TL読書会：七夕記念・サイボーグ009『星祭りの夜編』

れに 🇫🇷 @iner_blau

#009星祭り編　読書会はじまるよー！ twitter.com/MRN0093/status…

まのでまりな❤️‍🔥 @MRN0093

@iner_blau れにさん釣れたーーおっ始めてー！*\(^o^)/*

2015-07-07 23:43:08

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表紙！ このジョーの表情がさー、憂いをおびた美少年っつーかんじで…点描銀河の繊細さと言い、少年漫画誌から始まりながら少女漫画に影響与えた作品なんだよねー、009 #009星祭り編 pic.twitter.com/wDaNnVGCMe

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@iner_blau 正直言って、この表紙だけで今回の物語の核の部分が全部表されてるようにも思う。あ、表紙とかポスターってそもそもそーゆーもんでした☆ #009星祭り編

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@iner_blau 表紙から続く見開き銀河に埋もれるように描かれたギルモア邸。 普段から寄る辺ない運命の00メンツなので、贔屓読者は若干の不安を感じます。 人間の営みを越えた壮大な物語を描くよ！っていう『フリ』だよね。 pic.twitter.com/yDiRnWnEz5

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@iner_blau 日本のひなびた田舎。横拡がりに切り取られた静かなランドスケープ。当所なく不安げな島村ジョー。 『神々篇』を彷彿とさせます。 pic.twitter.com/J4h12Yngz0

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1～２コマ目、モノクロなのに夕日の赤さと迫る夕闇が不安を煽ります。 そして、３コマ目のギルモア博士が夜空を愛で和む。 違う地域、別の時間軸が同じページに描かれてる。 画といい、話しの切り口といい、神々篇みたいですなー。 pic.twitter.com/6RdnJdUABP

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田舎の一本道を歩くジョーが少女と出会う。 おや？これは『ジュン』で多用された構図とシチュエーションです。 つまり少女は運命の人です。 永遠の恋人であり、兄弟のようでもあり、同時に母の身代わりです。 pic.twitter.com/bpzoB9AoXI

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贔屓読者の予感を肯定するように見開きで邂逅を描きます。 黄昏る背景が舞台美術のようです。少女が上手（かみて）ジョーが（しもて）。頑是ない女の子がジョーよりも目上に描かれてる！ 003の台詞を受けてジョーが母への想いを呟く。 pic.twitter.com/51wzNQtsWJ

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次ページ一齣目、ギルモア邸で銀河を眺めるシーンにジョーが居ます。背中の表情から心が安定してると判ります。 二駒目の台詞が被ってるので、田舎の方は思い出ですね。 「なぜここに」って私が訊きたいよ、しっかりしろ島村。 pic.twitter.com/Uw54MnrV24

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また、三駒目の子供連中を対岸に描いてる辺りが、島村ジョーの孤独な子供時代を象徴してる感じですなー。 『銀河鉄道の夜』の星祭りのシーンみたいでもありますね。 pic.twitter.com/ziAwBUB0vV

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このページ、ただただ美しい。夏の夜の草いきれまでもが伝わりそうな透明感。 擬音がなく、静かな動き。石ノ森表現の真骨頂ですねー pic.twitter.com/zUMqcJdh5S

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一齣目の少女の涙顔。石ノ森の特徴。独特の粘度を持った涙を描くんですね。そして表情、唐突に激しい悲しみに打たれて声も出ない。少女らしからぬ大人びた表情に描かれています。何故かと言えば短冊の願い(3)…衝撃を受けるジョー(4) pic.twitter.com/A1z1Z6SY7x

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この少女、運命の人であり、同時にジョー自身なんですね。 五駒目でそういった絵解きになっています。 ……おや？そういう話し、ありましたっけねー pic.twitter.com/A5doNWfJEK

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そうです！ザ・ディープ・スペース編　惑星００９です。 島村にとって母はイメージの存在なので自分と区別がつかないんんですね。 @MRN0093 pic.twitter.com/UZ9wlQSxYh

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次のアップも少女は屈託ない子供の笑顔でなく、不思議な笑顔に描かれてます。 少女はやはり上手に去るのですが…画面奥に向わせたり祭提灯の反射を足下に描いたりして、舞台然とした背景描写と相まって、雲に乗って上昇するかのようにも見える。 pic.twitter.com/1MPVqBvBDq

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母への思慕に翻弄されます。 会えないのだと改めて。 心のどこかで母の死を予感してるのかもです。 pic.twitter.com/WYjfE4Vwg1

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唐突な展開です！ 母への思慕と悲しみに暮れてたら宇宙に来ちゃったって……『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』のイントロみたいですね。でも関係ないです。すみません。 このイキナリ感も石ノ森の特徴です。チョイチョイやります。 pic.twitter.com/Qt469sYVqC

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リンチ版『デューン砂の惑星』でした。時代ですな。 003が唐突に登場。SF設定を説明し始める二人。 表紙→現在→旅の思い出（しかも母への思慕に引かれたインナートリップ）→インナートリップ中の白昼夢といった構造です。えーーー…… pic.twitter.com/pPx23Vodya

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お約束。それにしてもいつもと違った切羽詰まったエロスを感じます。 燃え上がる恒星をバックにしてるせい？ ここら辺のギリギリ感も神々篇思い出しますね。 pic.twitter.com/xSrsZHl4fb

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なんかもう目も当てられないイチャイチャぶりですが毎度毎度の御約束なのでご勘弁くださいwww　読者諸氏は、死んじゃうらしいって事だけ念頭に置いて頂ければ…。死を前に自棄になる9に3は「また会える」とイミフ発言。狼狽える９ pic.twitter.com/CMhteNYQ02

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オルフェウス星とエウリデュケ星って、コレ黄泉平坂の旅をしたギリシャ神話の夫婦ですよね。古事記のイザナギイザナミそっくりの話し。 「激しいエロスに満ちた種族云々」……んーーー痴話喧嘩が絶えなかったという解釈でおＫ？ pic.twitter.com/pc9DQ1K5UU

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このコマの003の台詞、「愛は永遠」とか「死を越える愛」とかは繰り返しシリーズ中に顕れますね。 噛み砕くと「愛の記憶は永遠で誰にも奪えない」とか、そういう意味かな？ pic.twitter.com/jle7M0oui1

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いつもの009と003と違うムードで贔屓読者は戸惑います。なんだか婚外恋愛の愁嘆場みたいですね。いやいやw私の心が汚れてるだけ！もっと状況は深刻です。 それにしても島村……重いよ！一人の女にそんなに背負わせんなよw pic.twitter.com/DN3gj5Wlcz

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別れを惜しむ恋人達は、自分達の文明と愛の終焉を記録したメッセージを宇宙に発信したようです。 宇宙版ボトルメールみたいなものですね。 pic.twitter.com/SisRHPUl9d

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あまりにも美しく描かれる恒星の終わり。 ヨミ編の終盤、宇宙の花火を思い出しますね。 pic.twitter.com/IJnziUCczZ

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