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CDBさん、アメコミ『シビル・ウォー』を語る

アメコミの『シビル・ウォー』シリーズ3冊についてのCDBさんによる紹介と感想。アメコミもまた子供向けに留まらず、深化して遥かな地平を目指していることがよく理解ります。僕自身が不明にして、アメコミの邦訳版の出版状況とその内容に関してほとんど無知であるため、このようなブックガイドは大変ありがたく、自分のための覚え書き的な意義も含めて、まとめを作成しました。『シビル・ウォー』読んでみたい!
マンガ アイアンマン CDB キャプテンアメリカ
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cdb @C4Dbeginner
今日はアベンジャーズの放送日だから、ここ一ヶ月で買い集めたアメコミ版のキャプテン・アメリカの感想を書こうかな。 pic.twitter.com/e1nKI8JC2g
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cdb @C4Dbeginner
まず、こんなに多くの邦訳が出版されていることを不勉強にして僕は知らなかった。邦訳版にはアメコミ初心者向けに解説ブックレットまで挟み込まれている親切ぶり。 pic.twitter.com/JDTYPEsEd9
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cdb @C4Dbeginner
ブックレットの内容はこんな感じで、ページごとに出てくる地名や用語の解説がぎっしり。単にコミックの内容だけではなく、アメリカの読者には自明である歴史的人名の解説まで。日本スタッフの作品に対する愛情と知識が注釈からビンビン伝わってくるぞ pic.twitter.com/aLLxYPUEit
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cdb @C4Dbeginner
まずはマット・ソーン先生@matt_a_thorn に紹介してもらった「シビル・ウォー」の感想。とは言っても、この「シビル・ウォー」はいわば物語の幹になる一冊に過ぎなくて、「内戦」における一人一人の内面に迫った「外伝」がこんなにある。 pic.twitter.com/uz2yPYvuhG
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cdb @C4Dbeginner
帯にもある通り、来年のハリウッド映画化が決定しているストーリーなので内容は詳しく書かないけど、”超人登録法”を巡ってアメリカンコミックのヒーローが真っ二つに分かれて戦うこのストーリーは、そのまま911以後の「愛国法」をめぐるアメリカの保守とリベラルの対立の隠喩になっている。
cdb @C4Dbeginner
僕が購入して読んだのはこの膨大な「シビルウォー・シリーズ」のうち、本編と「反対派」キャプテン・アメリカ編、そしてもう一冊、「賛成派」トニー・スタークの内面に迫ったアイアンマン編の三冊。どれも面白かったけど、とりわけアイアンマン編がすごく良かった。キャプテン・アメリカも登場する。
cdb @C4Dbeginner
映画版でロバート・ダウニー・Jrが飄々と演じるトニー・スターク像とは違い、ここでのスタークは「保守」の重責を背負って現実とのギャップに苦悩する姿が描かれる。あくまでアメリカの自由の理念、高潔な理想を求めて政府に背くキャプテン・アメリカとは対象的。そしてその二人の対決が物語の中心。
cdb @C4Dbeginner
いやあ、これはでも一度読んだらみんなびっくりしますよ!ただリズムがまったく違うんですよね。アメコミはすごく凝縮されて展開が速い。「シビルウォー」1冊で日本の漫画の手法で書けば優に5~6巻は埋まる。だから高くても損したとは思わない。なかなか読み終わらない@matt_a_thorn
cdb @C4Dbeginner
すごく重要なのは、このトニー・スタークとキャプテン・アメリカ、アメリカでの一般的な社会的地位と政治傾向を入れ替えてるんですよね。アメリカでは一般的にトニー・スタークみたいなセレブはリベラル、キャプテンアメリカのような「退役軍人」が保守の傾向がある。もちろんそうでない人もいるけど。
cdb @C4Dbeginner
星条旗のコスチュームに身を包みながら政府に反旗を翻すキャプテン・アメリカ。「私と共に内部から国を変えよう」と彼を説得するトニー・スターク。特に素晴らしいのがキャラクターの台詞の「言葉」の質の高さで、まるでハードボイルド小説を読んでいるように短く濃密な言葉で議論が交わされる。
cdb @C4Dbeginner
「アメコミは善悪がはっきりしていてストーリーは子供向け」というかつてのイメージとは正反対に、アインシュタインやルーズベルト、過去の世界史を引用してキャラクター同士が何が善で何が悪なのかという議論を交わす。正直「アメリカの漫画読者ってこんなにリテラシー高いの?」とびっくりしてしまう
cdb @C4Dbeginner
アイアンマン編のラスト近くには、キャプテン・アメリカを前に(どういう状態かはあえて書かない)内戦を制したトニー・スタークが慟哭しながら「保守の内面」を告解する番外編があって、この告解が本当に読み応えのある内容なんだけど、これは2016年の映画化を待ちたい!だから秘密!
