デジタルアーカイブに関する @hwtnv さんを中心とする議論

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渡邉英徳 wtnv @hwtnv

「デジタルアーカイブの構築と運用」「入門アーカイブズの世界」「デジタル・アーカイブ要覧」を読破中。プレゼンテーション面、複数のDBの連携面などが”課題”となっている(2006年)。デジタル地球儀を用いた手法が貢献できるのはここだろう。

2010-12-27 14:00:18
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

デジタルアーカイブ十箇条:①保存対象②保存のコンセプトとメソッド③記録/表現の差異④分散と集中⑤地域振興⑥権利への配慮⑦デジタルデータ化⑧公共性と持続性⑨個人とのインターフェイス⑩時空間情報の包含 from 「デジタルアーカイブの運用と構築」(笠羽晴夫)

2010-12-27 14:20:55
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

I.デジタル地球儀を用いたインターフェイス、II.XMLで記述したコンテンツ、III.クラウドへの保存、により http://bit.ly/f2e9zx に挙げた③④⑥⑧⑨⑩を充足できる、と。グラフィカルなデザイン面の検証については別の参照源を探らねば。

2010-12-27 14:44:29
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

顔写真じゃなくて顔アイコンを用いたコミュニティ活動の可視化なら http://bit.ly/hKXRTS といった事例がある。顔写真の事例は(いまのところ)見当たらないけど、強いて挙げればFourSquareやGoogle Latitudeか。

2010-12-27 14:49:23
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

多数ユーザによる感情のシェアリングに関する研究としては、今年のWISSで発表された「60万人の感情実況」 http://bit.ly/eAlhvV などがある。

2010-12-27 14:52:07
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

「複数の歴史文書ディジタルアーカイブを対象とする年表型ユーザインタフェースの開発」 http://bit.ly/gErMXA

2010-12-27 14:55:58
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

これも先行事例。「ディジタル・シルクロード:多彩な文化遺産を統合するディジタルアーカイブ」 / jinmonkon05.pdf http://htn.to/iZy5SY

2010-12-27 14:57:47
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

非同時/擬似同期/非同期、のコミュニケーションシステムの先行事例。「講義・教室型の非同期バーチャルクラスルームの試作」 / JSiSE-AVC.pdf http://htn.to/QUv43a

2010-12-27 14:58:49
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

自分のつくったやつ群は各項目について”時間軸上ではあきらかに先行事例”なのだが、論文や書籍化されてないがために参照しにくい。そのへん、特許とは事情がちがうんですな。

2010-12-27 15:11:18
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

「アーカイビングとは、記録とアーカイブズの作成と管理から使用までのすべての活動であり、すなわち、人の活動と経験の真正な証拠を、時を超えて伝達することを意味します。」 - Ketelaar, Eric (2002) "The Archive as a Time Machine"

2010-12-27 15:56:27
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

「アーカイブの公共性はアーカイブの概念の一部である。なぜなら、アーカイブはまさに「そのようなものとして」そこにあるからだ。人はアーカイブを自分の内側に持つことはできない。それはアーカイブではない」 Jacques Derrida 2001

2010-12-27 16:11:46
Toshikazu SETO @tosseto

デリダ2001ってなんだ…病?RT@hwtnv: 「アーカイブの公共性はアーカイブの概念の一部である。なぜなら、アーカイブはまさに「そのようなものとして」そこにあるからだ。人はアーカイブを自分の内側に持つことはできない。それはアーカイブではない」 Derrida 2001

2010-12-27 16:13:38
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

社会的価値の醸成すなわちコミュニティの形成が、アーカイブズが集合的記憶として機能するために必要である、のか。然りだな!大筋が立てられたようにおもう。いろんな分野に参照源を求めたが「アーカイブズ学」そのものがあったわけだ。

2010-12-27 16:21:50
石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

@hwtnv 「風景」のコンセプトに似ていますね。>集団のアイデンティティの拠り所になってゆく共同記憶としてのアーカイブ

2010-12-27 16:23:57
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

そして「記録のコミュニティ」とは「コミュニティ内において、人や組織間の行為や相互作用の多層的な積み重ねによって生み出される、あらゆる形態の記録の集合体」であると定義されてる!(Bastian 2003)もっと早く読めば良かった!

2010-12-27 16:28:21
石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

@hwtnv 流域の地形で部族の歴史を覚えているマレーシアの森林民とか、アボリジニにとってのエアーズロック。

2010-12-27 16:30:31
石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

たとえば富士山も「集団記憶のメディア」として機能してきたのかもしれないですね。そう思うと、各地の富士講のミニ富士山は「分散バックアップ」みたいなもんだな。クラウド富士サービス。

2010-12-27 16:32:33
fumio_3minute @ksarno3mh

デリダ、まさに修士で勉強していました。RT @hwtnv: 「アーカイブの公共性はアーカイブの概念の一部である。なぜなら、アーカイブはまさに「そのようなものとして」そこにあるからだ。人はアーカイブを自分の内側に持つことはできない。それはアーカイブではない」 Jacques Der

2010-12-27 16:33:15
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

そう思います。他の分野の研究成果と通電する瞬間でしょうか。RT @hajimebs: @hwtnv 「風景」のコンセプトに似ていますね。>集団のアイデンティティの拠り所になってゆく共同記憶としてのアーカイブ

2010-12-27 16:37:13
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

久々に学生モードです RT @ksarno3mh: デリダ、まさに修士で勉強していました。RT @hwtnv: 「アーカイブの公共性はアーカイブの概念の一部である。なぜなら、アーカイブはまさに「そのようなものとして」そこにあるからだ。

2010-12-27 16:37:34
yamatosh @yamatosh

江戸期の事例で富士講とみせかけた地下室に十字が彫ってあったりする例が出てるんですよ。これなんかトロイの木馬みたいなもの?RT @hajimebs そう思うと、各地の富士講のミニ富士山は「分散バックアップ」みたいなもんだな。クラウド富士サービス。

2010-12-27 16:52:20
渡邉英徳 wtnv @hwtnv

この定義に沿えば「ナガサキ・アーカイブス( or ズ)」というのが正しい呼称なのだろう。

2010-12-27 17:04:22
石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

@yamatosh 文字通り「なりすまし」ですね。>偽装富士講

2010-12-27 17:05:35
hfu @_hfu_

ああ、そう言えば、evernote はアーカイブとは言わないなあと思いました。あれはログまたはメモリという。アーカイブはまさしく公共性のもの。デリダ好感。 @tosseto RT@hwtnv: 「アーカイブの公共性はアーカイブの概念の一部である。Derrida 2001

2010-12-27 21:04:54
hfu @_hfu_

ログとアーカイブを結ぶもの、それも venue なのかもしれない、などと。

2010-12-27 21:07:11