「美少女、羽っちょ、ステキなシチュエーションをいっぱい……全部混ぜるとむっちゃ可愛い羽根っ娘ができる……はずだった……だけどCK提督は間違って余計なものまで入れちゃった! それは……リョナラー!」
2015-06-30 23:27:08(今思ったんですがさっきのアレクセイさんの羽根っ娘むしり絵、背中が見えてるってことは裸ですよね? これはつまりむしりックスの可能性が)
2015-06-30 23:37:37「いやっ! もう……むしらないで……とべなく、なっちゃ……あぐっ!」 少女の抵抗の声も虚しく、さらに数枚の羽が引き抜かれ、いや、むしり取られ放り投げられる。 誰からも美しいと褒められた純白な翼が壊されていく。 「お、ねが……」 翼と破瓜の痛みに顔を歪め、少女はただひたすら泣いた
2015-06-30 23:46:01「ひっぐ、うっ、えぐ……」 すべてが終わった後、ゴミ捨て場の中で少女はつい数時間前まで自分の背中を美しく彩っていた羽毛に囲まれて泣いていた。 身体の傷はすぐに治る、何度か殴られた顔もしばらくすれば痣が消えるだろう。 「もう、飛べない……」 失った翼は、もう風を掴むことが出来ない。
2015-06-30 23:53:38近づく足音に少女はわずかに体を震わせた。だが、もう”最悪”は起こらない。翼を失った今、彼女には何も残っていない。 「羽根つきか、酷いことをする」 若い男の声だった。少女はうつろな目をちらりと向け、すぐに伏せた。 「これじゃ、飛ぶのは無理そうだな」 男は少女の翼を見てため息をつく。
2015-06-30 23:57:14ごみ捨て場と女の子いいよね...昔描いた時は2回くらい抜いたよ... pic.twitter.com/lkx7q8ZXkR
2015-05-01 00:26:03「もう一度、飛びたいか?」 少女はぴくっと3分の1ほどにまで切り落とされた翼を震わせた。 「もう、飛べないよ」 「君にその意志があるなら、もう一度飛べる。これでなにか温かいものを食べて、傷を綺麗にして、また飛びたいと思ったらここに電話するんだ」 男は高額紙幣と名刺を少女に握らせる
2015-07-01 00:00:39「俺は君を手当したり出来ない。そういう規則なんだ。あくまでも君の意志でなければならない。このカネと名刺は俺が落として君が拾った」 「ひろった」 オウム返し。だが、今度の少女の声には少し力が入っていた。 「いい子だ。君ならきっと間違いなく採用される」 「さいよう……?」
2015-07-01 00:07:12「おっと、これ以上は言えない。じゃあな、お嬢さん。あんなことをする人間ばかりと思わないでくれ」 男はそう言い残すと足早に路地裏を去っていった。 少女は痛む体を起こし、男の残していったものに目を向ける。 「くうぐん、技術開発センター……?」 少女は首を傾げ、紙幣と名刺を見比べる。
2015-07-01 00:11:37「これは、拾ったお金」 少女は紙幣と名刺を握りしめ、体を起こす。むしり取られた羽毛がはらはらと落ちる。 「私、裸だ……」 すぐそばに転がっていたゴミ袋の中に男物のロングコートが入っていた。 「うえ、くさい…・…」 下水のにおいの染み付いたコートは、それでも少女を優しく包んだ。
2015-07-01 00:13:53「ごはん、おふろ、病院……あれ? 病院、ごはん……?」 とにかく少女はこのお金があるうちに出来るだけのことをしようと決意した。 「おなか、すいた……ごはん……」 表通りからは営業をはじめた飲食店からの空腹をくすぐる美味しそうな匂いが漂ってくる。 ――行こう。
2015-07-01 00:16:59少女は朝の日が照らしだす表通りへ、足を踏み出した。 ――のちに世界の航空史と軍事史を塗り替える熾天使の最初一歩は、ゴミと下水まみれの路地裏から始まった。
2015-07-01 00:20:04@AlexeiNN5 【猟奇注意】原作CKさんの羽根っ娘羽毟りリョナ小説マンガ化2 pic.twitter.com/NTHLzqB6SS
2015-07-01 21:54:02@AlexeiNN5 【猟奇注意】原作CKさんの羽根っ娘羽毟りリョナ小説マンガ化3 アレクセイが一晩で続きをやってくれました pic.twitter.com/zk19lio5rc
2015-07-03 00:04:52@AlexeiNN5 【猟奇注意】原作CKさんの羽根っ娘羽毟りリョナ小説マンガ化4 完 羽根っ娘苛めるの苦手な人はすまんかったな、当面表向きでは羽根っ娘描かないからな pic.twitter.com/9dfpiCFEtg
2015-07-03 22:14:47