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柳沼和良 @yaginuma_san
手塚アニメ原罪説を再考する - Togetterまとめ togetter.com/li/837946 全部読んだら意味が分かった・・
arm147GO@舞鎮 @arm1475
手塚御大は矛盾の塊みたいな人だからなあ 自分でスタッフ全員にクビを告げた翌日にスタッフに仕事続けさせたエピソードなんかもう .@kumi_kaoru さんの「手塚アニメ原罪説を再考する」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/837946
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
日本の商業アニメは毎作品がベンチャー企業立ち上げと同じ。ただベンチャーの目標は、今は稼げなくても(または死ぬほど忙しくても)そう遠くない将来にはきっと黒字転換して成長軌道に乗るぜ!なんだけどアニメは「いい作品になろう!」にすり替わる。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
ln.is/ascii.jp/elem/… >『手塚治虫のせいだ』というのはやっぱり違うと思いますね。手塚先生は確かに、そのきっかけを作りました。しかし、問題は追随したスタジオに企業努力をした形跡がないことです。 きぎょうどりょく?
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
日本の商業アニメを歴史的に俯瞰するにあたって最重要な点は、賃金をどう算出するかの仕組みを作ろうとして、結局賃金そのものを廃止してしまったこと。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
「雇用」しなければ「賃金」も払わなくていいのだから。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
賃金、報酬、給与の違いとは? - 夢見る税理士の独立開業繁盛期 kobarin.hatenablog.com/entry/20120909…
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
あっけないくらい簡単な視点。ここからアニメを論じなおす。そうすると赤外線スコープで暗闇を眺めるように見通しがよくなる。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
pq-qp=h/2πi これに匹敵するsimpleさ。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
「ある単純な方程式をアニメ研究にもちこむと」をトゥギャりました。 ln.is/togetter.com/l…
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
賃金の考え方はいろいろあって、一番わかりやすいのは職種ごとに値を付けるやり方。コンビニの店員だと一時間いくらですよね。あれです。この場合、労働の能力に大きな個人差はないという前提で計算します。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
たくさん働いた者にはたくさん払ってやる方式があります。乗用車をたくさんセールスした者にはそれ相応の賃金を、月に一車も売れなかった者にはいっさい払わん方式。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
この二つが両極端。どちらも日本の精神風土になじまない。そこで編み出されたのが、人物を評価して賃金を定めるやり方。営業でも企画でも便所掃除でも、配属命令を受ければそつなく適応してみせる者に高い賃金を与えるシステム。これは日本オリジナルだそうです。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
アニメの絵描きさんは②が一番いいわけです、理論上は。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
ところが同じ一枚、一カットでも難度はばらばら。サザエさんとノリスケさんが道で立ち話してるカットなら口パクで済むからすぐ描ける。一方でカツオくんたちが公園で野球をしているカットだと、全員を動かさないといけないから手間がかかる。つまり難度が高い。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
「カットごとに難度をランク化すればいいじゃない」 理屈ではね。劇場版『名探偵コナン』で試験的にそういうのやってたのですが、なくなりました。アニメミライでもやってました。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
スタジオ経営側にすればどのカットも「こんなの楽勝だろ」ランクにしたいし、描く側にすれば「こんなに難しいの」ランクにしてほしい。双方でランク判定のすり合わせが必要となります。ところが日本のアニメではそういうのができない。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
描く側が団結してはじめてランク判定システムはまわる。スタジオ内で仮に団結しても、経営側にすれば「じゃあもっと安いギャラでやってもいいという人材を外部に探すわ」で終わる。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
業界全体で描く人間が団結すればいい?アメリカのユニオン方式ですね。日本では根付かなかった。過去に何度も論じたとおりです。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
ただ半世紀以上前に東映アニメ内でそういう試みはなされていました。アニメ業界と呼べるものがまだなかった時代の話。社内組合と経営側が利害調整をすれば、それが全世界だった。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
それがテレビアニメの登場で「業界」が生まれてしまった。東映アニメ内部でいくら仕組みを作っても東映ローカルな仕組みに留まるしかなかった。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
日本のアニメは結局賃金の計算法を作り上げるのを投げてしまった。絵描きたちを「雇用」せず「フリーランス」とすることで「賃金」を支払わずに済ませる仕組みに作りかえた。踏切事故を無くすには踏切を廃止するのが一番いいわけです。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
手塚は莫大なポケットマネーを社員に分け与えた。だから虫プロ社員とりわけ絵描きは高給優遇された。だがそれは美談でもなんでもない。「賃金」のあるべき姿をじっくり探求する努力を放棄したのだから。それは経営者であることを手塚が放棄したのと同義。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
『小公女セーラ』というアニメがあります。没落子女のセーラが最後の最後に超大富豪に返り咲き、財力をつかってミンチン女学院の改革をやり遂げて完結します。ダイヤモンド鉱山を後ろ盾にした金の力でいじめと児童の労働酷使問題を解決したのです。それって解決なのかな?
