MGSV:TPP E3 2015 Trailerの考察まとめ

まとめてみました
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Azrail @S_the_Azrail

おそらくTPPをきっかけにビッグボスはアンゴラ-ザイール国境に武装要塞国家アウターヘブンを作ることになるんだろうけど、地下100階というふざけた構造にした理由も明かされるんだろうか。核攻撃に耐えられ上空からの発見も困難な大深度地下施設、とか……

2015-06-12 11:23:32
ネプヨナ @nepu47

ビックボスのやつ、わざと義手で殴っている…こいつリアルペインから逃げてるんだ!!

2015-06-13 10:04:57
Azrail @S_the_Azrail

先日のTPPメディア向け体験レポートで出た情報(「アンゴラ-ザイール国境地帯」)を機に、ほとんど知識がなかったアンゴラ内戦について慌てて調べている。調べれば調べるほどきな臭い。

2015-06-15 01:12:07
Azrail @S_the_Azrail

アンゴラは500年近くポルトガルの植民地だったのが、61年の反乱を契機に独立闘争が始まる。ただその中で、闘争組織は共産系のMPLA、コンゴ部族主義のFNLA、反共のUNITAの三派に別れてしまい、それぞれが対立し合いながらポルトガル政府と戦うという泥沼の消耗戦になっていく。

2015-06-15 01:13:40
Azrail @S_the_Azrail

しかし、74年にポルトガル本国で軍事クーデター(カーネーション革命)が起きる。軍内部では植民地での鎮圧戦に嫌気がさしていたため、新政権はあまりにも性急にアンゴラの独立を認めてしまう。アンゴラは翌年の75年には独立することになる。

2015-06-15 01:19:29
Azrail @S_the_Azrail

産業や行政を支えていたポルトガル人がいきなり居なくなって経済が麻痺。しかもポルトガルは三派に別れた独立闘争組織の融和努力もしなかったため、独立後の覇権を巡って三勢力の内戦がその後延々と続くことになる。

2015-06-15 01:20:38
Azrail @S_the_Azrail

独立後はMPLAが覇権を握った。ここにはソ連が多額の支援をしており、またキューバから大軍が派遣されて戦車や戦闘機といった近代兵器が敵対勢力を蹴散らした。対抗するFNLAはアメリカがCIAを通じて支援しており、UNITAには白人主義の防波堤として南ア政府が支援を行っていた。

2015-06-15 01:21:16
Azrail @S_the_Azrail

アメリカが支援していたFNLAは隣国ザイールとの国境地帯に住むコンゴ族の民族主義を掲げており、彼らの住む北部アンゴラ-南部ザイール国境付近を基盤としていたが、結局広範な支持を受けられず1984年に降伏。以降は東側の支援するMPLA政権と西側の支援するUNITAの二極対立となる。

2015-06-15 01:22:18
Azrail @S_the_Azrail

UNITAには南ア政府が支援しており、直接的に軍を送って介入していた。悪名高きPMCエグゼクティブ・アウトカムズ(EO)社の前身となった第32大隊がアンゴラ国内で作戦に従事していた。実際EO社の隊員は内戦で行き場をなくしたアンゴラ人が多かったらしい。

2015-06-15 01:24:28
Azrail @S_the_Azrail

ここまで見てみると、ダイヤモンドドッグズが活動するアンゴラ-ザイール国境というのはアンゴラ内戦において米国が(CIA経由で)支援するFNLAの根拠地だが、84年はまさにそのFNLAが降伏する時期で、この空白を突くかたちでスネーク達が活動するシナリオが予想できる。

2015-06-15 01:25:13
Azrail @S_the_Azrail

また冷戦下における代理戦争構造として、MPLAはソ連とキューバが支援しており、またUNITAを支援するため南ア軍が展開している。時代が下るが90年代にはEO社がMPLAとの契約で紛争に介入してくる。このあたりもDDの傭兵部隊としての活動の背景になってくるのだろう。

