ぼすのか?――『文化亡国論』をめぐって」前後のやりとりの備忘録です。 詳しい内容については、こちらの録画とhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv220356956 『文化亡国論』(響文社)の内容もご参照ください。http://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%E5%8C%96%E4%BA%A1%E5%9B%BD%E8%AB%96-%E7%AC%A0%E4%BA%95-%E6%BD%94/dp/4877991107 おまけにiRONNAの「右傾エンタメの嘘」特集も参照されると良いかと。http://ironna.jp/theme/256
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ゲンロンカフェ【最近 Instagram に挑戦中!】 @genroncafe
5月29日のゲンロンカフェは、笠井潔×藤田直哉×東浩紀「右傾エンタメは日本を亡ぼすのか?――『文化亡国論』をめぐって」を開催しました。... fb.me/6BnOzcqRr
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
「安倍晋三首相に近い中堅・若手自民党議員が6月に勉強会を立ち上げ、保守系文化人による「政権応援」を展開」「文化人や芸術家を講師に招いて、発信力を強化するのが狙い」保守系文化人「発信力を強化」自民若手が勉強会発足へ - 朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASH5X…
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
『文化亡国論』の主要な問題提起の一つに、政府が進めるクールジャパン戦略は、背景にソフトパワー戦略があり(経済産業省、文化庁、外務省の文章に載っています)、ソフト・パワーとはハード・パワー=軍事力と対になる感性や内面を統治する戦略でり外交だけでなく内政にも応用されることがありました
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
まぁ、その通りになっていると思います。公になっている文章などから導き出せる、必然的な帰結だと思います。あとは、取り締まりや、表現規制などを駆使したり、権威を与えたり助成を与えたりすることで「市場原理」の建前の中で有利になるようにし自発的な隷従の状態を文化産業が作っていくようになる
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
売れればいい、売れるものを作ればいい、エンターテイメントと現実は関係がない、というのは、市場原理や資本主義、自由主義の理屈から言えば、ぼくもその通りだと思うんだけど、「国家」が介入している以上、完全な市場原理や自由主義ではなくなってしまっている。それは問題だよ。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
売れるため、生き残るためにやむを得ず、仕方なくやっていくことの総体が、ある方向性を作っていくだろう。資本主義や競争原理の世界の中で、「倫理的」であろうとすることは、コスト的に、見合わなくなっていくだろう。しかし、それでいいんだろうかな。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
ソフト・パワー戦略、すなわち文化やエンターテイメントの力、魅力によって、感性・内面を統治する一つの例として、ぼくは自衛隊を出しました。広報予算が結構上がっているんですよね。エンターテイメント産業に協力する方向になったのも、ご存じのとおり。自衛隊のイメージは確実に向上してますね
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
クール・ブリタニアを研究した清水知子『文化と暴力』によると、サッチャー政権の時期(新自由主義政策が始まる時期)と、クール・ブリタニアは重なるらしく(国家の政策になったのは、ブレア政権のとき)、緊縮財政のときに、「福祉に頼らない」「働く」「自己責任」などの価値観を形成したようだ。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
文化を国家が支援し(YBA、ロックや映画など)国外に売り込んで外貨を稼ぐ。というのと、福祉予算を削るために、「怠け者」を減らす、国内向けの、思想・精神の統治が、文化を通じて行われたと解釈しうる。クールコリアもアジア通貨危機が背景。クールジャパンも、同じパターンをなぞっているよね
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
国民の精神を、「福祉」などに頼らないようにさせる、「自己責任」という価値観や、「サバイブ」しなければいけないという世界観などに変える、ということが、様々な方法で行われたと考えるべきだろう。日本も同じことが起きた(クールブリタニアを手本にしていることは明言されている)。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
「在日特権」デマや排外主義や生活保護叩きは、「福祉に頼るのはずるい」「苦しくても働くべきだ」という価値観・信念を背景にしていると考えられるが、そうすると、その排外主義的価値観の前提となる思想・精神を形成した責任は国家にあると言える(もっと広く言えば、経済的な危機)。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
ヘイトスピーチや、「在日特権」デマに限らず、ネットの空間などにおけるデマや憎悪表現の横行は、本当にひどい暴力であり、犯罪行為だと見做すべきであり、即急に対処と被害者の救済を図るべきである、と思うが、表現規制になりかねないヘイトスピーチ規制を国家に委ねていいのか疑問なのは、そこ。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
