10周年のSPコンテンツ!
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第31回日本ドイツ学会大会 開催日:2015年6月20日(土)
🧷珈音(怒りのケロル・ダンヴァース)🌹 @gohstofcain
昨日(6/20)のドイツ学会シンポで聞いた話を連投しまーす。 (私のメモが元になっているので100%正確ではないと思いますので、そこんとこよろしく) シンポの詳細→ jgd.sakura.ne.jp/sympoannai2015…

日独における「特別の道」(Sonderweg)からの離陸 --1994年7月と2014年7月--
水島朝穂(早稲田大学教授)

冷戦の終結後、ドイツは「NATO域外派兵」(out of area)という形で、ドイツ連邦軍の国際政治的利用を続けてきた。転機は1994年7月12日の連邦憲法裁判所の判決である。議会の過半数の同意により、アフガン、旧ユーゴ、中東諸国、アフリカへと連邦軍の派遣は続く。一方、日本は、遅れること10年、2014年7月、安倍内閣の閣議決定により集団的自衛権行使が可能とされた。本報告は、10年差の2つの7月を比較しつつ、ドイツにおける「特別の道」からの離陸をトレースする。

🧷珈音(怒りのケロル・ダンヴァース)🌹 @gohstofcain
「ドイツは、海外派兵の要請を、長いこと憲法(正確には基本法という名称)を理由に断ってきた。NATOに加盟はしているため、NATO加盟国への攻撃があった場合には集団的自衛権を発動できるとしたが、結局NATOが攻撃されることはなかった」 @matzi295
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早稲田大学・水島朝穂「1993年、当時のドイツ連邦首相コールは、地上部隊は派遣しない、ドイツの歴史的な事情があるから、と言っていた。しかし、現実にはドイツは徐々に国防軍の活動範囲を広げていき、ついにはアフガニスタンに地上部隊を送り、55人の戦死者を出した」 @matzi295
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「NATO領域外に軍を送る「域外派兵」については憲法学者も認められないとしてきた。ターニングポイントは湾岸戦争。憲法学者ショルツが「域外派遣の禁止は憲法に書かれていない」という見解を発表。まずは機雷掃海→衛生兵の派遣→駆逐艦…と徐々に活動の範囲を広げていった」@matzi295
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「ドイツには憲法裁判所があり、この域外派遣については裁判所のジャッジを受けてはいる。域外派遣を違憲であるとする訴えを裁判所が退けたから。しかし、実際には裁判官は4対4で割れており、憲法的正当性は低い。」@matzi295
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「ドイツの国防軍は徐々に"国益防衛軍"になってきた。ここでいう国益とは、資源・市場・およびそのアクセスであり、地球の裏側まで防衛ラインとなりうる。 普通の国への道とはあらゆる軍事的制約を外した国家になることである。」@matzi295
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「政治的手段としての軍、それを外務省は狙っている。いつでも軍が出せるという状態を外交的な駒として持っていたい。しかし、そこを許してしまうことがあらゆる侵略戦争を許してきた。タガが外れればハードルはどんどん低くなる」@matzi295
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「議会制民主主義は〈討論と合意〉であり、軍隊とは〈命令と服従〉である。本来、軍にとって討論や合意は邪魔なもの。 ドイツの国防軍に関してひとつ評価すべきところは、軍隊に討論と合意をある程度持ち込んだこと。軍人の基本権も認められているし軍隊内の平和運動もある」 @matzi295
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「ドイツに学ぶべきところはいろいろあるが、ただ評価して褒めるばかりではいけない。大統領のガウクは、旧ソ連軍の捕虜にも補償をするなどの過去との取り組みを前面にだしているが、もう一方で〈積極的平和主義〉を唱えて、まさに安倍がやりたがってることを進めている」@matzi295
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質問「9条があることの意味は?」 水島「9条は戦後日本の土台。ドイツ基本法26条には侵略戦争の禁止があるが、日本が戦争を完全放棄したのと異なり、戦争そのものは放棄していないから徴兵制もあった(今はない)。しかし、逆にさまざまなブレーキを用意してある(続」 @matzi295
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「また、日本国憲法は戦後初期の憲法だが、ボン基本法は東西冷戦最初期の憲法。しかも分断国家の片側のもの。戦争を放棄するのは難しかった。しかし、精密に議会による統制について書き込まれているし、時代を追うごとに書き込まれていっている。」@matzi295
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「逆に、徹底的な非武装であった日本国憲法は、違憲の立法が「解釈」によって支えられてきた。徴兵制もないため、軍事について無知で、リアルな知識がない。立憲主義的な軍への統制の度合いが弱い、9条があるがゆえに。だから9条は絶対に変えさせてはならない」@matzi295
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「軍事的真空状態の日本では怖いのは9条という土台を失った時。変えられてはいけない。重厚な厚みのある、軍に対する立憲主義的な統制というものを作っていかないといけない」@matzi295
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以上。水島先生のお話でカエルがぐっときた部分を、長くなりましたがツイートしました。 @matzi295
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水島先生の話をまとめると、海外派兵の道は最初に法律の「解釈」拡大があり次に後方支援だなんのって誤魔化しながらおずおずと、やがては無限に開けてしまうということ、日本は軍隊に対する民主主義的統制が弱いから箍が外れたら非常に危険。9条は守らないとダメ、てな感じかな。
🧷珈音(怒りのケロル・ダンヴァース)🌹 @gohstofcain
文民統制やめちゃったしね。水島先生は「外務省は戦争することは考えていないと思うが、そんな意図は”戦争ができる”国になってしまえば役に立たない」的なことも言っていたと思う。 @matzi295

