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2015年6月23日

レジス・ドブレ『メディオロジー宣言』読書メモ集

レジス・ドブレ(Regis Debray)の『メディオロジー宣言』(嶋崎正樹訳、NTT出版、1999/Manifestes médiologiques, 1994)の読書メモをまとめました。
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

分かる。というか、技術とは《驚かなさ》を創るものでもあるのだ。 pic.twitter.com/eaBus2xQHS

2015-06-11 17:13:53
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荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

ひざの下を叩かれた時に、私は自分の足が前方に突き動かされるのを避けることはできないが、私は赤信号を無視したり、自分に冷たくあたる人に微笑みを返したり、人が寄せる好意的な身ぶりを断ることができる。byドブレ『メディオロジー宣言』

2015-06-11 17:17:23
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

裸眼で見える個別の事物を崇拝対象にすることはあっても、ネットワークが神話化されることはない。自動車の優雅さを競うコンテストはあったが、大衆は橋や車道を自発的に讃えたりはしない。ブガッティは讃えても、アスファルトを讃えることはない。byドブレ『メディオロジー宣言』

2015-06-14 14:41:11
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

メモ。技術と人間を切り離して考えることは出来るか? 技術によって媒介された人間とは、iPhoneやkindleのように、技術的対象ではないのか? サイボーグは技術化された人間であることは明らかだが、では整形した女優たち、義手や義足をつけた退役軍人、メガネをかけたインテリたちは??

2015-06-14 14:46:02
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

記号の作用とはまずもって声の作用だった。胸部の、腹部の、そして身体すべての作用である。発声の身ぶりには、口や顔だけでなく、上半身の動きや足の踏み込み、腕の運動などが必要となるからだ。byドブレ『メディオロジー宣言』

2015-06-14 14:51:13
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

iPhoneで黒板写しちゃダメとか言ってる場合じゃない。 pic.twitter.com/Hpj8j3NWfU

2015-06-14 14:54:40
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荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

「メッセージの価値を評価するための厳密な数学的枠組を作りだした情報理論の父シャノンが、ベル電話会社の社員であったことを、ここで改めて指摘させてもらってもよいだろうか」(ドブレ『メディオロジー宣言』)。いいですよ。

2015-06-16 18:23:11
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

「「はい、もしもし……。了解しました。それではまた」。多少とも洗練された形ではあっても、この図式こそが、推論の中心単位である「コミュニケーション行為」の基礎をなしているのだ」(ドブレ『メディオロジー宣言』)。コミュニケーションの電話中心主義!

2015-06-16 18:27:22
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

いい言葉だ。「コミュニケーション能力」とか言ってるやつらに音読してやりたい。 pic.twitter.com/u8wpgLDkXV

2015-06-16 18:34:21
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荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

コミュニケーションとは、冷めて安定化し、穏やかになった伝達作用なのである。byドブレ『メディオロジー宣言』

2015-06-16 18:43:39
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

メディオロジー的にいえば、人間は技術環境と共生しているのではなく、居住環境が人間に宿っているのである。人間は、人間が作り上げた小屋いよって形作られるのだ。byドブレ『メディオロジー宣言』。

2015-06-21 14:01:40
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

私というものは、好感もしくは反感を抱きながら環境に対峙しているのではなく、環境の中に、環境とともに、環境によって存在しているのである。私は自動車であり、電話であり、CNNニュース、エアバス、CD-ROMなのだ。私とはそうした外部の内部なのである。byドブレ『メディオロジー宣言』

2015-06-21 14:04:20
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

H2Oについて魚に教えることができるのは砂地だけである。byドブレ『メディオロジー宣言』

2015-06-21 14:05:38
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

マルセル・モースは『身体の技術』のなかで「われわれは道具がある場合以外、技術が存在するとは考えないという基本的な過ちを犯してきた」と述べてるそうだ。至言だな。たしかに、直立二足歩行で自由になった手を使う時点でもう既に技術っぽいんだよな。

2015-06-21 14:15:58
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

研究者にはせめて、現在という謎に対して、ルネ・シャールのいう詩人の信条「わが仕事とは、先端を行く仕事である」を、おのれの信条としてもらいたいものだ。byドブレ『メディオロジー宣言』

2015-06-21 15:22:53
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

「動物が発する信号から、「動作学」または身ぶりの記号学にまでおよぶ記号的世界は、言語からあふれ出すとともに、言語に先立ってもいるのである」(ドブレ『メディオロジー宣言』)。分かる。

2015-06-21 15:57:51
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

自動車を運転する者は歩かなくなるが、以前よりも走るようになる。byドブレ『メディオロジー宣言』

2015-06-21 16:25:00
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

ドブレ『メディオロジー宣言』読了。アンダーソン『想像の共同体』に一瞬登場するので、ずっと気になっていたが、やっと読めた(ところでドゥブレとドブレどっちが正しいんだ?)。コミュニケーションからメディエーションへ。記号論の批判的捉え直しが私にとって一々痛い。

2015-06-21 19:36:17
荒木優太(新しい本が出るよ) @arishima_takeo

メディア哲学といえば、スティグレールに並んでドブレの名が出るのかもしれんが、いずれにせよ、その発想源であるシモンドンはいい加減邦訳されてほしいものだ(なんかいつも言ってる気がするが)。河出とかドゥルーズ好きみたいだし、どうだ?

2015-06-21 19:38:01

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