- eighter_rieko83
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村上信五 1 『今から行っていいですかぁ?』 電話から聞こえたんは、明らかに酔っとる声。 もう日付が変わろうとしとる時間。 「えぇけど、気ぃつけて来いよ?」 あんまり飲めんくせに、また誰かに付き合わされたんかな? 程なくして彼女が到着した。 やっぱり…だいぶ酔っとる…。
2015-06-09 23:37:462 フラフラの彼女を支えながらソファーに連れて行く。 急いでキッチン行って、冷蔵庫から冷えたミネラルウォーターを取って来る。 「ほれ、飲んどきや。」 『…いい…。』 そう言って抱きついてくる。 「おー、なんやなんや。」 頭を優しく撫でて、もう1回。
2015-06-09 23:38:013 「水飲んどかんと、明日辛いかもしらんでぇ?」 『…ん…。』 ゆっくり身体を離すとやっと言う事聞いて、俺から水を受け取る。 ペットボトルはあっという間に半分に減った。 なんや、喉乾いてたんやん。 「誰と飲んだんや?」 『担当の先生と…先生の奥さまが色々作って下さって…。』
2015-06-09 23:38:154 「あー、前も付き合わされた先生か?」 『ん…そう。今日も焼酎ロックで飲まされて…。』 こいつ飲まれへんのに…。 がんばって付き合ったんやなぁ…。 「おー、よぉがんばったな?」 頭をポンポンしたる。 『…信五さん…ご褒美くれる…?』 「ごっ、ご褒美っ?!」
2015-06-09 23:38:285 もー、そんなんエロイことしか思い浮かばんぞ、男は。 しかし、こいつに限って…あれ? …あれれ?? 抱きついてきて…やらかい2つのお山がめっちゃ当たっとんで? …俺が思ったご褒美で、正解ってことかぁ? 恐る恐る…ちょっとイヤらしく、背中に手を滑らせてみる。
2015-06-09 23:38:406 少しだけビクッと反応したかと思うと、俺の腕の中でそっと顔を上げる。 その上目遣いに目を合わせる。 やばい…めっちゃ色っぽい顔になっとる…。 いつの間にこんな表情するようになってん…。 堪らず彼女の頬に手を当て、そっとキスをした。 『んっ…ん…、』 あまい声が漏れる。
2015-06-09 23:38:537 『信五さん…遠慮してる…。』 「はぁっ?遠慮ってなんやねん?!」 『いつも腫れ物触るみたい…もっと…好きなようにしていいのに…。』 「おまっ…好きなよぉにって…。」 『私のエッチはやっぱりつまんないですか?』 「おまっ…!…あのなぁ…、」 彼女の頬を優しく撫でる。
2015-06-09 23:39:018 「おまえが大事やから、大切に扱っとるだけやろ…そういう意味では、確かにおまえは“腫れ物”や…それじゃあかんのか…?」 『信五さん…。』 「あー泣くな泣くな!目ぇ腫れてまうぞ!」 そう言うと、下唇噛み締めて眉間に皺寄せて泣くの我慢しとる。 これがちょっとブサイクでかわえぇ。
2015-06-09 23:39:099 「ふはは!なんちゅう顔しとんねん!」 『だってぇ…しんごしゃんがぁ…、』 「ははは!すまんすまん!笑顔の方がかわえぇっちゅーこっちゃ!ほれ、笑わんかい!」 ほっぺを摘んで軽く引っ張る。 『ひんごひゃん…いひゃい…。』 「ふはははは!」 とりあえず涙は止まったらしい。
2015-06-09 23:39:1710 摘んでたほっぺを自由にして、軽く撫で撫でしたる。 『…しんごさぁん…、』 「ん?なんや?」 『…キス…していいですか…?』 「へっ?!」 自分からしたいってことぉ?! なんや顔真っ赤にしてそんなん…めーっちゃかわえぇやんけ! 「えぇよぉ?はい、どーぞ。」
2015-06-09 23:39:2811 胡座かいたまま、両手を後ろに組む。 俺なりのお好きにどーぞポーズ。 PKん時のディフェンスみたいな感じやな。 この場合守ってへんけど。 彼女が膝立ちになって、俺の首に手を回した。 ゆっくり近付いて来て、唇が触れる。 少しだけ離れて、目と目が合う。
2015-06-09 23:39:4312 これで終わりかなーって思ったけど、またすぐに唇に感触が。 さっきより強く巻きついてきて、身体が押し付けられる。 あー、それはイエローカード…いや、もぉレッドカードちゃうー? 反則も反則やでぇ。 じゃ俺もハンド…。 彼女の身体に手を回して、背中、腰、お尻を撫でた。
2015-06-09 23:39:5113 彼女のキスは、だんだん深くっていって…教えた俺がびっくりする程。 ホンマにぃ…よそで練習とかしてへんやろなぁ…? とか考えとったら、そのまま彼女が俺を押し倒して、上に乗っかってくる。 えぇーもぉー、俺されるがままやーん…! いやっ!攻撃大事やで!!
