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2015/05/22 NHK特報首都圏「誰にも言えない 語れない ～新潟水俣病 ５０年目の被害者たち～」nhk.or.jp/tokuho/program… ＞さまざまな差別・偏見により症状がありながらも隠れるように生きざるを得なかった苦悩 pic.twitter.com/6NZWNNKv6x
2015-06-06 20:23:08
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「経済成長の最中、阿賀野川流域で起きた新潟水俣病。工場排水に含まれた有機水銀が原因で、多くの人が、激しい手足のしびれやめまいにみまわれました。公式確認から今年で50年。被害者たちは何を思い暮らしているのか。NHKでは初めて大規模アンケート調査を実施」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 20:26:20
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「浮かび上がったのは、多くの人が、今も苦しみを誰にも打ち明けられずにいることでした」特報首都圏 新潟水俣病50年 nhk.or.jp/tokuho/program…
2015-06-06 20:28:28
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【画面に写ったアンケートの回答】 問：周囲の人は、あなたが水俣病だということを知っていますか？ 家族は（知っている・知らない） 知らないに〇印。以下同様 親戚は（知らない） 地域の人は（知らない） 職場や元職場の人は（知らない） 特報首都圏 新潟水俣病50年目の被害者たち
2015-06-06 20:31:46
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女性（手先が写っていて音声も変えてある）「切ないのは自分だけでいい。自分が我慢すれば」／ こうした中、声を上げられない人を支えていこうという取り組みも進んでいます。 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 20:33:34
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寺澤キャスター「日本の４大公害病の1つである新潟水俣病。今月(5月)31日で公式に確認されてからちょうど50年となります。公害が広がったのは、日本が高度経済成長を迎えた昭和30年代から40年代にかけてです。」 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 20:37:56
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寺澤さん「経済成長を追い求める一方、環境汚染が深刻化し、人々の命を脅かす事態を招きました。新潟水俣病は、阿賀野川流域にあった昭和電工から流れ出た有機水銀が原因です。流域に住み、汚染された魚を食べた住民が被害を受けました。」 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 20:39:23
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寺澤さん「これまで国が、新潟水俣病患者と認定した人はおよそ700人。その認定基準は、当初、手足の感覚がマヒする感覚障害や、歩けなくなる運動失調など、複数の症状がある人、としました。」 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 20:41:22
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寺澤さん「一方、こうした基準から漏れた人たちもいます。未認定患者です。国からは認定されなかったものの、病院などの医師から水俣病と診断された人達です。その数は、のべ1400人。こうした人たちは認定を求める訴えを今も続けています」 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 20:44:26
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寺澤さん「さらに今も名乗り出ていない潜在患者も多くいると言われ、新潟水俣病の被害の実態はいまだによくわかっていません」 特報首都圏 新潟水俣病50年 「誰にも言えない 語れない ～新潟水俣病 ５０年目の被害者たち～」nhk.or.jp/tokuho/program…
2015-06-06 20:46:22
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寺澤さん「今回番組では、未認定患者の人達を中心に、今抱えている問題を知るため、県内最大の被害者団体と共同でアンケート調査を実施しました。」特報首都圏 新潟水俣病50年 nhk.or.jp/tokuho/program…
2015-06-06 20:50:42
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寺澤さん「このアンケートから見えてきたのは、公害から半世紀が経った今も、偏見をおそれ、家族や親せきにさえ病気を隠して生きている人が数多くいるという事実でした」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 20:51:22
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ナレーション「未認定患者を中心に、216人から回答を得たアンケートです」（画面に並ぶアンケートの回答用紙 ”430人を対象 216人が回答” の字幕）特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 20:53:23
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ナレーション「自分が水俣病であることを職場や地域の人は知らない、と答えた人がおよそ8割。さらに、家族や親せきにさえ伝えていない人が半数近くに上りました」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 20:55:19
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ナレーション アンケートの代読「書きたいことはたくさんありますけれども、めとめることはできません」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 20:58:46
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【画面に写った、小林さん（仮名）のアンケート回答】 ごくろう様でございます。私は日々1日毎に病気が進んでいきます。皆様もそうだと思います。まだまだ書きたいことは沢山沢山ありますけれども、まとめることは出来ません故(?)よろしくお願いいたします。 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 21:03:34
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小林さん（仮名）は「水俣病であることを、今も子供たちに隠しています。50年目の今、その理由を知ってほしいと、取材に応じてくれました」
2015-06-06 21:06:02
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小林さん（仮名）が、お宅でジャガイモを剥いている様子。顔はぼかしてあります。音声も変えてあります。特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 21:06:14
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小林さん（仮名）、ジャガイモを剥きながら「力が入らないんですよ」。 ナレーション「小林さんは、手足のしびれが治まらない水俣病特有の症状に長年悩まされてきました。包丁さえも思うように使えません」 （ジャガイモを手前から削ぐように剥いている） 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 21:09:14
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小林さん（仮名）「半分だめになんですよ」 （皮を薄くむけないので、半分が無駄になってしまう、ということ） ナレーション「小林さんが症状を隠してきたのは、水俣病の家族がいることで子供に特別な目が向けられないか、心配してきたからです」 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 21:11:50
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小林さん（仮名）、写真立て（おそらく家族写真）を持ちながら。「切ないのは自分だけでいい。自分が我慢すれば。子供にいったら、子供が今度は苦しむでしょ。だから私は言わない。」 特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 21:13:48
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「阿賀野川のほとりで生まれ育った皆川栄一（71才）さん。最近まで水俣病であることを周囲の人に打ち明けることはありませんでした。幼い子供たちを大工の仕事で養ってきた皆川さん。20代の頃、手足のしびれを自覚しました」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 21:16:31
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「しかし、水俣病と知られれば職場を追われてしまうのではないかという不安から、口を閉ざしてきたのです」特報首都圏 新潟水俣病50年
2015-06-06 21:17:43