猪瀬直樹氏の語る、Solitude の効用

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猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 @inosenaoki

年の瀬もあと2日。1960年代にザ・ピーナツが歌った『ウナ・セラ・ディ東京』の「街はいつでも後姿の幸せばかり」をこの時期に口ずさんだ。失恋の歌だが、僕はこの歌詞を「みんな希望にあふれているように見えるが、孤独を抱える覚悟ができた人にしか、未来を切りひらくことはできない」と、続く。

2010-12-29 21:31:07
猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 @inosenaoki

駆け出しの物書きが新宿ゴールデン街でよく飲んでいた。作家の卵たちがむき出しの夢を語り、お互い刺激しあっていた。しかし、場がどれだけ盛り上がっても僕は10時過ぎは店を出た。仕事場に戻り、自分と向き合うためだ。②

2010-12-29 21:36:49
猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 @inosenaoki

みんなで群れて夢を語れば、そこに何となく希望が存在しているように見える。しかし、それは幻に過ぎず、一夜明ければ酔いとともに消えていく。希望は、バーカウンターなどにありはしない。孤独になり、徹底的に仕事と対峙した先に、ようやく見えてくるものなのだ。③

2010-12-29 21:43:43
猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 @inosenaoki

孤独を友として仕事と向き合った時間は、決して自分を裏切らない。ぎりぎりまで自分を追い込めば仕事力が磨かれて、それが閉塞状況を打ち破る武器になる。すべてが報われるわけではないが。④年の瀬に「街はいつでも後姿の幸せばかり」篇、とりあえず終りに。

2010-12-29 21:53:09