くみかおるの冒険 @ElementaryGard
莫大な財力を注ぎ込むことでしか維持できない秩序…企業の営業努力として金を稼ぎ、秩序維持に注ぎ込むのなら別におかしくはありません。が、赤字経営の企業を救うのに果てしなく金を注ぎ込むのは経営努力でしょうか。ただの延命行為でしかない。
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コメント

くみかおるの冒険 @ElementaryGard 2015年6月23日
[c1988028] せーんろはつづくーよー、どーこまーでーもー
漫遊人 @manyujin 2015年6月23日
構図としては、「ひとり親方」問題と同型だが、工務店なども低成長時代に突入して職人を抱えきれなくなってしまった。手塚が「油田を10年早く掘り当ててしまった」せいで、アニメーターの労賃体系が未整備なまま「オイルラッシュ」が起こってしまったという認識は妥当だと思うが、仮に「油田を10年早く掘り当て」なかったとしても、この日本においては、アニメーターは無理矢理「独立」させられていたのでは?
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月23日
.manyujin 当時は色々なものが未成熟だったが故に、手塚治虫のパトロン方式が悪手であると理解されないまま進んでしまったという事があるでしょう。10年後であれば手塚治虫のコンテンツは既に時代遅れになっていて、版権収入から赤字を補填してごまかすのは難しかったはずですし、アニメ制作が難事業であると理解できたはずです。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月23日
.manyujin 10年後はちょうどドルショック、オイルショックに重なります。円相場は円高に振れ景気も悪くなっていた事から、コスト管理といかにして収益を上げるかという点がシビアに検討されたでしょう。1963年のイケイケドンドンだったから無茶なやり方が通じてしまったという事もあろうかと思います。
まどちん● @madscient 2015年6月23日
---俺用タグ【これはひどい自分晒し】---
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2015年6月23日
面倒くさいんで、おでんの具は何がいいかの話でもしようぜ。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月23日
.manyujin 土木建築とアニメ業界の大きな違いは、土木建築であれば見習いに当たる人まで請負にしてしまっているのがアニメという事でしょう。アニメ業界は人を育てなければならないのに、育つ前にお前は親方だから自分の腕で食えとやっている。そうなると弱肉強食で、腕のある人は食えるけど育つべきこれからの人が食えなくなってしまう。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月23日
裾野が広くないと頂点は高くならない。もちろん稀に飛び抜けた才能は生まれるが、一人で全てを作ることはできない。ところが日本アニメ業界は裾野を切り崩すような賃金体系を導入した上に、手塚治虫はそのシステムが一見成り立つような錯覚を蔓延させた。しかも手塚の認識は業界人にとって理解がしやすかったために、一体何が悪いのか客観視できなかった、というところか。
漫遊人 @manyujin 2015年6月23日
WATERMAN1996 ありがとうございます。納得します。ただなんというか、広く芸術の世界は、逆境にあってもひとりでに育ってしまう「天才」肌のひとが、オカシな言い方ですが、どうしても一定数出てきてしまう。そうすると、このシステムが回ってしまう、というような皮肉があるように思います。……いや、「天才」肌を否定しているわけではないのですが………
市川大河 @ArbUrtla 2015年6月23日
1も併せて読むべしという基本中の基本な蛇足を、一応付け加えておきます。必読。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月23日