cdb @C4Dbeginner
続いては映画化された『ウィンターソルジャー』なんだけど、これも映画版とはかなり違う内容になっている。もう内容が濃すぎて説明するのが大変なんだけど、回想シーンでWWⅡ時代のキャプテンアメリカがナチスと戦うためにスターリングラード戦線でロシア軍と手を組むシーンとかあるわけですよ。
cdb @C4Dbeginner
「仮定の話をするなら彼らがポーランドを侵略した時あなた方の指導者があんなにナチに好意的でさえなければ、こんな風に自分の家の玄関先を狼どもがうろつく羽目にもなっていなかったのではないですか」これキャプテンアメリカのロシア軍将校に対する台詞なんだけど、漫画の台詞ってレベルじゃないよね
cdb @C4Dbeginner
そんなわけで本当はウィンターソルジャーもデス・オブ・キャプテンアメリカも読み所満載なんだけど、たぶん2016年の映画にも関わる可能性あるし、アベンジャーズの放送ももう終わっちゃったので、これだけは絶対書きたい一冊!「ニューディール」! pic.twitter.com/Nq3niP9pOu
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cdb @C4Dbeginner
英語版wikiによればこの作品は驚くべき事に2003年にはもう描かれていたらしい。驚くというのは、この作品が隠喩でもなんでもなく、もう直接的にあの911テロ事件をテーマにしているから。en.wikipedia.org/wiki/List_of_C…
cdb @C4Dbeginner
あまりにも信じがたいので何度も確認したんだけど、アマゾンレビューでもファンサイトでもやはりニューディールの初出は2002年6月から2003年にかけてのCaptain America Vol.4となっている。信じがたいというのは、あの当時のアメリカはもう怒りで国が一丸となってたから
cdb @C4Dbeginner
確か当時のブッシュ政権への支持率が90%に近づくような異常な状態で、即座にアフガニスタンへの派兵が展開している真っ最中のはずだ。そんな真っ最中に描かれた作品の中で、キャプテン・アメリカは作品の序盤、復讐心に我を忘れてアラブ系移民の少年に襲いかかる911の遺族の前に立ちはだかる。
cdb @C4Dbeginner
キャプテン・アメリカのあの象徴的な盾、シールドが、娘をテロで殺された父親のナイフを折るという象徴的なイラストレーションの後で、「人として、国として、アメリカであらねば、さもなくば負けだ」というキャプテンアメリカの内心の独白が挿入される。でもこれはまだこの物語のプロローグにすぎない
cdb @C4Dbeginner
アメリカのクラスター爆弾の不発弾や地雷で手足を失った中東の少年兵が義手義足でキャプテンアメリカに襲いかかり、彼らを操るテロリストがテレビの画面に向かって「お前たちこそがテロリストだ」と告げる。繰り返すけど、これが「あの時代」に描かれていたっていうことに本当に驚くしかない。
cdb @C4Dbeginner
物語の中盤、仮面を脱ぎテレビの前で正体を明かしたキャプテン・アメリカは(漫画版では映画のように顔がバレていない)ドイツへ向かう。そしてドレスデンの街で空襲によるドイツ市民の死者を思いながら、「9月11日になってようやく、自分たちのやったことの意味がわかった」と独白する。
cdb @C4Dbeginner
キャプテン・アメリカにとってというより、アメリカにとって対ナチス戦争というのは絶対的なよりどころというか、ベトナムはともかくあのナチスを叩いたことだけは間違っていなかったはずだ、というアイデンティティがあったわけだけど、その最後の正当性すらキャプテンアメリカその人が疑うわけです。
cdb @C4Dbeginner
この『ニューディール』という作品、装丁も素晴らしくて、表紙はこの画像のように「すべての人に自由と正義を」という碑文の上で盾を高々と掲げるキャプテン・アメリカが描かれている。 pic.twitter.com/LIFxFHynrn
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cdb @C4Dbeginner
でもこの本を裏返すと、裏表紙にはこんな絵が描かれているんです。薄い暗がりの中から、まるで死者のように無数の物言わぬ人々がキャプテン・アメリカの「盾の裏側」を無言で見つめている絵。 pic.twitter.com/1TuyQkNfvH
