地方教育費調査からみた博物館費の減少の状況

ironsand @ironsand2002

地方教育費調査(平成２４会計年度) e-stat.go.jp/SG1/estat/Xlsd… によると平成24年度の都道府県・市町村を合わせた博物館費は1465億円。平成11年度には2791億円もあったのに、13年で半分近くまで減少しているのか。

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細かく見ると、H13からH24の間で、それぞれ消費的支出が1248億円から961億円に、債務償還費が656億円から403億円に減少。資本的支出に至っては886億円が102億円に－まさに8分の1－減少。　@ironsand2002

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運営経費が25％程度減少しているのも、大変な状況だが、資本的支出の減少が著しい。新しい博物館ができることはほぼなくなったのはもちろんだが、施設や展示のリニューアル、収蔵庫の増築、そして資料購入がほぼストップしているということ。　@ironsand2002

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ちなみに、H8からH11にかけて博物館数（類似施設含む）は4507→5109と増えている。1年で200館ぐらい増えていた時代。H20からH23にかけては、5775→5752と減少しているので、資本的支出の減は、その状況を反映しているとも読める。 @ironsand2002

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H11の資本的支出886億円のうち土地・建築費は705億円で、それ以外が181億円。H24の資本的支出102億円のうち土地・建築費は68億円で、それ以外が34億円。建築費の影響が確かに大きいが、資料購入費等も5分の1以下となったと読めるのではないか。 @ironsand2002

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消費的支出については人件費を特だししてある。H11の消費的支出1248億円のうち人件費は465億円。H24の消費的支出961億円のうち人件費は375億円。人件費は約19%減少。それ以外の消費的支出は約25%減少したといったところ。@ironsand2002