【忘れないために】2015年6月30日のTBSラジオ・Session-22のDaily News Sessionで取り上げた自民党・大西英男衆院議員のぶら下がりでの発言について、大西氏の記者とのやり取りの録音部分の書き起こしと、荻上チキさんの見解を整理してツイート。
2015-07-09 22:23:39続)◌ぶら下がりの音声(冒頭部分切れています) 大西:…本人の意図と違う報道の仕方をされることが極めて多いんだよ。 まず最初に申しあげるけど、私は一言も政治家や党が財界に圧力をかけてマスコミを懲らしめろ』なんてことは一言も言っていない。
2015-07-09 22:25:19続)大西:それが今そういう報道をされているでしょ。そんなことはない。 私が言わんとしたことは、政治家や政党がそういう言論の自由を抑圧するようなことを言ってはいけない、とはっきり言っているんだよこの中で。
2015-07-09 22:26:09続)大西:しかし百田先生が講師だから「百田先生、こういったマスコミの一部で、例えば朝日新聞の…」ここに朝日新聞の人いるか?…あの従軍慰安婦の捏造記事、これが世界を巡って、日本の名誉や信頼がどれほど傷つけられたかわからない。ね?
2015-07-09 22:26:44続)大西:或いは今の安保法制について、全く事実無根の、戦争に導く?或いは徴兵制?全く関係ないじゃない。 戦争に巻き込まれないための、抑止力を高めようとしているのに、そう報道している一部マスコミがある。こういうことを懲らしめなければいけないんじゃないか。
2015-07-09 22:27:22続)大西:マスコミのやりたい放題じゃないか。そういうことで「何かいいお知恵はありませんか?」と百田先生にお尋ねしたんだよ。勉強会の中で。何か問題がある?そしてまた問題があるというところだけどっかのテレビは報道しかねないから、私は敢えて言わないですけどね。そういうことですよ真意は。
2015-07-09 22:27:39記者:じゃあ大西代議士の口から広告料を無くした方がいいといった趣旨の規制をするような発言はないということですか? 大西:自由主義社会で、資本主義社会で広告料を無くすなんてことができるの?だから広告を出す企業は、自らの信念と良識に基づいて、選択をしなさいというのが私の気持ちですよ。
2015-07-09 22:29:07続)大西:日本の国を過てるような、そういった誤った報道をするようなマスコミに対して、私は広告を自粛すべきじゃないかなと個人的には思いますよ。 政治家として政治権力を使うとか、政党の力でそういうことをやるというのは、民主主義の根底を揺るがすこと。
2015-07-09 22:29:48続)記者:先生が勉強会の中で発言されたことっていうのは、問題があったとは思われないということですか? 大西:問題はあったとは思いませんけども、ただ我々政治家として、こういう誤解・曲解を与えるような発言、こうやって皆様に説明しなければわかってもらえないような発言は、…
2015-07-09 22:31:32続)大西:…今後慎んでいかなければいけないという反省はしてますよ。 ね?あなた達は勝手なところだけ自分達の思いでつまみあげて、そして自分たちの考えで記事を捏造することが…皆さん全てじゃないですよ…そういう方々もいらっしゃるということなんだよ。
2015-07-09 22:32:03続)大西:そういう新聞もあることなんで、私どもは極めてどんな角度から皆さんが追及しようとも、曲解しようとも、誤解を与えないように、これからね、気を付けていかなくてはいけないと思っていますよ。
2015-07-09 22:33:42続)記者:しかしあの、報道各社の取材ではですね、先生が「マスコミを懲らしめるには広告料収入が無くなることが一番だ。我々政治家には言えない。ましてや安倍晋三首相は言えない。文化人・民間人が経団連に働きかけてほしい」と。各社こういう風に報道しているんですね。…
2015-07-09 22:34:32続)記者:…裏付けを取ったうえでしているわけですよ。「働きかけてほしい」っていうのは、これは圧力をかけるように要請しているっていうことなんじゃないんですか? 大西:それはね、私の表現をよく聞いてほしいと思うんだけど、百田先生に質問をしているんですよ。・・・
2015-07-09 22:35:12続)大西:・・・そういう方法もあるんじゃないんですか?ということをお尋ねしているんですよ。ね?ですから「マスコミを懲らしめる」という発言は、ちょっと穏当を欠いていましたね。
2015-07-09 22:35:52続)大西:だけど、私達も腹が煮えたぎっているんですよ。それは日本の名誉を陥れ日本の信頼を傷つけた、朝日新聞の捏造記事。ね?朝日新聞は社会的な責任を何も取っていないじゃないですか。こんなことが許されるんですか?
2015-07-09 22:36:27続)大西:それによって世界の、これはね、皆さんの子どもたちの中で、あれですよ留学している子どもたち。「おい!あの従軍慰安婦!女性差別の日本人!」ってアメリカでいじめに遭っているんですよ学校やその他で。・・・
2015-07-09 22:37:23続)大西:・・・私どもが聞いているのは、朝日の記者も海外特派員の中でそうやっていじめに遭った子どもがいたということも聞いてますよ。ね?そういうことは許されていいんですか?
2015-07-09 22:37:56続)大西:マスコミだけが第三の権力?第一の権力?何も問われない。言論の自由という美名の下で、そういうことではね、日本の国を過つし、国民の尊厳・名誉が穢されると思うんですよ。私はそれについて申し上げた訳でございまして、私は極めて民主主義的な考え方を持ってます。
2015-07-09 22:38:42続)大西:言論の自由、表現の自由、そして多くのマスコミの人達がそれぞれの、自分たちの思想信条をどのように語ろうとそれは自由ですよ。それは民主主義社会の根本じゃないですか。それについて否定するような発言は一言もしてません。よく報道してくださいよ皆さん。
2015-07-09 22:39:15記者:すいませんあの、一部のマスコミがですね、懲らしめるためには場合によっては経団連などに働きかけをするというのはありだという風にお考えですか?
2015-07-09 22:40:08続)大西:私はそういう考えはありません。そういう方法もあるでしょう。ですから百田先生の、文化人のご意見を伺ったんですよ、質問したんですよ。私はそうすべきだというようなことを一言も言っていません。
2015-07-09 22:40:19続)記者:どうしてあのような質問をされたんですか? 大西:だから、マスコミにとって何が一番困るんですか?え?広告料収入が入らないことでしょ?ね?だからそういう意味では、そういう方法もあるんじゃないですかと、一つの方法論として私はお尋ねしたまでですよ。
2015-07-09 22:42:00続)記者:そういう方法論を考えていらっしゃるんだったら、言論の自由を規制しようという考えがあるということなんじゃないんですか? 大西:だから、全くないんですよ。日本国憲法の中で、言論の自由を規制するなんてことができるはずないでしょ?そしてまたそんなことはあってはならないことですよ
2015-07-09 22:43:09