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cdb @C4Dbeginner
物語の終盤で対決する最後の敵が吐く「知っているはずだキャプテンアメリカ、俺がどこで生まれたのか」という台詞とか、おそらくいかにハリウッドといえど『ニューディール』だけは映画化できないのではないかと思う。一冊完結という意味では一番おすすめなんだけど、既刊売り切れ状態なんですよね。
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コメント

康芳英 @y_yoshihide 2015年6月29日
コミックス版『シビル・ウォー』におけるキャプテン・アメリカとアイアンマンを単純にリベラルと保守としてしまうのは多いに語弊があるというか危険だと思うの。登録法にしてもヒーローの個としての自由という側面から見た時とヒーローの持つ力という側面から見た時では大きく意味が違ってくるわけだし。
まどちん● @madscient 2015年6月29日
いやもういい加減、「薄い知識で何かを読み取って開陳」するのやめた方がいいよこの人。前の炎上から何も学習してねえのかと。
星五84体の地方妖怪 PGERA @PGERA_RX 2015年6月29日
またガチおが大ハッスルしちゃう案件ですね?
康芳英 @y_yoshihide 2015年6月29日
あ、別にCDBさんが間違った事言ってるというわけではないですよ? 念のため。保守とリベラルという概念で単純に括ってしまうとそこから抜け落ちてしまうものがコミックス版『シビル・ウォー』にはあるっていう話です。
康芳英 @y_yoshihide 2015年6月29日
アメリカの『ダークナイト ライジング』公開劇場で銃乱射事件が起った時、銃規制を訴える人たちに反対する人の中に「政府が間違ったことをした時抵抗するためには銃の力が必要」みたいなことを言ってた人が居たんですよ(検索してみたけど引っかかってこなかったので消したか私の記憶違いかもしれないけれども)。ヒーローの持つ力ってこういう銃の力と同じ意味合いはあると思うし、コミックス版『シビル・ウォー』における登録法は正しく銃規制と同じ意味合いを持ってると思うんです。
康芳英 @y_yoshihide 2015年6月29日
コミックス版『シビル・ウォー』の冒頭で発生する「スタンフォード事件」の意味と市民の反応、物語の最後でキャプテン・アメリカが取った行動とその切っ掛けとなったものの意味、あと元祖シビル・ウォーにおける奴隷制度以外の南北の対立点あたりも踏まえてコミックス版『シビル・ウォー』は読み解いていくと面白いと思うよ。
古志 勇輝 @koshi_yuuki 2015年6月29日
ワシが、アメコミの見た目に反した深刻な内容や、アメリカの子供達がそれを読んでいる事に驚いたのはかれこれ半世紀前なんじゃが…。 ...ゆうきまさみ程の作家が一連のtwを「ブックガイド」と言い、覚え書きを作った事に驚いた。
Muji @ togetter憲兵隊 @643Myshelf 2015年6月29日
とりあえず「パレスチナ」をアメコミと言ってしまう感性はどうにかした方がいいと思うな。そのうち「戦争中毒」をアメコミとかいって紹介しそう。いや内容がアレだとは言わんけど。
へぼやま @heboya 2015年6月29日
『ニューディール』に限らず、マーベルは9.11直後に色んなヒーロー視点による「9.11」を描いて出版してるんだよね。9.11での消防士たちの視点で対アフガン、イラクへの戦意昂揚を露骨にねらった映画も作られるけど、同時にこういう視点での作品も作られるのが、アメリカ文化のすごいところ。
康芳英 @y_yoshihide 2015年6月29日
そもそもかなり前からアメコミを子供達が読まないということが問題視されてたような。
天たくる @ten_tacle 2015年6月29日
何でこう安易に現実の社会問題と結びつけたがるんだろ。フィクションの存在が現実の色々な物をモチーフにしているのはそりゃそうだろうが、その使われたモチーフの一部だけ抜き出して単純化して語るのはどうなんだ。アメコミクラスタには大変申し訳ないが、他のジャンルに来ないでいいよってのが正直な感想。
長 高弘 (ティラノサウルス科ズケンティラヌス) @ChouIsamu 2015年6月29日
「アメリカにおける保守」の1つである「自警主義」に近い考えを持ってるのは、キャップの方じゃないのかなぁ??
