ネガ感情についての連ツイ
- kanicream945
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ネガ(1)生きるということは運動であり、決して止めてはいけない。ニーチェが「悲劇の時代が終わり、喜劇の時代が来る」と言ったのは、つまりは永遠の運動の継続のことだろう。ツァラトゥストラの境地である。
2010-12-27 08:17:31ネガ(2)それでも、生きる中で負の感情にとらわれることがある。そんな時は、自分の中に井戸を掘っていくのが良い。負の感情にとらわれている時でさえ、運動をつづけるのだ、
2010-12-27 08:18:20ネガ(3)何となく気分が冴えない時などは、自分の無意識の中で何かが引っかかっていて、それが不整合を起こしている可能性がある。何が障害になっているのか、焦点を当て、探りあてるのだ。そして雪融けを起こす。
2010-12-27 08:20:01ネガ(4)もつれた蜘蛛の糸をほぐせば、案外、負の感情が爆発的な生の感情のほとばしりへとつながる。こじれた人間関係でも同じである。問題は、蜘蛛の糸をほぐせるほどに焦点を当てられるかということなのである。
2010-12-27 08:21:17ネガ(5)否定的な感情の背後には、必ず何らかのロジックがある。そのロジックを突きつめる勇気がなければ、いつまで立っても心の「屋根裏部屋」は手つかずのまま放置される。それが心の負担になっていく。
2010-12-27 08:22:27ネガ(6)武道では、相手の力を利用して技をかけることも多い。否定的な感情と格闘している時には、そのネガティヴな力を利用して自分の力とするくらいの工夫がいる。
2010-12-27 08:23:57ネガ(7)優れた観察者は、たとえば「愛」という賞賛される感情の中にさえ、「妄執」や「嫉妬」といった負の感情を見る。もともと、負の感情と絡み合っていない正の感情など、この世に存在しないのだ。
2010-12-27 08:25:35ネガ(8)「ポジティヴ思考」が、もし、負の感情についての「無菌状態」を意味するのだとすれば、それはうさんくさいだけでなく事実に反している。積極性という花は、むしろ負の感情という「泥」に深く根ざしてこそ、花開く。
2010-12-27 08:26:40ネガ(9)昨今の日本人は後ろ向きだと言われるが、いっそのこと、自分たちの負の感情の中に深く井戸を掘って、さまざまなものを解きほぐしてみたらどうか。勇気がなくていつも同じところをぐるぐる回っているから、生きるエネルギーが出ないのである。
2010-12-27 08:27:44