童貞野朗スレイヤー:「ケオス・チャイルド・アンド・ケオス・オメーン」 #1

諏訪ッスbotによるギガロマ冒険活劇ストーリー (原作:Mamoru Suwassu-san & 75@Gigaro K-SLAYER-san)
小説 文学 書籍 科学adv 諏訪ッス
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諏訪ッスbot @suwassu_bot
◇ まだ「ケオス・ヘッド・イン・シブヤシティ」の連載中ですが、カオチャ発売記念として明日あたりから「ケオス・チャイルド・アンド・ケオス・オメーン」の連載を開始します。 ◇
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第1部「シブヤ・シティ炎上」より:「ケオス・チャイルド・アンド・ケオス・オメーン」#1
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夜の深まるシブヤシティ。その夜景は無軌道学生やヨタモノがたむろす明かりとシャチク・サラリマンの犠牲によって彩られていた。「ダイジョブダッテ!チャメシ・インシデントダッテ!」そんな明かりの元に、無軌道学生が明らかに場違いな田舎の女の子を過剰なボディタッチでナンパしていた。1
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この後、田舎の女の子の末路はどうなるのだろうか?明らかにこの無軌道学生によってファック&サヨナラだ。しかし、シブヤシティにおいてそのような事はまさにチャメシ・インシデントなのだ。その光景を傍目に、夜のシブヤシティを歩く少年がいた。2
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その少年も明らかに夜のシブヤシティに場違いな姿だか、その足取りは周囲の光景に馴染んでいた。(情弱め……)ナンパされてる女の子の方をちらりと視線を向けた。女の子はまんざらでも無さそうに無軌道学生のナンパを受けている。3
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(あの子の末路は間違いなくファック&サヨナラだ。僕は詳しいんだ)少年はひとりごちた。彼の名前はミヤシロ・タクル。シブヤの名門パブリックスクールに通う学生だ。彼は自らを情強と語り、日々シンブン部部長としてシブヤシティのスクープを狙っていた。4
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「ザッケンナコラー!」「アイエエエエ!」突如路地裏の方から響く恐喝と叫声!しかしミヤシロは足を止めない。(ああ言うのは情弱だし、関わらない方がいい。僕は詳しいし情強なんだ)ミヤシロはひとりごちて、笑みを浮かべた。5
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ミヤシロの足が風俗街に向かうにつれ、今度は各所から嬌声が聞こえるようになった。「アタシ今体温何度あるのかなーッ!?」風俗街の路地裏でヤクザとオイランが明らかな前後行為に至っていた。実際違法行為だが見咎める者は誰もいない。6
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(あ、ああ言うのも情弱だ!僕は知能指数が高いからわかるんだ!)ミヤシロは明らかに赤面し、その光景から目を背けた。彼は実際そういう方面には不慣れなのだ。7
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では何故彼はこのような風俗街へ?それは、彼にとって何より重要なタレコミがあったからだ!(ここがオノエ=サンの言っていたラブホテルか…)その看板には毒々しいネオンで「妖精ダンスな」と書かれていた。8
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(事件だ!いや、事故?と、とにかくタクの言う通りのことが起きたかもしれないんだよ!)オノエからの連絡をうけ、ミヤシロはすぐに駆けつけたのだ。事件だって?しかもこの日付に?ミヤシロは高鳴る鼓動を抑えることができなかった。9
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読者の中にギガロマ観察眼の持ち主の方がいたら気づいたのかもしれない。そう、今日は9月29日。かつて世間を騒がせたニュージェネレーションの狂気、第三の事件と同じ日なのだ!ナムアミダブツ!10
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そして、第一、第二の事件と同じ日に、またこのシブヤシティで猟期的な殺人事件が起こったのだ!いくら殺人や抗争、暴動がチャメシ・インシデントなシブヤシティでも群を抜いた猟期的な殺人事件は退屈な毎日を送るシブヤシティの住民の間で瞬く間に話題となった。11