長 高弘 (ティラノサウルス科ズケンティラヌス) @ChouIsamu 2015年6月29日
そう云う意味では、シビル・ウォーが9.11以降の暗喩だとするなら、ブッシュJr.は「アメリカの"保守本流"から見ると、変な"保守"」なのかも知れない。って、どっかの国の今の状況に似てない事も無いかも……。
亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia 2015年6月29日
なにはともあれ、海外のコミックに疎い私には「作品を実際に読みたくなる連ツイ&まとめ」で、ありがたい。古書を探すしかないのは残念。
||||||||||| @huniari 2015年6月29日
9.11以降深化していたアメコミの話。読んでみたくなった。
ehoba @htGOIW 2015年6月29日
関係ないけど、クールジャパンとかで輸出された和製コンテンツも、向こうの不勉強なインテリがショックえけて、この手のさもわかったようなコメントしてそうだなと思った
張三李四 @tyousanrisi 2015年6月29日
「さもわかったような受け取り方」も含めて、作品の評価だとは思うけどね。どのジャンルでも完全に作品を理解して適切で正確な評価(そういうものがあればだが)できる人なんていないでしょ。事実の純粋な誤りならともかく、作品の評価なんて人それぞれ。
康芳英 @y_yoshihide 2015年6月29日
しかしこのマーベル・コミックス、『シビル・ウォー』のあと紆余曲折を経てトニー・スタークが失脚シールドが解体され、シールドの後継組織の長にノーマン・オズボーン(映画でお馴染みグリーンゴブリンの元祖中の人及び映画でお馴染みアイアン・パトリオットの元祖中の人)が就きヒーローに圧力を加えるストーリーの予告イラストにThe Iron Patriot Actsと入れてしまう程度にはノリノリである。
康芳英 @y_yoshihide 2015年6月29日
ちなみにそんなオズボーンさんが後に失脚した原因は当時オクラホマ州ブロクストン上空にあったアスガルドへ軍事侵攻するために仲間のヴィランにスタジアム付近でアスガルドの戦士と戦わせてわざと周りに被害を出させアスガルド脅威論を煽り大統領から軍事侵攻の許可を得たことがばれたからだったりします。まあその程度には政治社会ネタはあったりするし特に凄いとかいうものでもないと思うよ。
(新)ぼくキャプ村ーN @sinbokukyapun 2015年6月29日
htGOIW アメリカにも様々な研究者がおりますが、真摯に研究されている方でも日本のコンテンツは格闘しがいがあるようですね。http://1000ya.isis.ne.jp/1251.html
inatak @inatak 2015年6月29日
読んでみたい。
董卓(不燃ごみ) @inumash 2015年6月30日
『戦意高揚プロパガンダのキャプテンアメリカをアメリカの正義を疑うキャラにしたハリウッドは偉い』とかいい加減なことを言い出す前にこれをやるか、せめて事実誤認を批判された時に「原作未読のまま勘違いしてました。今度まとめて読んでみます」って態度をとっていれたら、ね。→http://togetter.com/li/832411
董卓(不燃ごみ) @inumash 2015年6月30日
inumash ↑事前にこういうやりとり(というか明確な失敗)があったにもかかわらず、ここで何食わぬ顔で“解説者”として作品語りをしてしまうあたりがこの人を信用できない理由なんだろうと思っている。あくまでも俺個人の感覚だけれど。
猫背侍 @peko_twi 2015年6月30日
@inumash まとめ内にも「不勉強でした」という一文が入っているし、そもそもこのまとめは発言主以外がまとめたものなので、この発言主のまとめられる前後の呟きはご自身で確認しないと、あなたのコメントも信用できない理由になられるかと思います。既に確認の上でのあなた個人の感覚でしたら、揚げ足失礼しました。
天たくる @ten_tacle 2015年6月30日
htGOIW 「この手のさもわかったようなコメント」は日本人が和製コンテンツに対してすることも普通にあることで、異国の文化間だけで発生するものでもないと思いますね。
猫屋レオ丸 @Leonidas0727 2015年7月1日
