ヴィオレット・ヴェルディ

現在、ウチのコンセルヴァトワールの生徒達も参加させて頂いている、パリにあるアメリカンスタイルのバレエ学校が、この近辺の村で行っている夏季集中講習会に、何とあのヴィオレットヴェルディが名誉ゲストティーチャーとしていらっしゃいました。彼女のクラス、そして1時間設けられた彼女との交流会で聞いた話等のまとめ。
舞台芸術 ダンス ヴィオレット・ヴェルディ バレエ
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Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
今日も朝から講習会でラマチュエルへ。いよいよヴィオレット・ヴェルディとご対面!! うひょー♪ \(^o^)/ 今日も安全運転で行ってきまーす。
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帰宅。ヴィオレット・ヴェルディの素晴らしさに、まだ興奮が冷めやらず!!何て素敵な方だったことか!! とても貴重なお話がたくさん聞けました。少し休んでから、今日撮った写真やヴィデオ、そして聞いた話を少しまとめてみます。
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今朝の講習会は2クラスあり、1クラス目は11歳から13歳までのおチビさん達クラス。これはパリの学校の常任講師が。そして2クラス目がヴィオレット・ヴェルディのレッスンでした。最初、ウォーミングアップかバーのみ、との予定でしたが、結局1時間半最後まで全て彼女が教えて下さいました。
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私達の年代にとっても、既にかなり伝説的なダンサーですけれど、ましてやまだ10代そこそこの生徒達にとっては、あんなにも凄い方が目の前に居ても、全く実感がないようでした。大体、今の若い子達って、余り自分のやっていることに興味が無いような印象を受けることが多々あるのですよね。
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トゥーロンの時もそうだったけれど、3大バレエと言われるような、超有名&知識必須なレパートリーのあらすじさえ曖昧だったり、まぁこれも年代のギャップかも知れないけれど、上級の生徒なのに、シルヴィ・ギエムの名前さえ知らない子が殆どで「ウソでしょ!?」と眩暈がしたことも...。
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ともかく!生徒達は「なーんか陽気で元気なお婆ちゃんだなー」くらいにしか思っていない様子で(おい...) 逆に私たち教員の方が「うわー!!嘘みたい!目の前にあのヴィオレット・ヴェルディがっ!!」っと興奮していたこと確実ですね、ははは♪
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彼女のレッスン、何と全く音楽を使いませんでした。1時間半のフルクラス全部、です。最初から最後まで彼女がカウントしたりテンポを与えたり、もしくは歌ったり!! 80歳越えでカウントや歌いながら踊って見せる、それがどれだけ凄いことか!!!
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幾つか動画も撮りましたが、一つ、バーレッスンでデガジェ(バットマンタンデュ)を写したおですが、ビックリするくらいクリーンな5thなんです!!そしてさすがバランシンバレリーナ!細かく速いクぺ使い、など。いやぁ、本当に見ていて惚れ惚れしました。
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勿論大きなジャンプは飛ばずにステップで見せたり、高く脚を上げる動き等は手で見せたり、等はあったものの、それ以外ほぼすべてのパをやって見せてくれました。何か本当に恥ずかしかった...。比べることがまずおこがましい事だけれど「もう年だから...」を言い訳にしている私...。
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レッスンはとてもシンプルでした。ただし説明や注意がとても具体的で、すぐにその本来あるべき形・ポーズ・動きの流れが、すっと頭の中で映像化されるような見事なものでした。魔法みたいだったなぁ。
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午後からの1時間の彼女との交流の時間。これがまた素晴らしかった!彼女を今回招聘した、パリのアメリカンスタイルのバレエスクール(NYのとは特に関係ない筈)のディレクトリスが「人とお話する事が大好きな方でね、いつも予定時間内に収めるのが大変なのよ(笑)」とのお言葉通りでした、あは♪
Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
そして、彼女から泉のように次々と溢れ出て来るエピソードたちの、何と興味深く、かつダンス史的にも貴重な話であった事か!!勿論の事 Mr.Bとのこと、ロビンスとのこと、その他有名振付家たちとの作品創りのこと。NYCBで踊る事になった経緯、オペラ座のディレクトリスになった経緯など。
