『見捨てられた初期被曝』除染基準0.23μSv/hに関する記述について

本書では参考文献(岩波『科学』2014年6月号study稿)を挙げておりますのでそちらもご参照頂けますと幸いです。study拝
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除染基準0.23μSv/hに関する記述の辺りの様です。

seki_yo @seki_yo

[memo]『見捨てられた初期被曝」(p88) 「仮に、空間線量率で 管理するとしても、本来の『年間追加 1mSv』は、0.15μSv / h 前後 (バックグラウンド 0.04μSv / h、追加被ばく 0.11μSv / h) であり」

2015-07-02 23:27:20

該当箇所の参考文献等を記載しておきます。ご一読頂けますと幸いです。

studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』〜除染基準0.23μSv/h〜 ①のべ人数36万1112人の学童によるガラスバッジ平均と地域を代表するモニタリングポストの累積被ばく比較。年間追加1mSvに近い地域では0.6倍モデルより高いことが判ります。 pic.twitter.com/IGawFgNpGH

2015-07-04 09:14:14
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↑ガラスバッジの詳細については岩波『科学』2013年12月号study稿に詳細は記載してありますので合わせてご参照下さい。

studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』 ②同様の傾向は内閣府支援チームが秘匿しようとした調査報告書でも確認できます。家屋タイプや室内汚染など様々な要因が考えられますが「屋内の線量は屋外の0.何倍」といった粗い仮定が一律に用いれないことを示しています pic.twitter.com/st3fDqjw4x

2015-07-04 09:15:16
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↑ちなみに原典の放医研資料では(曲線はまあまあ良さそうに見えるんだけど?)モデル計算の式がちょっと理解しがたい点があったのでここでは屋内外の元々の線量率を仮定するモデルで曲線を書いています。

studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』 ③更に今後は屋外の除染だけが先行する場合なども考えられ、その評価は個別かつ詳細に行われる必要があります。その為、基準値としては最も遮へいの効かない家屋タイプ、生活様式を想定する必要があり現時点では遮へい低減効果は1(無い)と設定するのが妥当と考えます。

2015-07-04 09:15:53
studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』 ④これらは本書の参考文献2.3(岩波『科学』2014年6月号study稿)に記載してありますので図書館なので無料でご参照頂けると思います。

2015-07-04 09:16:19
studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』 ⑤ちなみに同コラムではUNSCEAR報告書でもチェルノブイリ当初は家屋による低減効果について適切な記述がされていながら、その後原子力推進側に都合のよい数値が重宝されていった変遷などについても触れております。 pic.twitter.com/LrvyDgYdVZ

2015-07-04 09:17:09
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studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』 余談①:一方、実効線量計数による低減効果も体格や年齢による差異が大きく注意が必要です(岩波『科学』2013年12月号study稿)。特に子どもに対しては遮へいに効く上方組織が薄く高リスクと考えておくべきです。 pic.twitter.com/zR7cwkGQqb

2015-07-04 09:29:31
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↑計数でなく「係数」ですね。申し訳ありません。

studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』 余談②:各年齢モデルの典型値で考えれば1~2割の低減効果も計算上示される事が多い様ですが、個々人の放射線感受性、被ばく状況による「平均より不利な個人」を考えた場合、基準値としては法令の1cm線量当量以外に選択肢は無く低減計数は1(無い)とせざるを得ません

2015-07-04 09:30:03
studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』 余談③:本書では家屋遮へいによる低減効果を用い0.23μSv/hの除染基準を決めた手続きについても批判しています(p88)。実質的にたった一回の会議で、ほぼスルーされたものを役人が持ち帰り環境省令に昇格させ、特措法にねじ込みました。

2015-07-04 09:34:59
studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』 余談④:ところがその環境省令ですら、実効線量計数による低減効果には触れていません。現行法に抵触するからだと思われます。こういった「後で誰かが責任を取らされること」(だけ)は役所は絶対に間違えません。(苦笑)

2015-07-04 09:37:30
studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』 余談⑤:ただ、この1〜2年、こういった「内心による安心」を助長するだけの無責任なウワサ話を役所の代わりに「専門家」が(特に高線量地域で)流布するようになり、大変遺憾に思っているところではあります。

2015-07-04 09:40:58

ターゲット???

studying @kotoetomomioto

『見捨てられた初期被曝』 ちなみに本書は特定の地域・集団を説得する意図や役割は担っておりません。知り得た事を整理し、あえていえば原発100km圏内の子どもとその親、自治体関係者や関係専門家の皆様にお考え頂くきっかけになればと考えております。立ち読み等でもご一読頂けますと幸いです。

2015-07-04 09:44:01

牧野さんのご指摘

Jun Makino @jun_makino

pic.twitter.com/g0iBVkV8eM このグラフが問題になっている模様。

2015-07-05 12:32:25
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Jun Makino @jun_makino

このグラフは確かに謎で、グラフを単純に解釈すると、個人線量計の 数値はMP測定値 x 0.3 + オフセットというふうに見える。

2015-07-05 12:32:26
Jun Makino @jun_makino

で、比例係数ではなくてオフセットのほうの要因は第一には、 公表されているバックグラウンドをひいた数値と公表されているバックグラウ ンド補正から study さんが本当の値を推定しているところという気もする。

2015-07-05 12:32:28
Jun Makino @jun_makino

これは、もちろん study さんの計算間違いという可能性もないわけでは ない(私の計算間違いより確率ははるかに低いと思うが)が、そうではなくて バックグラウンド補正がなんか違うことをしているという可能性もある。

2015-07-05 12:32:30
Jun Makino @jun_makino

あと、単純に上に書いたようにデータを直線でフィットするのは間違い で非線型な効果がきいているのかも。実際、微妙にまっすぐには見えない。 なので、ちゃんともっと低いところのデータがあれば原点を通るのかもしれない。 study さんの解釈はこっち?

2015-07-05 12:32:32
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コメント

studying @kotoetomomioto 2015年7月4日
公共性のない個人の方(特に本書を話題に取り上げてくれた方)の誹謗、中傷につながるようなコメントは全て削除いたします。繰り返すようなら誰であってもブロックします。ご注意下さい。
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studying @kotoetomomioto 2015年7月4日
まとめに収録させて頂いていた方のご意向により、当該ツイートを削除致しました。ご迷惑をおかけし申しわけありませんでした。
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studying @kotoetomomioto 2015年7月4日
私としては、除染や帰還基準に関する重要な論点を取り上げて頂き大変感謝しております。どうもありがとうございました。study拝
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makotokasai @makotokasai 2015年7月4日
加えて、ここ十年くらいの家屋・マンションは強制換気されているという事も思い出した。。。
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永添泰子(まっとうな人を議会に送ろう!) @packraty 2015年7月4日
studyさんの岩波「科学」リクエストすれば最寄りの図書館で借りられますよ。
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eco relay kameoka @yumiko_m_ 2015年7月4日
学校の校庭の除染時だったと記憶。校舎の中の時間等も入れて不透明な説明だった0.23μ。
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studying @kotoetomomioto 2015年7月5日
【補足の補足を追加しました】ガラスバッジのデータについては岩波『科学』2013年12月号study稿も合わせてご参照下さい。詳細はそちらで説明してあります。
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studying @kotoetomomioto 2015年7月5日
牧野さんのご指摘とそれに対する回答(のようなもの?)を収録しました。
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