- mizunotori
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書籍は文章や表現の正しさよりも売り上げが全てなところが理不尽といえば理不尽なのだよなぁ、とぼんやり思いました。売り上げこそパワー。
2015-07-05 14:04:16そもそも文化とは理解の集合なわけで、それを共有することで情報伝達を早めるのだから、文化が極まると先鋭化してしまうのは当然なんだが、その割に説明くさい文体なのは、「ライトノベル」として共有してる文化に則った簡略化とは別に、主人公視点による感覚の描写=体験の執拗な再現したいからか。
2015-07-05 14:00:34つまり、「共有してる文化はみんなのもの」だが、その上で「俺だけが考えていることは特別なのだ」という、誰もが抱く俺TUEEEEが文体にまで及んでるのかと思ったわけです。
2015-07-05 14:01:34しかしそれは視点の狭さ、作品世界の狭さにつながる。一人の人間が作品世界をコントロールしなければならないのが小説ってもの。しかし人間やそれに準ずる存在は自分の所属する世界を一人で全ては把握できない。だから作者とキャラクターはつねにズレてなければならないのに、それが(でき)ない。
2015-07-05 14:04:52『インターステラー』でもやってたけど、四次元をコントロールできるのは五次元であるように、メタ存在は下位の次元を内包する。逆に言うと作品存在は作品世界の限界を越えられない。それなのに主人公がなんでもわかっててくどくどと語ってやれやれするのは、作者が主人公に乗り移ってるからだ。
2015-07-05 14:08:32@RANO_HiACE 小天狗様が小説文体で悶えていたので、気になってきたのですが、アニメの方が俯瞰的にならざるを得ないので見やすいのかな…
2015-07-05 14:24:07@simanezumi88_n 原作は読んでないのですがお兄様の持ち上げられっぷりを文章で読むのは難易度高そう #アニメですら半笑いになる #さすおに
2015-07-05 14:27:39@RANO_HiACE どうも文体が異様にくどくどしく、かつ様々な意味が間違っているのかわざとなのか、とにかく読み進めるのがたいへんそうなので、アニメの方が面白そうですね…
2015-07-05 14:36:33「メガネをかけた少女は、今の時代、かなり珍しいといえる。二十一世紀中葉から視力矯正治療が普及した結果、この国では近視という病は過去のものとなりつつある。」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!(丹波文七が梶原に腕折られるときの声で)
2015-07-05 14:25:18まず、メガネをかけるのは近視のためだけじゃない。乱視や遠視やその他の目の状態を補うためにもあるし、なにより「近視が矯正された」なら、ファッションとしての利用が残る(でないと今でも伊達眼鏡が存在する意味がなくなる)。 もう一つは、近視は病ではないということだ。
2015-07-05 14:28:43小天狗さんがラノベの毒にやられておる。まあ、ラノベで一括りにするのはどうかと思うけど。読んでてイライラして進めない作品が多いとは思うけど。
2015-07-05 14:27:21小天狗ちゃんが引用してるそれ、一歩間違うとかなりヤバイ文章だと思うというか所詮ラノベ、みたいなところだから問題にならない奴じゃん
2015-07-05 14:29:44@USAGI_koTENGU 一般文芸とか週刊誌だったら速攻で大炎上だよ、マジで。ただでさえ五月蠅いご時世だってのに
2015-07-05 14:32:42@takatori_k あーあーありましたな週刊誌で作家がしれッと極端に偏向したことぶちまけちゃうやつ。狭い世界で見過ごされてたんですな……。
2015-07-05 14:35:19自分の反応が極端な拒否反応だったので、「近視って病なのかな?」と気になって調べてみた。参天製薬は「病的近視」ってのを解説してたが、「近視が病気」とはしてないな。 pic.twitter.com/HE8THK669t
2015-07-05 14:39:02「病気」ってのは「不調」のことで、その中でも「本人がほっとけないと思い、治さねばならないと考えるもの」であろうと思います。つまりなにが病気でなにが病気でないかは主観的な判断によります。 ですから、客観描写パートである(はずの)地の文で主観的な断定は避けたほうがいいのです。
2015-07-05 14:42:18@paperman_jihee 「近視を病気と思うも思わないも人それぞれなんだけど、それを(小説内の架空の世界とはいえ)客観的であるべき部分で主観的に断定するからには、反論食らう覚悟しとるんの!」ということでした。わかりにくくてすみませんでした〜。
2015-07-05 15:04:01@USAGI_koTENGU 作中、どの視点での発言(描写)なのかは小説において特に気を付けなければならないポイントなのかもしれませんね。ミステリなんかはそれを逆手に取るわけですし
2015-07-05 15:07:31