- uchida_kawasaki
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長崎・ヒバクシャ医療国際協力会(NASHIM)より、チェルノブイリ事故後のウクライナにおける「甲状腺がん」を扱った集学的な英語教科書として2014年に発行された、「チェルノブイリ原子力発電所事故後のウクライナにおける甲状腺がん」 nashim.org/jp/pdf/index.h…
2015-06-15 15:20:10書籍情報 THYROID CANCER IN UKRAINE AFTER CHERNOBYL ~チェルノブイリ原子力発電所事故後のウクライナにおける甲状腺がん(邦題) nashim.org/jp/shuppan/ind…
2015-06-15 15:21:23(続)本書は、チェルノブイリ事故後、ウクライナの甲状腺がん研究で得られた膨大なデータを甲状腺の専門家からなる国際学術チームによって総括されたものです。
2015-06-15 15:21:47(続)初めてのチェルノブイリ甲状腺がんの集学的な英語の教科書ですが、世界中の放射線医学、線量、疫学、内分泌学、腫瘍学、病理学、分子生物学などの専門家にとって有益な情報源になるものと確信されます。
2015-06-15 15:21:58(続)さらに、東京電力(株)福島第一原発事故直後から福島県では大規模な甲状腺超音波検査が行われています。チェルノブイリの経験と教訓を活かし、福島における学術的な研究の進展に寄与し、関係する専門家にも有益な著書となることが期待されています。
2015-06-15 15:22:19こちらにも載ってますね。 Thyroid Cancer in Ukraine after Chernobyl Book 2014 researchgate.net/publication/26…
2015-06-15 15:23:40各章へのアクセスはこちらからが便利かも。 「チェルノブイリ原子力発電所事故後のウクライナにおける甲状腺がん:ドシメトリ、疫学、病理学と分子生物学」 jairo.nii.ac.jp/db/sresult-en
2015-06-15 15:26:54fukushimavoice2.blogspot.com/2015/06/thyroi… で和訳したThyroid誌のエディターへの手紙で使われたウクライナのデータの引用元は、「第3章:チェルノブイリ事故後のウクライナにおける甲状腺がんの疫学」 naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/bitstre…
2015-06-15 15:29:41ウクライナでは、1992年に、内分泌学・代謝研究所がClinico-morphological Registry(CMR、臨床・形態登録)を設立した。ウクライナのがんサービスが甲状腺がんの統計的記録を別記し始めたのが1989年で、それと同時に国立がん登録(NCR)が始まった。
2015-06-15 15:59:05CMRとNCRが密接に協力し始めたのが2005年で、今日、CMRはある意味ではNCRの一部ではあるが、この2つには大きな違いがある。CMRは、特殊な臨床的・形態的登録で、甲状腺がん罹患リスクが高い特定の年齢層と、病理学的に診断が確定した手術例のみを含む。
2015-06-15 16:02:50一方、NCRにはさらに、術前細胞診によって甲状腺がん疑いとされながらも手術が施行されてない症例も含まれている。また、CMR内の症例の地域レベルでの分析は、事故当時の居住地に基づいており、NCRシステムは手術時の居住地に基づいている。
2015-06-15 16:08:33したがって、ウクライナの甲状腺がんのデータの分析では、どの登録制度のデータが用いられてるかということを考慮するのは重要、だそうです。
2015-06-15 16:08:46CMRに登録される症例では、病理学的に診断が確定されることが不可欠で、腫瘍型・亜型、 浸潤性と腫瘍径が、内分泌・代謝研究所の内分泌外科で手術を受けた症例、そして他の場所で手術を受けたが同研究所の臨床放射線科で放射性ヨード治療を受けた患者の検体(組織標本等)で義務づけられている。
2015-06-15 16:20:04(福島医大は、こういう病理学的データの登録制度を作っているのだろうか・・?独自にまとめてはいると思うけど。)
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