すでに康芳英さんと長高弘さんが指摘しているが、「シビル・ウォー」においてリベラルすなわち連邦による再分配と軍事的抑止を肯定する立場はトニー・スタークが代表しており、対して保守すなわち民間の武装の権利と地域自治はキャプテン・アメリカが代表している。これを勘違いするのはアメリカにおける政治思想の対立を理解していないためである。CDBさんはもっと勉強して欲しい。最初はわからないのは仕様がないのでともに学びましょう。
猫屋レオ丸 @Leonidas0727 2015年7月1日
アメリカの政治思想を理解するためには数々の解説書や古典がすでに日本語でも読める。私からは岩波文庫に入っている「フェデラリズム」とトクヴィルの「アメリカのデモクラシー」をCDBさんにおすすめしたい。あとはアメリカ合衆国の歴史と合衆国憲法を読むとよい。これらを学ぶことは必ずやアメリカ文学やアメコミの読解にも寄与するはずですある。
猫屋レオ丸 @Leonidas0727 2015年7月1日
アメコミのヒーローという存在の背景にあるのはアメリカの自警思想、すなわち市民による武装自治を是とする思想である。これは合衆国憲法修正第二条によって規定され保障されている合衆国民の根本的な権利のひとつである。まさにこの思想こそがヒーローもののアメコミというジャンルがアメリカ合衆国で成立した理由なのである。
猫屋レオ丸 @Leonidas0727 2015年7月1日
CDBさんには保守とは国家による統制を肯定であり、リベラルとは反体制であるという思い込みがあったように見える。なるほどそう思い込むのも日本で生まれ育っては無理もないことだ。しかし、アメリカ合衆国には連邦政府と州を最大の単位とする地域自治が合衆国成立のこの方つねに対立して来た。
猫屋レオ丸 @Leonidas0727 2015年7月1日
「シビル・ウォー」はアラン・ムーアの「ウォッチメン」へのマーヴェルからの応答であり、トニー・スタークとキャプテン・アメリカは「ウォッチメン」におけるオジマンディアスとロールシャッハの反響であろう。
ダーク内藤:バッド満 @Dark_Naitou 2015年7月1日
感想にまでぐちぐち言うのかよ。
董卓(不燃ごみ) @inumash 2015年7月1日
peko_twi もちろん確認済です。そのうえで、例えば『「アメコミは善悪がはっきりしていてストーリーは子供向け」というかつてのイメージ』という既に否定された誤謬を“自分が犯したもの”ではなく“世間一般のそれ”として平然と外部化して語ってしまうあたりが論者として信用できない、というのが私の個人的な感想です。
(新)ぼくキャプ村ーN @sinbokukyapun 2015年7月2日
Leonidas0727 なるほど興味深いです。トニー・スタークvsキャプテン・アメリカの構図と、DCのバットマンvsスーパマンの構図との比較などを含め、来年に向けて日本国内でも様々な議論が起こることが楽しみです
康芳英 @y_yoshihide 2015年7月6日
読んでなくて頓珍漢なこと言われたらそりゃあおこだけども、読んだ上での感想の違いはよっぽど意図的に曲解してるのでなければそこまでおこな案件ではないし、悪意がないのに悪意で返すのはちょっとアレかなあとは思うの。
康芳英 @y_yoshihide 2015年7月6日
コミックス版『シビル・ウォー』はヒーロー達の対立にばかり目がいってしまいがちになるけれども、もう一つヒーローと市民の対立というのも割りと重要な要素だと思うのね。あとそれに付随して私たち読者と物語内部の人間のヒーローに対する認識の齟齬みたいなのも浮かび上がってくるのもポイントかと。
康芳英 @y_yoshihide 2015年7月6日
スタンフォード事件が若手のヒーローチーム主演のテレビのリアリティショーの撮影で起こったというのが凄く象徴的だと思う。読者である私たちはヒーロー個人の人となりまでわかっているけども物語の中の市民にとっては正しくテレビの中にいるタレント程度のものでヒーロー個人の性格や葛藤なんてわからないという部分の象徴みたいな感じ。その辺のギャップがわたしたち読者がどっちの陣営に感情的に移入しがちなのかというところに繋がっていったんだと思う。
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