江戸しぐさ

落語家の人曰く…あとで見る用
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立川談修 @tatekawadansyu

「江戸しぐさ」があったとか無かったとか騒ぎになってるらしい。真偽については知らないけどひとつだけ確かなことは言える。 少なくとも俺が知っている範囲の古典落語の中で「傘かしげ」だの「こぶし腰浮かせ」だの「うかつ謝り」だの、いわゆる江戸しぐさとされる行為や名称は一切登場しない。

2015-06-25 23:32:16
立川談修 @tatekawadansyu

(続き) それが江戸しぐさは無かったという証拠になるかと言うと、もちろんならない。江戸の事象すべてが古典落語の中に登場するワケではないし。 あと「お膝送り」なら噺の中にも出てくるし今でも寄席や劇場で行なわれている行為だけど「こぶし腰浮かせ」なんて奇妙な名称は聞いたことがない。

2015-06-25 23:36:31
立川談修 @tatekawadansyu

NEWS23見てて思ったこと書いたらばリツイートされまくり。 それしてもNPO法人のとなえてる「官軍が江戸っ子を虐殺したので江戸しぐさは史実から消えた」って理屈はすげえな。虐殺された事実は揉み消されたのに何故江戸しぐさは残ったんだ。そして何故お前はそれを知ってるんだ。

2015-06-26 00:02:45
立川談修 @tatekawadansyu

NEWS23で学者さんが「そもそも江戸時代、傘は貴重品で庶民の間ではかぶり笠や合羽や蓑が一般的だった」とおっしゃってました。確かに。 いかに傘が貴重品だったかは、落語『道灌』『笠碁』『金明竹』あたりを聴けば解ります。 傘を差す人が少ないってことは、かしげる機会もまれだったはずで。

2015-06-26 00:45:20
立川談修 @tatekawadansyu

通知が20件以上になると「20+」って表示されるのか! 初めて見た。 なんかちょっと怖くなって来た…。 pic.twitter.com/RuGlWJlgfX

2015-06-26 00:16:23
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立川談修 @tatekawadansyu

ただ、学者先生「雨具」を「うぐ」と発音しておられましたが、あれは「あまぐ」でしょうな。 なんか喉につまったのかと思いました。

2015-06-26 00:48:04
立川談修 @tatekawadansyu

師匠・談志はこんな漫談を演ってました。 「俺のガキの頃、傘は貴重品でしたよ。傘の直し屋なんて商売があったりね。江戸時代、一本しか無い傘を持ってかれちゃ困るから、道灌だの金明竹なんて落語では傘を借りに来たのを断る。それに実感があった。今はそんなの無いでしょ? (続く)

2015-06-26 01:01:21
立川談修 @tatekawadansyu

(続き) 自慢じゃないけどね、いま俺んちの傘立てには家族全員のぶんどころじゃない、入りきらないくらい傘があるよ。傘貸してくれ、って言われても『いいよ、持ってけ持ってけ、返さなくもいい』ってなもんだ。…その代わり『その透明のビニールのヤツから持ってってくれ』とは言うけどね」

2015-06-26 01:01:44
立川談修 @tatekawadansyu

師匠の漫談の前半だけリツイートやお気に入りされるのって、ちょっとなあ。 オチあってこそ、なのになあ。

2015-06-26 03:51:59
立川談修 @tatekawadansyu

落語に江戸しぐさは出てこないという呟きが大評判で、江戸しぐさ一派の人達に申し訳ない気もします。そこで、落語の中の江戸しぐさをでっち上げ…、いや、探し出してみました。よかったら付け加えてみてください。 「時ごまかし」→時そば 「腐り物喰はせ」→ちりとてちん 「小便飲ませ」→禁酒番屋

2015-06-27 14:16:13
立川談修 @tatekawadansyu

落語の中の江戸しぐさ、さらにブラックでマニアックなのはこちら。 「赤子放り投げ」→ 後生鰻 「耳そぎ落とし」→ 無精床 「屍人腹さばき」→ 黄金餅 「醜女たらい廻し」→ 持参金 「ち◯こ見せつけ」→ 蛙茶番

