- RascalTaku
- 5940
- 0
- 24
- 1
実況者は角川アスキー総研の遠藤諭さん(元月刊アスキー編集長)
角川アスキー総合研究所主席研究員 MITテクノロジーレビュー日本版アドバイザー 『マーフィーの法則』の仕掛け人 ネコの錯視フローティングペン作ってる bit.ly/2oLqx6t 『カレー語辞典』(誠文堂新光社)に名前で項目が立つカレー人間 詳しくは https://t.co/we4n0JjREO
Tech Instituteの修了セミナーはじまりました。まつもとゆきひろさんの講演。最初に触ったコンピュータは、PC-1200というポケコン。 BASICで変数名は1文字しか使えない。26個しかなかった。魚が水を知らないようにそういうものだと思っていた。
2015-06-22 18:17:46参考:tech instituteとは
ところが、I/OやASCIIを読むと、世の中にはBASICよりいい言語があるらしい。Pascal入門という本があった。再帰というのを知った。その後、大学で帰納法を学んだときに、これは再帰だと思った。
2015-06-22 18:18:53そういう言語があるのは天国だと思ったけど、PascalもCも19万8000円だった。プログラミングができるだけで楽しいと思っていたけど、世の中にはたくさんプログラミングがあることを知った。
2015-06-22 18:20:13で、それぞれのプログラミング言語には意図をもって作られている。BASICはそれより前のFORTRANとかより教育用。自然言語としてプログラミング言語は誰かが設計した。
2015-06-22 18:20:58それが一種のさとりだった。私が設計してはいけないのだろうか? と。ユーレカ! となった。
2015-06-22 18:21:22当時も高校生の優れたプログラマがいたけど、自分はポケコンしかないのでプログラミング環境がろくなものない。19万8000円のコンパイラも変えない。でノートでプログラムを書く。当時は「ナイコン」といった。
2015-06-22 18:22:27自分で考える最高の言語でノートに書く。コンパイラがどういうふうに実装されるのかとかそういう知識はあまりなかったし、それを実行できる環境もなかったけど、こんな言語でプログラムをかけたらいいと高校生ながら妄想していた。
2015-06-22 18:23:10鳥取市の米子市にいたんだけど、まわりにコンピューターに関心をもっている人がほとんどいなかった。友達の中で「アスキーの先月号読んだ?」という人はいなかった。しかし、世の中にはきっと話のあう人はいるに違いない。
2015-06-22 18:23:56大学に入ったら80人くらい学科にて、なかにはプログラムを書いて雑誌にのったという人がいる。本当にそういう人がいると。ところが、意外だったことにプログラミング言語そのものに関心をもっている人はいなかった。
2015-06-22 18:24:49当時、Objective-Cとか生まれたばかりの頃だけど、それを使ってアプリを書くことには関心のある人はいたけど、言語を作るってどういうこと? という人しかいなかった。プログラミング好きの同級生でも。
2015-06-22 18:25:32はじめて自分がマイナー中のドマイナーであることを自覚したわけだけど。
2015-06-22 18:25:45大学というのは本当すばらしいところで、いろんな資料や本を読んだ。あんな言語にはこんな機能があると妄想する毎日だった。
2015-06-22 18:26:33犬もかわいい。犬もコンピューターも教えたとおりにふるまう。しかし、おもいどおりに動かない。
2015-06-22 18:28:19最初からお手をするわけじゃない。プログラミングのほうもガガガガガと書きました。コンパイル1発で実行といってそのまま思い通りに動いたという人はいないんじゃないか?
2015-06-22 18:28:50何回もやってとりあえず動いた。それを修正をして完成に近づく。調教はプログラミングに近い。自然言語が通じない。
2015-06-22 18:29:18犬は最初は音で反応。コンピューターもコンピューターのわかる言語で伝えてあげないといけない。自分がコンピューターに何をしたいか教えてあげないといけない。犬には、犬の。コンピューターにはコンピューターの都合があるので、そのとおりにはならない。
2015-06-22 18:30:11