木原議員は「県が動員」(by沖縄タイムス)と実際に発言したのか？またその文脈は？　～木原議員の沖縄慰霊祭報告動画から文字お越し～

sorekaradoushit @sorekaradoushit

安倍首相に怒号「沖縄県が動員」自民木原氏発言 | 沖縄タイムス＋プラス okinawatimes.co.jp/article.php?id… @theokinawatimesさんから

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"動画で木原氏は、翁長雄志知事が平和宣言を読み上げる際には拍手が起き、安倍首相のあいさつ時には「帰れ」などのやじが飛んだことを「極めて異様な雰囲気だった」「（首相へ）罵声を浴びせたのは一部の固まった席の方」「主催者は沖縄県である」などと解説 "

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"。「たくさんの式典や集会を見ているから分かるが、明らかに動員されていた」と持論を述べた。さらに、「そういったことが式典の異様な雰囲気になった原因ではないか」とし、やじを飛ばしたのは県の動員による参列者との見方を示した。"

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さて、この記事で「沖縄県が動員」と木原氏が発言したかのような見出しがついているものの、記事中では木原議員の発言を細かくつぎはぎした形で表現されているため、実際にそういう意図・文脈の発言であったのか一次ソースの確認が必要と判断し、元動画から文字起こしをしました。連投します。

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”自由民主党青年局長衆議院議員木原稔です。今週のビデオレターは、沖縄の関係の話をさせていただきます。今週はですね、６月の２３日に、沖縄県が主催して、遺族会の共催しているんですけれども、慰霊の日の式典が行われました。ここにはですね、毎年、総理を初め衆参両院の議長、”

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”また所管するそれぞれの大臣等も出席されて、そして厳粛な中にもですね、先の大戦でお亡くなりになられた、もちろん旧日本軍の皆様方や、また米軍の兵隊も亡くなった方もいますし、でもちろん、沖縄の県民ですよね、まあ一般の国民も亡くなられたということで、全戦没者追悼式と、というものが”

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”行われているんですけれども、そこにあの私、青年局長として党の代表として出席してきましたので、まずはその様子を報告させていただきます。このようにですね、ここ沖縄県の糸満市にあります平和記念公園で、ここで開催されるわけです。まあ沖縄はですね梅雨もあがって、気温が当日はですね、”

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”まあ一昨日ですけども、34度という非常にこう蒸し暑く、そして高温の中で行われたという事になります。そしてこの様に、祭壇が設けられておりまして、まあこの後ろ側に参加者、招待者をはじめですね、一般の参列者なども着席をしているというところです。”

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”で、これ、式典はですね、招待者のみの参加になっておりまして、そこには、沖縄県が、もしくは遺族会が、招待した招待状を持ったものだけが参加する事になっておりまして、その式典が終わった後はですね、一般にも開放して、沖縄県民またはそれぞれご出席者の皆様方全員がですね、”

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”献花なりお祈りなどが出来るようになっておりまして、式典だけは限られた人だけの行事ということになっております。そしてこの様にですね、安倍総理もかりゆしを着て参列をされておりました。私も黒のかりゆしを着てたと思いますけども、かりゆしというのは沖縄で作られた正式な、”

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”オフィシャルな衣装になるのですけれども、総理も長袖のかりゆし、黒い喪服のかりゆしを着て参加をされていただいております。そしてこの様に、これは、全戦没者慰霊祭と申し上げましたけれども、いわゆる沖縄戦では多数の日本人が犠牲になりました、”

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”そして加えてアメリカ人も犠牲になっているということで、これは、駐日アメリカ大使のケネディ大使も出席をされておりました。そして献花もされました。そして、私が申し上げたいのはですね、今回の式典、まあ私は初めての参加だったので、例年との比較は出来ないんですけれども、”

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”毎年参加されている方の話を聞くとですね、極めて異様な雰囲気だったとのことでした。特に、翁長県知事が平和宣言ということでお話をされた時にですね、平和宣言、つまり亡くなられた英霊の御霊を慰める行事でありながら政策的な話を次々と話をされました。普天間の移設問題、辺野古の問題、”

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”そしてオスプレイの訓練の話、そういった個別具体的な政策の話をされて、その都度ですね、招待客であるはずの参加者の方々から、こう、一部ですけども、拍手がおこったり、また、逆にですね、安倍総理が来賓として挨拶をされる時には「安倍 帰れ」とか、または「戦争法案反対」とか、そういった、”

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”罵声に近い様な声が、この厳かな記念式典、慰霊祭で行われたということはですね、私はとても残念だったし、これは例年にはない状況だという風に、現地の方は言っておられました。で、あまり穿った見方はしたくないんですけれども、これは、私は、あの一番前に座っておりましたので、”

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”後ろを向いておりましたらですね、やはり一部の、固まった席で大きな罵声が飛んだり、または翁長県知事の時に非常に、こう、大きな拍手であったりと、いうこと、そして安倍総理が話をしている時にはですね、こういう罵声等を浴びせていた、そういう方々は、”

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”極々一部の方々がやっぱり？されていたな、と。言わば、動員のいうようなものがですね、掛かっていたんでないかな、と。私は政治家ですから、そういうたくさんの式典や集会を見ておりますので、わかるのですけれども、皮膚感覚でよくわかるんですけども、明らかにこれは動員をされていた。”

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”で、主催者はこの沖縄県であると、ということ、そういった事をですね、自分なりに分析をさせて頂いて、そういった事が今回の慰霊の日の式典は異様な雰囲気になっていた、その原因ではないかな、と思っております。まあ、厳かな中に、英霊を慰める、そういう追悼慰霊祭としては、私は少し残念な、”

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”そういう状況だったなと思っております。”

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文字起こしは下記動画より行いました。文字起こし部分以降も別の話題が続きますが、関係ないのでカットしました。 【木原稔】報道が伝えない「戦後70年 沖縄全戦没 youtu.be/BuHqyns6Vnc @YouTubeさんから

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で、この文字起こしが問題の沖縄タイムスが主張する「沖縄県が動員」という趣旨の発言かどうかというと、これは違うんじゃねえの、というのが自分の感想ですね。

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まあ、「県が動員」と読み取る余地が皆無とは言わないし、むしろ読もうと思えばそう読めてしまうわけですけどね。