表象文化論学会企画パネル「『重力の虹』を読む」
- Cristoforou
- 5661
- 0
- 5
- 8
本日は表象文化論学会、於早稲田大学戸山キャンパスにお邪魔いたします。もちろん目当ては佐藤先生の『重力の虹』パネルなんだけど、『ガリヴァー』大好きっ子としては武田先生の話も超・楽しみ。 repre.org/conventions/10/
2015-07-05 14:38:26表象文化論学会やってるんだ→プログラムどんなかな→へえ『重力の虹』の発表があるんだ→そういえば新訳は上巻の途中で放置してた→よし読むぞ
2015-07-05 14:52:36#repre10 Pynchon Notesなんて雑誌あるんですね!! ham.miamioh.edu/krafftjm/pynch…
2015-07-05 16:33:41#repre10 佐藤良明先生がピンチョンに手紙でドイツについて問い合わせをしたら衝撃の返事が返ってきた話。これは佐藤先生とピンチョンの私信なので内容はヒミツです。
2015-07-05 16:40:03メタフィクション演劇論をめぐる佐々木敦のコメントがメタフィクション小説をめぐるその著書『あなたは今、この本を読んでいる』での問題意識と完全に通じていて、聞いていて気持ちがよかった。#repre10
2015-07-05 16:41:33#repre10 ハルツ山地の、重力の虹の舞台になったあたりはピンチョンが小説を書いた頃は東ドイツだった。ノルトハウゼンの写真というと、有名なロケット工場の労働力が倒れている写真が重要な情報源
2015-07-05 16:44:49#repre10 今のツイートは慌てたので意味不明でしたが、この写真です。ショッキングなので注意。ミッテルバウ=ドーラ収容所。 en.wikipedia.org/wiki/Mittelbau…
2015-07-05 16:46:32#repre10 ミッテルバウ=ドーラ強制収容所には政治犯や同性愛者なども含めたいろいろな人が犯罪者扱いで収容されていた。収容所はどんどん広がり、ロケットを作るための強制労働に従事させられていた。ベルリンには収容所の状態が悪くないことを示すためのニセ写真が送られたりしていた。
2015-07-05 16:49:05#repre10 書く時に東ドイツで実地調査できたわけではないが、行ってみるとピンチョンが小説に書いたとおりの施設があったりする。映画スタジオは入れてもらえなかった。表象でツアー組んで大人数で頼んだら入れてもらえるかも。という冗談
2015-07-05 16:54:49#repre10 近代小説らしくないというところとして、スロースロップが葛藤しない。勃起するとそこにロケットが落ちるという能力を持っているが、そういう迷惑な力について悩んだりあまりしないで大変無責任にいろんなところでセックスしている。近代的な自我とかは描かれてない。
2015-07-05 17:05:06#repre10 ガリヴァー旅行記の第三編って伝統的に評価が低いのか。SFみたいでおもしろいと思ったんだが。そしてこの発表では第三編を再評価してる。
2015-07-05 17:22:44