2015-06-09 23:39:5814 服の上から胸を撫でる。 『んっ…、』って甘い声漏らして、身体がピクっと反応した。 あかん、これあかん!! ガッと抱きしめて、そのまま身体を反転させる。 彼女の背中を床に押し付けて、“腫れ物”発言撤回な荒々しいキス。 やってもー、無理矢理スイッチ押されてんもん…。
2015-06-09 23:40:0815 そのまま彼女の服の釦を外していく。 唇から離れて首筋に顔を埋める。 『し…んご、さぁん…、』 「…なんや…?」 『なっ、なんかっ…、』 「なんやねん…?」 『…きもち…』 「えぇの…?」 『…きもち…わるい…。』 「…はっ…?」 顔を上げて彼女を見る。
2015-06-09 23:40:2016 また眉間に皺寄せて、涙溜めとる。 これは…さっきまでとは違う意味であかんやつ…! 「ここじゃあかん!」 慌てて彼女の身体を起こして、トイレへ連れて行く。 『ウッ…しん、ごさ…ぜったいこっち見ないでくださ…ウッ…。』 「はいはい、見てへんから、もー全部出してまえ…。」
2015-06-09 23:40:3117 少し離れて彼女の背中を摩る。 俺の無理矢理押されたスイッチはもー、グラッグラですわ…。 完全に壊れよりましたわ…。 これまさか、明日になったら“おぼえてません!”パターンやないやろなぁ…? まぁもちろん…思い出させたるけどな…! スイッチあほなってんから………………!
2015-06-09 23:40:4518 ―――――― 時計の針は早朝を示しとった。 彼女は俺の腕ん中でまだスヤスヤと寝息をたてとる。 俺の壊れたスイッチは眠ったから治る…なんて、そんなわけもなく。 それどころか、朝なんとかってやつでスイッチ入りまくり。 気持ちよさそに口半開きの彼女が、それだけでエロぅ見える。
2015-07-07 22:25:5419 これはもー、かなりの重症や。 俺、そんな溜まっとったかな? いや…きのうの彼女のせいや…。 『…んっ…、』 色っぽく聞こえる声出しながら、俺の腕ん中で寝返りをうった彼女。 あー、顔見えへんくなった…思ったら、腕枕状態だった俺の手にしがみつくようにしてくる。
2015-07-07 22:26:0820 抱き枕かなんかと勘違いしとるんか? って、あれ…? その腕に柔らかい感触が…。 乳、めーっちゃ当たっとるやん…。 つか、こんなに敏感に感じ取るとか…もー…中学生みたいやん、俺。 半ば無意識で彼女を後ろから抱き締めた。 そして、うなじにチュッとしながら、胸を撫でた。
2015-07-07 22:26:1921 服着とる時には想像できんかった着痩せする、柔らかくて大きめな胸。 すぐに服の上からじゃ物足りんくなって、服の下に手を潜らせる。 ブラをずらして先端を摘んで刺激した。 さらに首筋を舐めると、彼女から声が漏れた。 『うっ…ん…、しんごさ…?』 あ、起きてもーた。
2015-07-07 22:26:3222 彼女がしがみついとった腕が軽くなって、自由がきくようになる。 その手で彼女の顔を撫でて、優しく後ろ向かす。 まだ寝起きのトロンとした目と、相変わらず半開きの口。 顔はほんのり赤なってて、どー見ても誘っとるとしか思えん。 一度チュッと軽く唇合わせて、そのまま深くキスをする。
2015-07-07 22:26:4523 彼女が身体ごと振り返って、なおも深いキスを求めてくる。 あーもーたまらん…。 すぐにでも彼女ん中入りたい…。 きのうの服のまんま寝とった彼女。 スカートを捲って荒々しく下着を脱がした。 いつもならゆっくり溶かしてくのに、いきなり片足を腕にかけ上げて、俺のを擦り付けた。
2015-07-07 22:26:5724 少し潤んだだけ…でも、とにかく待てん…。 「ごめん…あかんわ…、」 ベッドに背中を押し付けて、彼女を見下ろすと、すぐに彼女の中へ。 『…んっ…んっ…あっ…!』 滑り悪かったのに強引に入りきると、自分勝手に動いた。 動きながら上衣を捲くって、見えた胸に吸い付く。
2015-07-07 22:27:1325 少しづつ高く大きくなる彼女の声を、塞ぐようにキスもした。 いつの間にか緩やかに動けるようになってて、いやらしい音も聞こえる…。 「俺…もーあかんわ…。」 『んっ…。』 小さく頷いた彼女をギュッと抱き締めながら、めちゃくちゃに彼女を揺らした…。
2015-07-07 22:27:28