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意外だったのは、Mr.Bとの新作クリエーションやリハは、いつもとても落ち着いた雰囲気で行われ、彼は常に穏やかで決してイライラしたりすることは無かったそう。それに反してロビンスは物凄かったそうで、リハの度に次々と振りは変えるし、かなりストレスフルなリハも多かったみたい。
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彼女の為に振り付けられた作品について、そのクリエーションのリハの様子も語ってくれました。チャイコフスキー・パドドゥも有名ですが、実は当初、他の女性ダンサーでのクリエーションでしたが、その方が足の負傷でキャストを辞退し、そこで彼女がジャンプインして、そして初演を迎えたそうです。
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Mr.Bとロビンスの違いについて、もう一つ印象に残っているエピソード。Mr.Bが決してイライラしたりせず、穏やかにクリエーションやリハが出来たのは、彼が日常的にダンサー達にレッスンをしていたことも大きい気がする、と。
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つまり、日々のレッスンを通して(当然、彼好みのステップで構成されたエグゼルシスも多かったことでしょう)それぞれのダンサーの力量をよく把握していたし「彼はダンサーとしての私、その可能性や限界を良く知っていたから」と。これは「なるほど!」と思いました。
Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
(英仏入り混じって回答や話をされたので、隣の同僚に時々仏語に通訳していたので聞き逃しもアリ、所々あやふやですが)そんなこともあり、チャイコフスキー・パドドゥで難しいパを与えられ「そんなの無理!」と思ったり直接伝えても「大丈夫だから」と言われ、結局上手く行ったのよ、と。
Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
チャイパに限らず「他の作品でも」と言う話だったかもしれません。ともかく「無理!」と思っても、結局は大丈夫だったり、振りを変えてくれたとしても、最初より更に良いものとなった、と言う流れでした。つまり、それほどまでにヴィオレットの力量を正確に把握していたのですね。
Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
「NYCBに入った時、周りは皆、背が高くて細くて脚が長くて、まるでボルゾイの群れの中に入ったみたいだったわね。そんな中で私一人だけ小さいし、まるでフレンチプードルが入ったみたいだったわ、あはは♪」って。
Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
あの方の口から、マリア・トールチーフの名前が出て「おおぉ!!」と思った。私はこのあたりのダンサー達、名前くらいは知っているものの、実際のバレエの知識としては薄くて、山岸涼子の「黒鳥」を読んで知った名前だったのです。
Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
あぁ、これも通訳していて、どういうきっかけでNYCBへ移ったのか、聞き逃してしまったのだけど、どうやらその後に続いた話の流れから想像するに、それまで所属していたバレエ団がなくなったか退団したか? で、Mr.Bから「もう随分前から、君に来て踊って欲しいと思っていたのだけれど、<続
Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
続き> 他のバレエ団で踊っているダンサーを、横から勝手に引き抜くようなこと(盗む、と言う意味合いの仏語を使われました)は出来なかったので」と、とても紳士的な態度で言われた、とのことでした。彼はいつも、少しオールドスタイル、とも思えるくらい礼儀正しく紳士的だった、と。
Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
あぁ、あんなに沢山、素敵なエピソードがあったのに、どんどん記憶が薄れていく....。
Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
今日は一日何だかダラダラしてしまって、ついそのままになってしまったけれど、昨日のヴィオレット・ヴェルディの話の続き。このまま放置すると、折角の話を私自身もどんどん忘れてしまうし、メモ帳代わりに少し思い出して書いてみることにします。
Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888
生徒達からも積極的に質問が飛び、昨日のツイートにも、その質問への回答として話されたものが入っていました。英語しか話さない生徒、そして仏語しか話さない生徒もいた為、質問も英仏両方で飛び交いました。それに応じてヴィオレットはどちらかの、もしくは両方の言葉で回答。
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コメント

Yumiko ASAKURA @Yu_mi_ko_888 2015年7月7日
まとめを更新しました。
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