桜井誠らが、日韓ワールドカップなどや、韓流ゴリ押しを例に出し、韓国の歪んだナショナリズムが悪いから自分たちは活動している、という理屈を良く使うのだけれど、あれはクール・コリア戦略への反作用でもあったと解釈可能。クール・コリアが、韓国の内政に極端な影響を与えた可能性も検証したいね。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
クール・ジャパン戦略の背景にあるのは、ソフト・パワーの概念で(経産省、文化庁、外務省がちゃんと文章で言っている)、ソフト・パワーとは、軍事力であるハード・パワーと対になる、軍事戦略・国際政治上の概念として提起されたことは繰り返す必要がある。対外だけでなく内政にも応用されたことも。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
政府の作る文章やプレゼンの中で「ソフト・パワー」が説明される時に、ジョセフ・ナイの名前は出てくるのに、彼がアメリカの国務副次官、国家情報会議議長、国防次官補(国際安全保障担当)であったことは何故かあまり触れられないで、ハーバード大学で教えていたと書いているのはちょっと可笑しい
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
その文章自体が、「ソフトパワー」戦略の見事な実演になっている。軍事とか、兵器の代わりの力としての「ソフトパワー」って言われたら、受け入れにくいから、表現を変えて、イメージを変える。全てを観たわけではないけれど、全般的にそういう傾向があった。気持ちはわかる。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
.@sakuraikeisuke ありがとうございます。日本浪曼派的心情が(戦後の脱臭された解釈ではなく)生々しく表現されているわかりやすい映像作品を探していました。大変感謝いたします。「日本浪曼派的なヤバさと魅力」をどうわかりやすく伝えたらいいのか、ちょっと模索していまして。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
明日です! 笠井潔×藤田直哉×東浩紀「右傾エンタメは日本を亡ぼすのか?――『文化亡国論』をめぐって」 @kiyoshikasai @naoya_fujita @hazuma ptix.co/1EMIh35 @peatixさんから
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
明日のゲンロンカフェでの鼎談に向けて、『思想地図』vol2の、東浩紀+大屋雄裕+笠井潔+北田暁大「再帰的公共性と動物的公共性」を読み返していて、まさしくここにあった議論が延長されていると思った。2008年。特集は「ジェネレーション」。重要なポイントをあとでtweetします。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
あ、そういえば、笠井潔×藤田直哉『文化亡国論』(響文社)、三刷決定だそうです。ご指摘いただいた、数多くの誤植を訂正した「決定稿」にする意気込みだそうです。お買い求めくださった皆様、訂正箇所をご指摘してくださった皆様に、感謝いたします。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
東浩紀+大屋雄裕+笠井潔+北田暁大「再帰的公共性と動物的公共性」読み直して、ここに色々な問題や論点は既に出ているし、自分はこの2008年の座談会に結構影響を受けてその後の自分の考えを決めたり行動してきたのだなぁ、と、今さらながら自覚した。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
東浩紀+大屋雄裕+笠井潔+北田暁大「再帰的公共性と動物的公共性」で問題になっているのは、グーグル的なアーキテクチャに支配された世界=「動物的環境―アーキテクチャ」の中で、人がそれに抗う・戦う想像力を失っているのではないかということ。人間的抵抗が可能かどうか。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
小見出しで「世界を変えられるという感覚が麻痺している」とある。これは、震災後の、社会運動が頻発している現在と比較すると、どうなのだろう。やはり、2008年に限定された感覚ではなかっただろうか。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
「設計に抗う力」という後半で、アーキテクチャに管理され、それに抗う想像力が衰滅するのでは、という問題提起に対し、「災害」というのを笠井潔が持ち出している。群衆の蜂起も「災害」のようなもので、決して制御も計算も不可能だと言っている。この発言、あまりに予言のようでびっくりした。
藤田直哉@震災文芸誌『ららほら』 @naoya_fujita
さらに、管理社会・監視社会の問題。北田暁大は、体感治安や不安などの問題を「物語」だと指摘。「監視社会化をネオリベラルでグローバルな社会の〈運命〉みたいなものとして受け取る必要は必ずしもないのではないか」と主張している。これは、ぼくもそうだと思う。運命と思い込ませる力があると思う
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コメント

muramasa @muramasa931 2015年6月5日
あれ? 東浩紀ってまだ野間のアナルを嘗め嘗めしてたの? 左傾というよりしばき隊の幇間をやるのは言論人としての存在証明の放棄だと思うんだけどねw つか、まとめ主も人の名前を素で間違えるお馬鹿ちゃんなんだねwww記ぢゃなくて紀だおwwwww
muramasa @muramasa931 2015年6月5日
左傾エンタメに浸りきった痴れ者にはどう諭しても無駄なんだろうがねww
cinefuk 🌀 @cinefuk 2015年6月6日
40年前に宇宙戦艦ヤマトを見ていた子供が全員右翼になったか?「紫電改のタカ」は?暫く流行から外れていた軍事ネタのエンタメがようやく受容されるようになっただけでしょう。
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