2015-06-27 14:18:03

コメント

烏(ブラックバード) @CARAS_1989 2015年6月29日
落語家は漫才師とは違うんじゃ・・・?
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Dona👻 @dona_co_art 2015年7月1日
>漫才師 直しとくお。 ようやく見終わるなど…結構見てる人が居てびっくり。
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すんすけ @tyuusyo 2015年7月1日
注)落語家の立川談修師匠が江戸しぐさ否定コメントを出したのでそのまとめです
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3mのちくわ(20禁) @tikuwa_zero 2015年7月1日
やっぱ、噺家は文章も上手いなあ。スラスラ読めてしまった。
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おく のぶ @samorou 2015年7月1日
このまま落語が始まっても違和感ないですね。
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nekosencho @Neko_Sencho 2015年7月1日
傘が貴重品ってことは、からかさオバケなんかは今で言うブランド物のオバケみたいな感じだったのだろうか
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でかつ(お盟主様)@11/10札幌さよならマラソン @deka2 2015年7月1日
時代劇なんかで浪人が傘張りしてたりするけど、あれは高級品を作ってたってことなのか。
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エリ・エリ・レマ・サンバディトゥナイ @mtoaki 2015年7月1日
deka2 高級品だからリサイクルする。浪人がその下請けで内職してた。
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愚者@7/12勇者部満開13:No.20 @fool_0 2015年7月1日
samorou いっそ皮肉を込めて『江戸しぐさ』というお題目の噺を作っていい気がします。
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TENNOたまに謎狩 @XH834 2015年7月1日
からかさオバケは付喪神の一種で年を経た器物が化け物に代わるって話で、それだけ大事にされた貴重品ってことだと思われ。昭和の頃にも傘の修理やってくれるところがあったな
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じゃりねこは力をためている @jyaricat 2015年7月1日
傘どころかナイロンストッキングだって、穴かがりしてはいていた時代がありまして…… ソースは「暮らしの手帖」。でもストッキングの妖怪ってやだな。
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想 詩拓@『文机』関西コミティア59【I-15】 @sou_sitaku 2015年7月1日
「鬼平犯科帳」の漫画版で4両で傘100本を買う描写があった気がする。1両がたしか4万円ほどなので、傘100本で16万円。1本1600円か。貴重……貴重か。
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想 詩拓@『文机』関西コミティア59【I-15】 @sou_sitaku 2015年7月1日
落語と言えば、「美味しんぼ」で好きなエピソードの1つが39巻『温泉湯豆腐』。快楽亭八笑とブラックの会話が小粋なのがすごく気に入ってます。
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安東 @andou0725 2015年7月1日
噺家さんは古典落語周辺の知識としてその辺はお詳しいよねえ。つか、粋を尊ぶ江戸っ子がそんな野暮な命名するはずも無いし
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もうだめぽ @moudamepo150701 2015年7月1日
江戸っ子は雨でも「傘なんかいらねえや」って感じだったんじゃないかと夢想。
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TENNOたまに謎狩 @XH834 2015年7月2日
sou_sitaku 一両4万円<食べ物というか米換算の値段ですね。労働賃金換算だと一両20万円ほどです。傘一本8000円ですね。ちょっと調べてみたら番傘一本200-300文、蛇の目傘800文です。鬼平のエピソードの傘は比較的安い傘ですね。一両の価値が食品換算だと低くなるのは当時は食べ物の価値が高かったからです
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kkitmur @kkitmur 2015年7月2日
江戸しぐさ「よいよい蕎麦」: 江戸っ子が蕎麦屋で蕎麦を食べるとき、サービスなどに多少ダメなところがあっても、味などの誉められる部分に着目して「よいよい」と口に出して誉めていた。出されたものはできる限り誉めるのが江戸っ子の粋である
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TENNOたまに謎狩 @XH834 2015年7月2日
江戸庶民の収入(日給)は、日雇いが100-200文、棒手振り(野菜売り)400-500文、大工さんが銀5-6匁(銭500-600文相当)。これらはお天気が悪いとお休みになるのでその日の収入がなくなります。米1升が大体100文(小売価格)ですからエンゲル係数かなり高めです
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こまいぬさん @komainusan123 2015年7月2日
文化の捏造って過去のものであればあるほど証明が難しいから悪質なんだよなぁ。
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