ふたつの「たたかう民主制」
石川健治(東京大学教授)

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シンポ二人目の報告者、石川健二先生のお話はちょっと難しくてあんまりメモ取れてないんだけど、ヘイトスピーチ問題とも関わると思う「公共空間」の話のところを中心にツイートしてみたい。 jgd.sakura.ne.jp/sympoannai2015…
🧷珈音(怒りのケロル・ダンヴァース)🌹 @gohstofcain
東京大学・石川健二「反軍国主義・反ファシズムは日独に共通するものだったはず。憲法9条による軍隊の排除は、同時に日本の公共空間から軍事的なものを排除してきた。政教分離と象徴天皇制と合わせてこれがベースになって、世界観的に中立な無色透明な公共空間が演出されている」@matzi295
🧷珈音(怒りのケロル・ダンヴァース)🌹 @gohstofcain
「24条の表現の自由によってしか、これ(公共空間)は守り得ない。ネトウヨマインドの自民党などは、この無色透明な公共空間に愛国心・国旗・国家などを注入することで儀礼的に公共空間の再構築を試みている。(ドイツとは違った価値観)」@matzi295
🧷珈音(怒りのケロル・ダンヴァース)🌹 @gohstofcain
「差し当たっては、精神的自由権は私的空間の問題であって、国旗・国家などの問題は公的空間のもの。これの私的空間への影響は間接的。しかし、公私の境界線が突破されてしまったら、歯止めがきかない」@matzi295
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「平和主義・国民主権を〈押しつけられた〉感覚はないが、日本国憲法があることで保たれている秩序、精神秩序がある。公的空間にミリタントなものが見えない、そのこと自体が現政権にとっては邪魔なのだろう。日本国憲法のもとで築いてきた価値観が総決算されようとしている」@matzi295
🧷珈音(怒りのケロル・ダンヴァース)🌹 @gohstofcain
「長い長い戦後が終わろうとしているのかも、と感じるが、まだ戦後を終わらせる気はない。依存症の人には警告・警鐘は響きにくいので、相手の潜在的な関心を引き出していくように語ることが大事」@matzi295
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コメント

ダダ🥚デヴァラ @PTNLSMdada 2015年6月21日
珈音さんのドイツ学会まとめ。お疲れ様です。
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