- Jin_Mayam2
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とりあえず大戦中に書いたのはここにまとめたはず。 プロフィールに貼ってあった。確認。 togetter.com/li/800177
2015-06-29 08:34:27アルドの地(所領)
初めての魔法師
・アルドの地現状 大戦後、“君主アルド”帰還 戦時中に知り合ったという魔法師と契約したことを公式発表 これまでアルドの地には契約魔法師がいなかったため、 国内からは少々の不信感もあった 次代の“君主アルド”を含む近衛からも反発はあった しばしアルドと共に顔見せに領内を回った
2015-06-29 08:41:08反発があったとはいえ、実際アルドの地には“君主アルド”の決定に逆らえる者はいない 大臣や諸文官武官も不審に思いながらも、魔法師として有能であるエル・リードと彼の連れる部隊を受け入れた この部隊(エル隊)は名義上軍の傭兵と同じ扱いだが、指揮系統は完全にアルドから切り離されている
2015-06-29 08:43:39エル隊の中には文官ノーチェル(ロード)、アグニス(アーティスト)というNPCや、エル・リードに心酔する何人かのPCが含まれている 特にノーチェルは文官としてアルド城内で、アルドの苦手な書類作業をエル氏と共に手伝っていることが多い が、大戦中から相変わらずアルドは彼が苦手である
2015-06-29 08:47:07魔境レイド
アルドの地に契約魔法師が定着し始めてからまもなく、領内で大規模な混沌災害が発生した(魔境レイド) 真相はパンドラに誘拐、改造されかけたエル氏が暴走した、というものだったが、その事実を知るものはほぼアルドだけである 対外的には魔境発生に巻き込まれた魔法師が救出されたとなっている
2015-06-29 08:52:13この時、大規模災害になる可能性を見込んでアルドは各地に救援を要請している 魔法師協会からすら距離をおくアルドの地にしてみればこれも異例の事態であった 他勢力に借りを作ったという事実はアルドの歴史にかつてなく、契約魔法師を作ったことと並んで今代の“君主アルド”の変革の姿勢を見せた
2015-06-29 08:56:26余談だが、この時アルドはエル氏にほとんど近付いていない アルドの地に新しい制度として不審の目で見られていた魔法師に真っ先に駆け寄るのを、民や他の国の者に見られるのは誤解を招くと判断したためである アルドはエル氏を個人的に心配している素振りを他人に見られる訳にはいかなかった
2015-06-29 09:00:15“君主アルド”は誰に対しても平等でなければならない あえて距離をとったのは、アルドが過剰にエル氏を心配することで、民からアルドとエル氏の関係を「ただ親しい者を国に引き入れたのでは」と思われたくなかったからである 契約魔法師の公開はあくまでアルドの地改革のためであるのは事実である
2015-06-29 09:05:20なお、暴走の反動でしばらく動けなかったエル氏は自重のため「自らの判断でアルドに会いに行く」ことが出来ず、 同時にアルドも「会いに行ったら『心配させるな阿呆』と泣いて喚きそうだった」という理由で エル氏から回復の報告が出来ず、アルドから見舞いに行くことも出来ないという事態が発生した
2015-06-29 09:09:54この時、会いに行きたくても立場上行けないというストレスと魔境騒ぎの後処理に追われた過労からアルドは一度発熱して寝込んでいる……この辺り完全に余談である 現在ではエル氏は城内で書類仕事をこなしたり、気が向けば諸外国に観光に行っては国を離れられないアルドに土産話を聞かせたりしている
2015-06-29 09:13:42デセオ
・デセオとの関係 アルドとスフィダンテの関係は一言では表しづらいが、アルドは彼の性癖と信念に理解と少々の共感を持っている 大戦中世話になったこともあり、アルドの地からフルニトラゼパムを国作りの人材として派遣していた 元々はオプション《邪紋使いの元暗殺者》、大戦中は何の演出もない
2015-06-29 09:16:41アルドの地とデセオは友好国という関係にあり、貿易などの国交も行われている これはデセオで活躍したパムの推し進めたことでもある パムの行動指針は元々は拾われた恩を返すことであり、主であるアルドが望むであろうことを行う 故にアルドが好意をもつスフィダンテにはどこまでも協力的になる
2015-06-29 09:21:25死に損ない:パム
・フルニトラゼパム 快楽殺人者であり、戦のないアルドの地にいるよりデセオがいいのではと判断された 彼の問題点はアルドに対して忠実ではあるが従順ではないという点に尽きる アルドの好意は最大限に尊重するが、エル氏はアルドにとって毒にもなり得ると思っているので、時おりちょっかいを出す
2015-06-29 09:28:29なお、パム個人はエル氏という人物は嫌いではない 誰とでも気さくに話すお喋り好きな性格から、デセオではシルベスト、ナツキを筆頭とした「オトモダチ」が出来た 家族や友達といったものに縁の無い生活を送ってきたため、何もかもが新鮮 毎回驚くのに疲れたので事前の情報収集は欠かさなくなった
2015-06-29 09:34:34蝕まれる希望レイドを経て、オトモダチ→友達に思われていることを自覚する デセオの友好国ゼクムート所属の《パンドラを追うもの》マクアーナとの一瞬の邂逅と永遠の別れ、恩返しのため死んだ彼女の主と自分を重ね見ることで、自分の在り方を見直すことに 結果として自身の帰属する場所を見つける
2015-06-29 09:41:28しばし考える時間を与えられ、現在では「デセオの国民」であり、「アルドの護衛兼諜報員」という状態に落ち着いている 本人は「外貨を稼ぎに来た」等と語っているが、パムの中では命の恩人であるアルドは相変わらず主であり、 ただ故郷と決めた場所がデセオである、ということを自覚したにすぎない
2015-06-29 09:45:48・追記:パムの価値観 マクアーナの主ジュノーの発言からただ「いなくなったら寂しい」と言われたかったことがきっかけ これまでは「主からなるべく死ぬなと命令されている」「恩返しが終わっていない」から死なないでいたパムは、「誰かに寂しいと言ってもらえる」「言って欲しい」自分に気付いた
2015-06-29 10:28:19その誰かが友達であり、友達のいるのがデセオだったことから、パムは自らの故郷をデセオに定め、所有物の証として身に付けていた首枷も外すことにした 彼が自分の意思で生きようとする表明でもある ただ主は相変わらずアルドなので、持たざる者に与える習性を身に付けた 命の軽さは変わっていない
2015-06-29 10:30:06