2015-06-15 01:26:39
Azrail @S_the_Azrail

それから、南アが介入する動機というのは、少数白人支配体制を維持するためにその防波堤である近隣国(ナミビア、ローデシア、モザンビークも含む)の革命を阻止することにあったようだから、RACE(人種)という今作のテーマはこの関連で効いてくる可能性が考えられる。

2015-06-15 01:28:48
Azrail @S_the_Azrail

ただ、PW極秘テープで「アンゴラあたりで候補が」と和平がで言っている件についてはちょっとよくわからない。この74年末~75年頃のアンゴラは独立直前で極めて流動的な時期だったはず。確かに60年代からCIAはFNLAを支援していたようだけど和平が何故あえてアンゴラを適地だとしたのか。

2015-06-15 01:35:19
Azrail @S_the_Azrail

まああの極秘テープ、GZを踏まえて聴き直すと全体的によくわからないんだけど……

2015-06-15 01:36:17
Azrail @S_the_Azrail

独立後のアンゴラ内戦の経緯(特に70年代末~84年)について手元の資料には細かな記述がないので、明日(明後日?)のトレーラーを気にしつつ、もう少し調べてみたい。

2015-06-15 01:37:11
Azrail @S_the_Azrail

うーん、独立後のアンゴラ内戦(第二次)に関する資料が見つからないよう。聞蔵とかブリタニカオンラインとかでもFNLAについての記述は76年以降はサッパリだよう。

2015-06-15 12:21:33
Azrail @S_the_Azrail

和平がサイファーと話してる極秘テープが収録された時期ってどれくらい特定できるんだろうか?

2015-06-15 12:26:36
Azrail @S_the_Azrail

和平がアンゴラを候補地と言ったのが74年末~75年初。この時期は独立闘争の3派が総選挙や独立の調印をした頃で、その後のMPLA単独勝利の見通しは立たない……むしろ米国は独立後のアンゴラが西側にとどまるだろうとたかをくくっていた時期。なぜ和平はこの時点で特にアンゴラを推したのか?

2015-06-15 13:48:44
Azrail @S_the_Azrail

ただFNLAの支配地域だから、CIAに便乗するというか独立アンゴラの西側衛星国という立場に乗っかるかたちを和平は当初考えてたはずなんだよな……74年と84年とでは現地の状況が全く違う。

2015-06-15 14:44:52
もとひろ @motoji_04

@S_the_Azrail 74年にポルトガルのアンゴラ統治が終わってますが、翌75年にはMPLAのアンゴラ独立宣言を認めないFNLA、UNITAが内戦に突入させたのではなかったでしたっけ

2015-06-15 15:04:39
Azrail @S_the_Azrail

.@motoji_04 手元の資料によると、74年9月~75年1月の時期はまだMPLAは他組織に対し劣勢で、75年11月の独立に向けた三組織の協定は対等なものだったようです。その後、MPLAに対しソ連が桁違いの大規模支援を行い、11月の独立時点ではMPLA独壇場になります

2015-06-15 22:49:33
Azrail @S_the_Azrail

74年時点ではアメリカはザイール経由でFNLAに30万ドルを支援していたが、あくまでアンゴラの内政問題として非公式支援に留めていた。それが75年~76年にかけて、ソ連がMPLAに4億ドルの支援をしたとある。アメリカも慌ててFNLAに5000ドル近く支援したようだが、ケタが違う……

2015-06-15 22:54:11
Azrail @S_the_Azrail

×5000ドル ○5000万ドル

2015-06-15 22:55:00
Azrail @S_the_Azrail

アンゴラ独立が決定するのは75年1月のアルボール協定だけど、例のPW極秘テープはこの前なのか後なのか。いずれにしろこの時点で和平は独立後の絵図を描いていたということか。やっぱり74年4月のクーデター以降の独立へ傾く流れを見て「アンゴラいけそうじゃん」と思ったってことなのかなぁ。

2015-06-15 23:04:26
Azrail @S_the_Azrail

和平「アンゴラ。いいじゃないか~」(CV.杉田智和)

2015-06-15 23:05:29
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