Toshi1425375先生の俺得銃講義(拳銃の動作機構)

Toshi1425375先生によるてっぽうの内部的なお話
軍事
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カレーの人 @Toshi1425375
自動装填式の銃ってのは基本的に撃った時の反動や発射ガスを利用して動いているんだよね。
カレーの人 @Toshi1425375
自動拳銃のほとんどは反動を利用して動くワケなんだけど、実際は言うほど単純じゃなくて、弾丸が銃口から出るより先に薬室が開いてしまうと色々と危険なんだよなぁ。
カレーの人 @Toshi1425375
色々とって言ったけど、まあ発射ガスが薬室から飛び出てきて危ないって感じ。
カレーの人 @Toshi1425375
だから、弾が銃口から飛び出るまで、薬室を開放しないようにするための措置が必要なんだね。その方式は大きく分けて2つあって、ブローバック方式とショートリコイル方式がある。
カレーの人 @Toshi1425375
ブローバック方式は薬室の開放を抑制させるのに対し、ショートリコイルは機械的に弾が発射されるまで薬室を閉鎖させておくという方式になっているので、同じ反動利用でも理屈が違うってワケ。
カレーの人 @Toshi1425375
ブローバック方式でメジャーなのはシンプルブローバック。理屈はとても簡単で、「スライドの重さとリコイルスプリングで開放を遅くすればいいだろ!」って物。だから特別な機構を持たないのだ。名前の通りシンプル。
カレーの人 @Toshi1425375
でも強力な拳銃弾の反作用を押さえつけるのには拳銃だとバネの強さも遊底の重さも限界があるから、低威力の弾しか撃てないのよね。例外を除いて。具体的には.380ACPはOKで、9mmパラはNGって感じ。
カレーの人 @Toshi1425375
メリケンの.45好きのせいで9mmが低威力ってイメージあるかもしんないけど、9mmって割と高威力の拳銃弾って位置づけられてるんだよなぁ。
カレーの人 @Toshi1425375
短機関銃だとボルトの重さとかは拳銃と違ってあまり制約を受けないので、.45ACPですら撃てる。拳銃でも例外的に9mmを扱ったシンプルブローバックの銃があったけど、あまりにも無茶すぎた。VP70、アイツは良い奴だったよ。
カレーの人 @Toshi1425375
VP70は銃身のライフリングを深く掘って発射ガスを逃がす事で、弾のパワーをダウンさせるという荒業で出来てる。性能はまあお察し。あとアストラmod.400とかいうヤツもシンプルブローバックを使ってた。リコイルスプリングを強くしただけ。単純明快。当然スライド引くのがクソ重。
カレーの人 @Toshi1425375
当然ブローバック方式はシンプルブローバック以外にも色々あって、それぞれ工夫をこらして強力な弾を撃てる物もあるのだ。とは言ってもショートリコイルと比べたら拳銃への採用数は少ないけどね。
カレーの人 @Toshi1425375
FNのFive-seveNもブローバック方式だけど、機構は特殊。
カレーの人 @Toshi1425375
というわけで、現代の自動拳銃のほとんどはショートリコイルなのだ。ショートリコイルってメカニズムは単純だけど理屈が難しくて、マニアの間でも意見が食い違ったりして難しいからあまり触れない方がいいのかもしれない。怖い。
カレーの人 @Toshi1425375
ショートリコイルはここでは触れないでおこう…。とにかく言える事は、シンプルブローバックよりはパーツ点数が増えたり複雑化するよって事。.380ACPを使う銃でもショートリコイルを使う物はあったりするけど、やっぱり高級品的な扱いなのかな。コルト.380オート。
カレーの人 @Toshi1425375
拳銃は動作機構のサイズの制約があるから、高威力のマグナム弾とかにはショートリコイルは向いてない。グリズリーウィンマグとかいうのもあったけど、スプリングを高頻度で交換しないといけなかったらしいね。
カレーの人 @Toshi1425375
だからみんな大好きデザートイーグルはM16やAKで採用されているようなライフル向けに開発されたガス圧作動の閉鎖機構を持ってる。それはそれで頭おかしい。
カレーの人 @Toshi1425375
ショートリコイルは遊底を軽くできないので銃全体が重くなるし、弾の発射とほぼ同時に遊底が後退するので反動が大きくなるというデメリットがありますね。
カレーの人 @Toshi1425375
今のショートリコイルはほとんどが改良ブローニング式なので、機構は100年以上ほぼ変わらないという事ですね。ここ100年で自動拳銃はほとんど進歩していない。M1911が今日まで使用されるワケだわ。
カレーの人 @Toshi1425375
CDAだったりAFPBとかストライカー式やらポリマーフレーム、ダブルカラムって色々変わってはいるんだけど、動作機構は100年以上続いてる。
カレーの人 @Toshi1425375
拳銃のショートリコイルとかブローバックのはなし、おしまい。

コメント

外太郎 留吉 @beembeemer 2015年6月25日
ショートリコイルのデメリットが「弾の発射とほぼ同時に遊底が後退するので反動が大きくなる」なる話は初耳。チョット調べてみよう。ブローバックでも弾の発射とほぼ同時に遊底が後退するのになんでショートリコイルのほうが反動が増える?あとね、ブローバックは反動利用ではなく薬室と薬莢をピストンにするガス圧利用の方式。じゃないとVP70方式では遊底作動の遅延を補助できない。
外太郎 留吉 @beembeemer 2015年6月25日
ああ!「ショートリコイルは~デメリットがありますね。」はブローバックとショートリコイルの書き間違いか!納得!
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