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(僕はこの二つの事件がニュージェネと関係があることに気づいたただ一人の人間……ちのう指数が高いからな。このままスクープを先取りして周りの奴らを見返してやるんだ!)ミヤシロは妖精ダンスなを仰ぎ見る。12
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妖精ダンスなは外観こそ他のラブホテルより地味で見栄えが乏しいものの、そのギャップが功を奏してか、……それとも、なんらかの事件現場としてのアトモスフィアか。何とも言えぬ威圧感を醸し出していた。ミヤシロはその威圧感に圧倒され、思わず喉を鳴らす13
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(多分、大丈夫だ……。僕は情強だからワカルんだ)意を決してミヤシロは裏口から妖精ダンスなに侵入する。オノエとの連絡で裏口が開いてることは確認済みだ。そしてどこへ向かうかも既に。(あの部屋だけラブホなのに窓が開いてた。まず間違いなくあそこが事件現場だろう。僕は知能指数が高い)14
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(あの部屋は確か……3階だよな)妖精ダンスなに侵入したミヤシロはフロントを抜け、非常用の階段から例の部屋へと向かっていた。このラブホテル全体から感じる威圧的アトモスフィアは、階段を一つ一つ登る度に足を重くさせ、脳全体が「行くな!」と警告しているようだった。15
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(何をビビってるッてんだ僕は!僕は情強だ!他の奴らとは違う。情強なら実際大丈夫だろ?!知能指数も高い!)ミヤシロは他人と自分を比較し、あえて見下すことによって自分を安心させ心を落ち着ける。思春期の若者には多い、精神の自己防衛本能を展開させていた。16
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(この部屋だ。この部屋に間違いない)ミヤシロは「300」とナンバープレートに書かれた部屋の前に止まった。……300?ブッダ!300とは、世界を裏から牛耳る謎の組織、300人委員会の数字!そしてミヤシロもそのことに気づいてしまった!17
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(なんてこった!普通ホテルの部屋番号は301とかから始まるはずだろ?それが300……300だって!?ブッダ!それに300という数字は300人委員会の数字!あからさまに怪しいぞ!これは間違いなく超然スクープ。キンボシ・オオキイだ!)18
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あまりの衝撃のためか身体が震え出すミヤシロ・タクル。興奮のせいか目も血走っている。明らかにGRS(ギガロマリアリティショック)の初期症状だ。300の数字が起因してGRSを引き起こしてしまったのだ!そしてもし彼が冷静ならこの扉から放たれる危険なアトモスフィアにも気づけただろう。19
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(やったぞ!これは間違いなくスクープ。周りのやつらを見返してやる。知能指数は高いし、そして僕は真の情強に。情強に!情強に──!)興奮を抑え切れぬあまり、300の扉を蹴破り、掛け声と共に中へと乱入するミヤシロ!「アーポウ!シンブン部だ!スクープだ!」20
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カメラを振り回し室内へ乱入するミヤシロ!しかし、室内の光景を目の当たりにした途端、凍ったように動かなくなってしまった。「ア……」部屋に乱立するのはツキジめいた多数の死体!ある死体は首が無く、ある死体は下半身が無く、ある死体は手足が無く。そして、その部屋の中央には……。21
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「アイエエエエエ!ギガロマ!?ギガロマナンデ!?」ギガロマニアックスだ!それも童貞野郎、ニシジョウ・タクミだ!……ニシジョウ・タクミだと!?彼はシブヤシティでの戦いで爆発四散したのでは……?しかしニシジョウ・タクミは実際ここにいる!このツキジめいた死体の乱立する部屋の中央に!22
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「この部屋には妄想の障壁を敷いたはずだが。何者だ?」「アイエエエ!アーイーエエエエ!」ミヤシロは急性GRSで混乱状態に陥る。そのミヤシロに向かってニシジョウが急速接近!チョップを繰り出す。「イヤーッ!」腹部に重い一撃を食らったミヤシロを声を詰まらせ部屋の中へと弾き飛ばされる!23
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