アメリカのアニメーターには労働者意識があった。日本のアニメーターは労働者と創作者の間で揺れた結果、創作者になる事を選んでしまった。良い作品のためには採算を度外視するのが創作者なら、報酬なくば生産なしと訴えるのが労働者だ。
市川大河 @ArbUrtla 2015年6月23日
主旨や意味は違ってるかもしれませんが、このまとめの記載内『鉄腕アトム』で虫プロ内部にいた、当時の富野由悠季監督も、自伝『だから僕は…』で「手塚治虫は作家としては神様だが、経営者としては無能だった」「アニメーターにあらずんば人ではないという風潮が、虫プロ内にはあった」と記していますね。
REIWA BABY @symbolix 2015年6月24日
この「日本のアニメ制作がブラックなのは手塚治虫のせい」説は後を絶たないですが、少なくとも「原罪」ではないかと。数十年経っても変わらないなら構造的な問題あると思うべきだし、手塚以前=日本初の長編カラーアニメである1958年の白蛇伝の試行錯誤を経た制作プロセスに、既に日本のアニメ制作のプロトタイプが出来た様子が伺えます。(大塚康生さんの「作画汗まみれ」に詳述)
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2015年6月24日
手塚治虫家のおでんのだしは関西風味なのか気になった。
漫遊人 @manyujin 2015年6月26日
確かコンビニのおでんも、本部の加盟店搾取の一環と指摘されているね………煮れば煮るほど、儲けがなくなって赤字になるという………
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月26日
アニメの労働問題について一連の流れをまとめて考えると、枚数出来高制はアニメーター自らが望んで始めた事だとか、アニメーターの労働者化を手塚治虫がブチ壊した(給与体系を定めるのを放棄し望むだけ金を渡した)という、おそらく業界の中の人も把握していなかった問題がある事が分かるな。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月26日
アニメ産業が東映内で留まっているうちにアニメーターの労働者化についてモデルを作らねばならなかった。それを阻害したのは出来高制を求める内部の動きと虫プロによるTVアニメ開始。つまり虫プロで描いた方が稼げるとなればそちらに流れるし、それを可能にしたのは手塚治虫個人の印税収入。持続不可能な経営なのに虫プロが金鉱を当てたとゴールドラッシュが起きた。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月26日
アニメ業界は1960年代の黄金期の後は枯れた鉱脈を人海戦術で掘っているようなものだ。一枚数百円で動画を描く新人時代を脱しても何とか人並みという程度にしか稼げていない。だから新人の薄給激務は自分達を食わすためという指摘に反発するんだろう。自分達だって決して楽に食えているわけじゃないと。
梅村直仙水 @777ume777 2015年6月26日
>とてもわかりやすい。特に「その1」の“手塚の真の罪”だ。表面的なことではなく、業界の為に何をしなかったのかよくわかる。
smw @Shi_MeiWo 2015年6月26日
問題提起ばかりでなく解決策がほしい
くみかおるの冒険 @ElementaryGard 2015年6月26日
Shi_MeiWo ありません。末期症状が40年も続く妖怪を救う治療法なんてブラックジャック先生でないと用意できない。
漫遊人 @manyujin 2015年6月27日
ハナシは若干ズレますが………映画『ラブライブ』のヒットを、『マッドマックス 怒デス』とタメに戦ったと評するか、『海街』をなぎ倒したと評するかで、ニュアンスが違ってくる。過酷な末端のアニメーターが、それでもモチベーションを維持し続けることができるのは、どっちだろうか。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月27日
.manyujin いかにモチベーションが高かろうと現実的に生活できない程度の歩合なんですね。1日8000円稼ぐにも動画単価が300円だと27枚描かねばならない。実家から仕送りを貰えるか実家から通えるかが仕事を続けるために重要と言われます。
