電撃ゲームスの2010年を振り返る
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とにかく電撃ゲームス(以下、電ムス)は毎号大変だった。制作が。月刊誌なのに、なんでこんなに大変なんだろうと、いろいろ考えたが、とにかくページが多かったのが最大のポイント。さらに当初はとにかく文字が多くて、読んでくれる方も大変だと思うけど、作っているほうも大変だった #dgames
2010-12-31 06:25:55あまりに毎号大変過ぎて、さすがに文字を減らしていこうとか、レイアウトをもっとシンプルにしようとか、デザインをスタイリッシュにしようとか、毎号いろいろ検討し、途中途中でさまざまな変化を見せていった #dgames
2010-12-31 06:26:48この毎号の変化は、読者の方にとって、迷走しているとか、そういう風に映ったと思うのだけど、作っている僕達としては、よりよいものを模索するうえで必須のことだった。電撃ゲームスとしての明確な形を作り上げるまでは、毎号リニューアルぐらいの気持ちで、いろいろと模索したわけだ #dgames
2010-12-31 06:28:14電撃ゲームスが立ちあがったのが、去年(2009年)の9月。この号以降、毎号を見なおしてみると、デザイン面やネタの変化がよくわかる。私達が目指したのは、電撃ゲームスでしか読めないことって何だろう、ゲームユーザーが求める情報ってなんだろうという、当たり前のことだった #dgames
2010-12-31 06:30:31もっとも手っとり早かったのが、電撃ゲームスでしか読めないことを生むうえで、インタビューを増やすことだった。インタビューは聞き手の能力や聞くテーマに依存するので、独自性を強く出しやすい記事である。何号かすると、インタビューがなんとなく増えていく様子がわかると思う #dgames
2010-12-31 06:31:46ただ、インタビューだけではどうしても独自性を強く出しきれなかったので(やり方によっては独自性を強くだせたはずだが、その手法はとらなかった)、いろいろと企画を模索した。その過程で生まれたのが、ゲーム記事ではない企画だった。たぶん作り手側として、 #dgames
2010-12-31 06:33:24ゲーム記事以外も作ってみたいと言う欲求が編集部にあったんだと思う。そうこうして、megane特集やペット特集(違ったかも)、ガンダム特集、電車でGO!に絡めつつ、山手線の立ち食いソバやをめぐる、みたいな普通だったり変だったりする企画が立ちあがっていった #dgames
2010-12-31 06:34:30そうこうするうちに、ゲーム記事も一層独自性が生まれるようになり、ニーアやソラトロボなどで、電撃ゲームスでしか本当に読めないコンテンツを実現できる運びとなった。この2つのタイトルにおいて、ゲームメーカーさんをはじめ、クリエイターさんや作家さんには本当に感謝しています #dgames
2010-12-31 06:35:55特にニーアは、小説部分が本当に素晴らしくて、ゲーム自体も盛り上がって、ゲームメディアとして記事を作れて本当によかったと実感した企画だった。書籍にした際もユーザーの方に好評をいただけた。電撃ゲームス、電撃PSの企画を連係させた書籍となり、プロジェクトとしても成功した #dgames
2010-12-31 06:38:18一方のソラトロボは、いろいろとバンダイナムコゲームスさんと組ませていただき、サイバーコネクトツーさんにもご協力をいただき、設定情報とインタビューを中心とした大ボリュームの独自企画が実現できた。記事を作っていたのはアラケンだったが、彼自身も充実して記事を作っていた #dgames
2010-12-31 06:39:28ソラトロボで印象的だったのは、サイバーコネクトツーさんの開発スタッフのみなさんが、本当にソラトロボを愛していて、九州におじゃましたときも、みなさんが一丸となって、楽しんでゲームを作っている姿がリアルに実感できた。これは本当に感動したことであり、 #dgames
2010-12-31 06:41:10記事を作っていた僕達も、こういう人達が作るゲームをプッシュできて幸せだと、アラケンと話したのを記憶している。一部店頭で配布したソラトロボの小冊子に関しても、私達の記事を使ってもらえたのも素晴らしい思い出。記事のクオリティを評価されたんだと思う。 #dgames
2010-12-31 06:42:26そうこうするなか、他にもいろいろタイトルがでてきて、個々のタイトルで徹底的に独自企画を作っていく流れができてきた。MHP3においても、ロングインタビューなどを敢行し、開発スタッフの方々にも協力をいただいて、電撃ゲームスでしか読めないインタビューができたと思う。 #dgames
2010-12-31 06:43:27一方、ゲーム以外のエンタメ記事もちゃくちゃくと新しいことをやろうとしていた。ガンプラ工場の体験記事などは、その端的な例。これを形にできたことで、私達はエンタメについても、ちゃんと記事を作れるんじゃないかと、確信に近いものを持てた #dgames
2010-12-31 06:44:36こうして、さまざまな流れを経て、今年11月にリニューアルの運びとなる。今までの電撃ゲームスのよい部分を残しつつ、新たな切り口のエンタメも混ぜ込んだ、ゲームとエンタメが融合した雑誌を「電撃」が作ったらこうなる! これがコンセプトだった。そして、今にいたる。 #dgames
2010-12-31 06:45:44私自身は最近は特に記事を担当していないが、世の中の誰もがやっていないことを記事にしようと思い、編集長座談会や攻略本座談会、プロゲーマーの田原さんとの対談(対談相手は実は私)など、いろいろぶっちゃけ気味のものを担当してみた #dgames
2010-12-31 06:47:15なんて、今年を振り返ってみました。今思いついた範囲のことを書き散らかしてしまいました。今までの号を見ていくと、もっといろいろ思い出すとおもいますが、このあたりで。駄文の連続、本当に申し訳ないです。 #dgames
2010-12-31 06:50:00皆様、残り1日、健やかにお過ごしください~。私は仕事に戻ります~。もちろん、電ムスは来年もがんばります! #dgames
2010-12-31 06:50:15そうね RT @dengeki_nomura: こういうことはツイッターじゃなくて、ブログにまとめるべきですね。今気づきました。反省 #dgames
2010-12-31 10:09:58