かつて左翼は九条を含む憲法を守れと言い、右翼は軍隊を持てる憲法に変えろと言ってきた。いわば政策論争になっていたが、ここにいたって、立憲主義が争点になった。

住友陽文 @akisumitomo

かつて左翼は九条を含む憲法を守れと言い、右翼は軍隊を持てる憲法に変えろと言ってきた。いわば政策論争になっていたが、ここにいたって、立憲主義が争点になった。これは政策ではない。まともな近代国家の基本原理と枠組を保守できるかという話だ。左翼も右翼もないはずだ。

杉下左京 @tolucky7797

@akisumitomo @SleipnirAtNet 日本に主権のない時代に外国人が作った憲法に正当性legitimacyはない。 戦後日本は米国製憲法による立憲主義であり「ニセ立憲主義」だよ。 これを「ホンモノの立憲主義」にするために自主憲法制定しかないじゃないか。

KangKim 김 강 @SleipnirAtNet

.@tolucky7797 貴方はまず、日本国憲法が帝国議会の承認を経て制定されたものであるという事実を認識すべきですね。もちろん時代や現実にそぐわないのであれば、然るべき手続きを経て変更すればいい。しかし、立憲主義を踏み破ることは許されません。@akisumitomo

杉下左京 @tolucky7797

@SleipnirAtNet @akisumitomo 帝國憲法73条は「改正規定」であり「廃止規定」ではない。 しかるに、GHQ占領下で帝國憲法は事実上、廃止され、日本国憲法と称する文章が「改正」という名目で公布された。欺瞞だ。

KangKim 김 강 @SleipnirAtNet

.@tolucky7797 事実上？その言葉を用いるなら、大日本帝國は第90回帝国議会で「事実上」滅亡したと捉えるのが妥当ですね。欺瞞だのはどうでもいい話。単なる歴史的事実ですから今さらあれこれ言っても始まりません。歴史とはそういうものです。@akisumitomo

住友陽文 @akisumitomo

キムさんのご指摘の通り、明治憲法は「事実上」否定された。それは何よりも、他ならない70年前の帝国日本の意思としてポツダム宣言を受諾したことによって。それにより明治憲法の基本原理は否定された。 twitter.com/SleipnirAtNet/…

住友陽文 @akisumitomo

「日本に主権のない時代」という米国による占領期があり、明治憲法が「事実上、廃止され」たことを認めている人が、そこで制定された憲法に正統性はないと言う。主権を失い、事実上憲法廃止になったのが、敗戦と、他ならぬ帝国日本自身による降伏とに端を発していることは無視している。それこそ欺瞞。

住友陽文 @akisumitomo

確かにいまの憲法は敗戦と降伏という理屈抜きの問答無用の事実の力に端を発している。しかし新しい国家権力が作られる契機というのはそういうものだ。問題は事後的に正当性が与えられるかどうかだ。