☆安田章大【研修医】

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《安田章大》 【研修医 1】 「で？どうする？」 白衣には不似合いな真っ赤な口紅 コツコツと黒のハイヒールが 音を立てて近づいてくる ぼんやりとした意識 くっ… さっき飲んだ水か… 「ふふふ、意識朦朧で判断できないかなぁ？」 クスクス笑う紅い唇 #えいとでお医者さん

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【研修医 2】 「断る…勇気ある？」 段々力が抜けてくる体 「安田くん？」 軽くトンって肩を押された ドサってソファーに倒れ込む 『せ、先生…』 「いい子にして…」 白衣のポケットから 手錠を取り出して 頭の上で纏められた 「いい評価、欲しくない？」 罠の中…

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【研修医 3】 ガラス張りの教授の部屋 確か教授は出張中なはずや… 夜勤明けの俺は 准教授に呼び出されて 「今度ウォーターサーバーのレンタル先を変えようかと思ってて…」 『はぁ…』 「安田くんは、どっちのメーカーがいいと思う？」 紙コップに入った水を 飲み比べてみた

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【研修医 4】 『すんません…よう違いがわからへんです』 ぐらり 視界が揺れた 『あれ…？』 俺、疲れ過ぎとる？ 水飲んだだけやで？ 体が重い… …それが…始まりだった アブナイ誘惑 断れるわけもく ずぶずぶと堕ちてゆく 「安田くんはおりこうさんね」

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【研修医 5】 個人的指導の始まり おりこうさんの俺は 准教授の望む通りにしたった 今日も深夜の教授の部屋 窓辺に立たせ タイトスカートの中に 指を滑らせた 『先生…もう…こないなってるで？』 「安田くん…」 『先生…俺の他におりこうさんはいてへんよな？』 欲しがる瞳

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【研修医 6】 窓に手をつかせ タイトスカートを捲り上げた 何も身に付けてない下半身… 時間のない俺は 初めから深く突く 「…安田…くんだけよ…あぁっ！」 …嘘でもホンマでもどーでもえぇ 俺が一番のおりこうさんなら 『先生ぇ…俺戻らなアカン』 「あんっ…やぁ…」

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【研修医 7】 『先生ぇ…また…ゆっくりシよなぁ…』 『今日は…これで…勘弁したってぇ』 「あぅっ…」 ピクピク蠢くソコの中 咥えこんで離さん 力が入らない体に さらに打ちつけた 「はぁ…あぁ…やっ…またイくぅ…」 『先生ぇ…可愛えぇよ…俺のでイって…何度でもイって…』

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【研修医 8】 思いっきり中に放ち 崩れ落ちた体を 後ろから抱きしめた 『先生ぇ…ごめんなぁ…戻るで』 『また呼んでなぁ…』 「んっ」 顔だけ振り向かせて 唇を舐めた 名残惜しそうに 舌を欲しがった せやから 吸って絡めて 軽く唇を噛んだった 先生の口紅…今日も真っ赤や…

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【研修医 9】 手の甲で口を拭う あと小一時間もしたら 教授が部屋に来るんやろな 先生ぇもおりこうさんの一人や 院内専用のPHSで時間を確かめる ちょっと遅れてもうたな エレベーターで スタッフ専用出入口に向かう “おっ安田先生！彼女ですか？” 『えぇ、いつもすんません』

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【研修医 10】 警備のおっちゃんに 愛想ふりまいて あのコのとこへ 〔章大！〕 『遅うなってごめんなぁ』 〔ううん〕 〔これ、お夜食〕 『いつも、ありがとなぁ 助かるで』 警備のおっちゃんに見えへんように あのコにちゅうした 〔あっ…〕 『また帰ったらLINEするで』

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【研修医 11】 真っ赤な顔して頷いた 可愛いくて そっと抱きしめた… あのコが帰るのを見届けて 警備のおっちゃんに声かけた 『おっちゃん、すんませーん』 “おう！相変わらずモテモテだね安田先生(笑)” 『これ、よかったら吸ってや』 おっちゃんの好きな煙草とチョコを渡した

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【研修医 12】 夜食を持って宿直室に戻った 俺の後を追って 看護師になる！って 今、学校に通ってるあのコ ちっこい時から 俺の後ばっかり追っかけとったな 初めて抱いた時は 妹に手ぇ出したみたいな気分になって ゾクゾクしたわ 夜食持って来てくれたり 健気やろ(笑) 可愛えぇでぇ

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【研修医 13】 仮眠室は先輩の先生が寝とる それよりちょっと後輩の先生はソファーで 俺はデスクで夜食を頬張った …懐かしい味 相変わらず料理上手や PHSが鳴った 『はい…あっ、はい…わかりました すぐ行きます』 食べかけの夜食をしまって 立ち上がった ‘呼び出し？’