smw @Shi_MeiWo 2015年6月27日
ElementaryGard もし本当に解決策が存在しないなら、この業界は存在すべきではないと思います。フェアトレードの概念を真っ向から否定しているので。日本産のアニメが消えるのは寂しいですが、才能と情熱を持つ若者の人生が食いつぶされない事のほうがよほど大事です。
Naruhito Ootaki @_Nekojarashi_ 2015年6月27日
個人的にこの問題は自然消滅すると思ってる。特に部分パートとはいえ3DCGが動きまくる「えとたま」や、逆にNHKで増えてきた「英国一家、日本を食べる」「ガッ活!」などの“動かない”アニメを観て強く思った。大量の原画や動画を手で描くという人海戦術でしか製作できないアニメは、この日本でもだんだん減ってくるでしょう。
Naruhito Ootaki @_Nekojarashi_ 2015年6月27日
NHKでいえば、地味であまり話題にならなかったけど、「団地ともお」もほぼ全編が3DCGだったね。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月28日
._Nekojarashi_ アメリカがある時点で自国製アニメーションを3DCGに切り替えたのは、技術が作品制作に耐えるほど成熟したという事もありますが、絵を1枚1枚描くやり方は現代の産業にはなじまないと判断したため、という話を聞いた事があります。
くみかおるの冒険 @ElementaryGard 2015年6月28日
WATERMAN1996 アメリカのアニメーションの技法がもともと立体思考だったこと、2Dアニメのノウハウが体系化されていたことから3Dに移行が効きましたが、日本は美意識からして違うため今ももたもたもた。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月28日
.ElementaryGard アメリカのアニメーションはロトスコープ、役者に演技をさせてフィルムから作画を起こすという手法が取られていましたからね。3DCGではこれがモーションキャプチャーに変わっただけですから。
ええな@🐽ばらまーくニャ @WATERMAN1996 2015年6月28日
ちなみに、日本アニメ究極とされるアニメーションが90年代末から00年代にかけて作られた。それは「サクラ大戦3オープニング」(ググってくれ)、2分足らずに3億円を投じたという。
漫遊人 @manyujin 2015年6月28日
WATERMAN1996 そこなんですよね。ごくソボクに資本主義的なコトをいえば、アニメーターが生産性があがるような「資本」を有すれば、それだけ儲かるリクツになる。エコノミストは、こういう答えしかできないでしょう。つまり、一日で動画何十、何百枚分をこなせる「資本」を個々のアニメーターに与えられれば………マル経側からは、搾取がひどくなると批判されるのでしょうが。
cody @cody_sakeguy 2015年6月28日
@kumi_kaoruさんの論はとても明快で解りやすいが、時々繰り出してくる例え話(の用い方)が上手くないのでそれがノイズになっている感じ。
Naruhito Ootaki @_Nekojarashi_ 2015年6月28日
ElementaryGard 美意識の違い、いわゆる“セルアニメ”に慣れた日本人はなかなか3DCGを受け入れないってことだろうけど、「アナと雪の女王」「STAND BY ME ドラえもん」のヒットや、逆に「団地ともお」「えとたま」の“セルアニメくさい3DCG”も作れる現状をみると、もうそれも終わりかなって思ってます。
smw @Shi_MeiWo 2015年6月29日
セルアニメのような3DGC表現として「ギルティギア エクサード サイン」というゲームがあるが、あれのネックになっているのが「作画上のウソを機械的に計算できない」ことで、このためストップモーションアニメのようにコマごとにポーズをつける羽目になったそうだ。 http://www.4gamer.net/games/216/G021678/20140714079/ だが、もしこれが自動化できたらアニメ製作現場はぐんと楽になるかもしれない。