甲状腺がん:罹患率と有病割合

スクリーニングによる有病割合と対象年齢群の通常診療での罹患率との比を考える時に注意する事 (1) 通常診療での罹患率が過小評価されている (2) 年齢別罹患率に変化がある
8

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<現在までに公表されている事>

Seiichi Ushikubo @sushikubo

本格検査:実施対象年度別市町村 平成26年度は、先行検査を平成23年度と平成24年度に行った地域 @sushikubo pic.twitter.com/9SZGuHqgtS

2015-05-19 23:39:56
拡大

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<罹患率と有病割合について>

Seiichi Ushikubo @sushikubo

スクリーニング対象及び条件が同じならば、 P(prevalence)/λ(average incidence rates)=constant 定数は、時間の次元を持つ何か。 有病期間とか滞在時間とか表現するから変になる。

2015-06-03 21:27:45
Seiichi Ushikubo @sushikubo

@myenSU twitter.com/sushikubo/stat… twitter.com/sushikubo/stat…

2015-05-20 01:23:46
Seiichi Ushikubo @sushikubo

二次検査時点での年齢による分布と、単なる増減 (年齢補正しないと意味がないけどデータが公開されていないので) pic.twitter.com/NsRjBi8CJV

2014-12-28 09:53:17

<罹患率と有病割合との関係の推定>

<罹患率に年齢変化があると罹患率と有病割合との比が変化する>

<スクリーニングが与える影響>

Seiichi Ushikubo @sushikubo

メモ:スクリーニング条件が変化した場合のPの変化とsf pic.twitter.com/C3CFkJlA6R

2015-06-05 00:06:53
拡大

<有病割合÷罹患率で話を進める時の問題点>
スクリーニングによる有病割合÷通常診療の罹患率 は
罹患率が年齢に伴い増加している場合には、非常に大きい値になる。
また、小児における通常診療が十分行われていない可能性があるため、本来の罹患率よりも通常診療の罹患率が低くなっている可能性がある。

左表は国立がん研究センターがん対策情報センター:がん情報サービル http://ganjoho.jp/professional/statistics/index.html から作成した各年齢群における累積有病割合
右表は今回の小児推定

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<結節・ガンと大きさの分布>

<日本:結節の大きさ>
5mm以上の結節を基準としたスクリーニング