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【研修医 14】 ソファーで仮眠してた先輩が起き上がった 『はぁ○号室の△△さんが寝むれへん言うてるって…』 ‘あぁ△△さんね…’ 『はい 行ってきます』 ‘ん、よろしく’ 大きな欠伸を一つして 先輩はまたソファーに沈んだ 宿直室を出て○号室に向かう 廊下の角を曲がった

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【研修医 15】 〔安田先生…〕 夜勤の看護師に声をかけられた クスッ… あざとい嘘 バレバレやで 『あの電話…嘘やろ？』 〔だって…〕 『あん時みたいにシテ欲しいん？』 〔…〕 俯いたまんまの看護師 『えぇよ』 腕を掴んでトイレの個室に連れ込む 〔あっ…〕

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【研修医 16】 鍵をかけるやいなや キスしてきた 俺は夜食喰うとったんや 早う戻って喰いたいねん あんまり遅う戻ると怪しまれるし 耳元で囁いた 『先輩に叱れんねん…急いでえぇかな？』 返事も聞かず看護師の頭を 俺のとこに持ってきた 『舐めてぇ…』 頷いて咥えた

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【研修医 17】 ぺろ…んっ… 段々と看護師の口の中で 大きく硬くなる俺の 苦しげに俺を見上げる 上出来や 欲しいんやろ？ 今、挿れたるから 看護師の口から抜いて 看護師を立たせて 壁に手をつかせた 下着を剥ぎ 濡れとるかわからへん ソコに充てがう 〔挿れてぇ…〕

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【研修医 18】 『おん』 ちょっと滑り悪かったけど 奥まで挿れた ナース服が汚れんように 気ぃ使いながらガンガン突いた 気持ちえぇ？ 自分から腰を揺らして えぇトコに当たるように 最初は滑り悪かったんに 今はびちゃびちゃや お汁が溢れて 内腿を伝っとるがな

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【研修医 19】 喘ぐ声を耐えて 自分の腕に噛みついとる キミもおりこうさん？ せやから俺が欲しいんなや えぇよ…俺らは同じや 今は忘れたって 俺に溺れたって 〔…安田…せんせぇ〕 果てる前に 小さく俺を呼んだ ごめん 結局ナース服汚してもうた… 〔大丈夫…〕

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【研修医 20】 何事もなかったように 宿直室に戻って 残りの夜食をかっこんだ 熱いコーヒーを淹れて 昇ってゆく湯気をぼんやり眺めた 明日は午後から 難しい手術に立ち会わせてもらえる おりこうさんしとるおかげや ブレたらアカン 手段は選ばん えぇな 自分に言い聞かせた…

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【研修医 21】 特に大きな事もなく 夜勤を終えて申し送りも済ませて コーヒーと煙草とチョコを持って 屋上に上がった ベンチもない 寂れた隅っこの壁に凭れかかり 煙草に火を点けた 立ち上る紫煙 この時間が好きや 待ち合わせたわけでもないのに 昨夜の看護師が来た 同じや

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【研修医 22】 〔おはようございます(笑)〕 『おはよーさん』 〔昨夜はどうも(笑)〕 『ナース服汚してもうてごめんなぁ…』 〔大丈夫ですよ(笑)〕 『いる？』 〔いただきます〕 〔私、このチョコ好き〕 『せやろ(笑)』 『全部あげんで』 〔ふふふ、ごちそうさま〕

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【研修医 23】 〔安田先生はどうして？〕 『あん？』 紫煙の向こうで看護師が笑う 『…罠…かな』 〔最初？〕 『おん』 〔ふーん〕 〔また誘っていい？〕 『えぇよ』 〔よかった(笑)〕 『俺とヤるの気持ちえぇ？』 〔ん、すっごく〕 〔今度ゆっくりシたいな〕 『せやな』

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【研修医 24】 〔さて戻るわ〕 『おん 気ぃつけてな』 〔またね お疲れ様〕 近づいてきて そっとキスされた 触れるだけ それでも甘いチョコの味がした 同じ穴の狢 俺らの事やな 同じ穴に狢は何匹おるのかなぁ… 狢はおりこうさんやで グイっとコーヒーを飲み干した

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【研修医 25】 風に流れる雲を眺めながら もう1本吸った… まだまだ駆け出しの俺 やらなならん事いっぱいや ただの狢では 終わらへんよ 待っとけよ いつか穴から抜け出して 今度は俺が狢飼ったる 空になった缶に 吸い殻を入れて 屋上を後にした… #えいとでお医者さん